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2010年の活動

全日本ジュニアテニス選手権U-16・18 東北信予選

5月2日(日)~4日(火)
南長野運動講公園
東和田運動公園

シングルスで男子4名、女子7名 計11名が県大会進出

【男子シングルス】
   萩野翔也 市村彬光 渡辺文也(予選免除) 渡辺洋平(予選免除)
【女子シングルス】
  中島瑛里  関谷明音  佐藤麻絵  滝沢あずさ  石田菜摘
  小林世奈  下田さや香(予選免除)

ダブルスで男子3ペア、女子5ペアが県大会進出

【男子ダブルス】
  渡辺洋平・市村彬光   萩野翔也・興津健太郎   渡辺文也・山浦 颯
【女子ダブルス】
  下田さや香・中島瑛里  関谷明音・中林未来 
  丸山妃都美・宮澤亜季  神戸友野・石田菜摘  
  佐藤麻絵・滝沢あずさ

県大会は、6月26日(土)・27日(日)、シングルス64ドロー・ダブルス32ドローで行われます。
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       ※詳しい結果は、長野県テニス協会のHP をご覧ください。

高校総体北信大会

5月8日(土)・9日(日)
  15日(土)・16日(日)
南長野運動公園

団体戦は、男女アベックで準優勝! 

2010hokushinsoutaidanshidantai.JPG  15日(土)に行われた団体戦。男子は第2シード、女子は第1シードからのスタートだった。男子は、初戦の長野東(D:興津健太郎・藤沢靖也、S1:渡辺文也、S2:渡辺洋平)、次の須坂東、準決勝の長野吉田を2-0で下し(D:興津健太郎・萩野翔也、S1:渡辺文也、S2:渡辺洋平)、難なく決勝に駒を進めた。決勝の相手は、秋の新人戦でも決勝で敗れた長野日大。3面展開で行われた試合は、S1の渡辺文也が、長野日大のS1に対して善戦し、つねにリードを奪いながらの試合を進めたが、その間にS2の渡辺洋平が2-6で敗れ、Dの興津健太郎・萩野翔也も3-6で敗れてしまい、対戦成績0-2で敗退となった。渡辺文也が粘りのテニスで5-3とリードしていただけに惜しい敗戦となったが、県大会につながる決勝戦らしい戦いぶりだったと言える。

2010hokushinsoutaizyosidantai.jpg 女子は、Dに中島瑛里・関谷明音、S1に下田さや香、S2に佐藤麻絵を配して団体戦に臨んだ。初戦の市立長野、次の長野西を、男子と同様に難なく下して決勝戦に駒を進めた。決勝戦の相手は屋代高校。女子団体戦は、高校総体の北信大会では3年連続で優勝しており、この決勝戦には4連覇がかかっていた。しかし、屋代高校には、この4月に県内でもトップクラスの実力を持つジュニア選手が入部しており、先週行われた個人戦シングルスでも、優勝と準優勝は屋代高校の選手が占めており、昨年のように簡単に勝てる相手ではなかった。3面展開で行われた試合は、ダブルスが接戦をしている間に、S1の下田が2-6で、S2の佐藤が3-6で負けてしまい対戦成績0-2で敗戦となってしまった。S2佐藤の相手は、先週の個人シングルスで優勝した1年生ジュニア選手だけに厳しい展開が予想された。それに対してS1の下田の相手は、個人戦シングルスでも対戦し、接戦の末に敗退した相手であっただけに、試合展開によっては、ダブルスとS1で勝利できる可能性も考られた。しかし、想像していた以上に相手選手の調子が良かった。結果的に連覇の夢が阻まれ、とても悔しい敗戦となったが、県大会に向け、また、新人戦に向けて、選手たちは固くリベンジを誓いあった。

個人戦ングルスで男子2名、女子4名が県大会進出

2010soutaizyoshidaburusu1.JPG 団体戦の1週前(8・9日)に行われた個人戦シングルス(各学校から8名がエントリー)。中野西男子は、渡辺文也、渡辺洋平、萩野翔也、興津健太郎、市村彬光、藤沢靖なり、笹岡俊哉、下田真宙が出場。女子は、下田さや香、中島瑛里、佐藤麻絵、関谷明音、滝沢あずさ、丸山妃都美、石井亜耶、宮澤亜季が出場した。ほとんどの選手が初戦を勝ち抜き、結果的に、男子では渡辺文也(7位)と萩野翔也(8位)の2名が、女子では下田さや香(3位)、中島瑛里(5位)、滝沢あずさ(6位)、関谷明音(8位)の4名が、県大会への出場(男女それぞれベスト8)を決めた。男子では、渡辺文也が2年連続の県大会出場を果たし、女子では、県大会出場枠の半分を中西勢が占めた。

個人戦ダブルスで男子1ペア、女子4ペアが県大会へ

2010hokushinsoutaizyoshidaburusu2i1.jpg 団体戦の翌日(16日)に行われた個人戦ダブルス(各学校から6ペアがエントリー)。中野西男子は、萩野翔也・興津健太郎、渡辺文也・山浦 颯、渡辺洋平・市村彬光、藤沢靖也・下田真宙、笹岡俊哉・矢野 彰、内山晃太・荒井 翔が出場。女子は、下田さや香・中島瑛里、佐藤麻絵・滝沢あずさ、関谷明音・中林未来、丸山妃都美・宮澤亜季、石田菜摘・小林世奈、石井亜耶・坂口世玲奈が出場した。すべてのペアが初戦を突破し、男子では渡辺文也・山浦 颯ペアが8位で県大会への出場を決め、女子では、下田さや香・中島瑛里ペアが優勝、佐藤麻絵・滝沢あずさぺアが3位、関谷明音・中林未来ペアが7位、石田菜摘・小林世奈ペアが8位で県大会への切符を手に入れた。優勝した下田・中島ペアは、圧倒的な強さを見せて優勝だった。決勝までの5試合で落としたゲームはわずか4ゲームだけ。決勝戦も、シングルスで優勝・準優勝した屋代高校のジュニア選手2人のペアを6-3で撃破しての完全優勝。最後の北信総体に有終の美を飾った。また、シングルス同様、女子は県大会出場枠の半分を中西が占める結果になった。

  県大会は、6月4日(金)~6日(日)、南長野運動公園で行われます。
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         ※詳しい結果は、北信高校テニスのHPご覧ください。

高校総体長野県大会

6月4日(金)~6日(日)
(団体戦)
南長野運動公園

男女団体戦そろってベスト8! 

 団体戦は4日(金)に行われた。男子の初戦は野沢北。1面展開で行われた試合は、まずダブルスの萩野翔也・市村彬光のペアが6-3で勝ち、続くS1渡辺文也が6-1で相手を圧倒して勝負を決めた。S2の渡辺洋平も6-2で勝って、対戦成績3-0で2回戦に駒を進めた。組み合わせ上、第8シードの位置にいたため、2回戦は第1シードの松商学園との対戦となった。・・・松商学園はやはり強かった。2面展開で行われた試合は、ダブルスの萩野翔也・興津健太郎が8-1で敗れ、S1の渡辺文也も8-0で圧倒されて完敗。対戦成績0-2で敗退した。しかし、松商学園が予想通り優勝したために、中野西は3位決定トーナメントにまわれることになった。3位決定トーナメントの1回戦。相手は伊那弥生ケ丘。ジュニア選手の1年生が加わり、昨年よりも層に厚みが出た強豪校との対戦となった。中野西は、ダブルスに萩野翔也・興津健太郎、S1に渡辺文也、S2に渡辺洋平という布陣で臨んだ。試合は3面展開で行われたが、ダブルスの萩野・興津が弥生のジュニア選手のペアと競り合っている間に、S1の渡辺が2-6、S2の渡辺が3-6で敗れてしまい、対戦成績0-2で試合終了。結果的に、伊那弥生ケ丘が北信越出場枠の3位以内に入ったことを考えれば、善戦したと言えなくもないが、勝てていれば、中野西に北信越出場のチャンスが巡ってきていたはずで、そう考えると悔しい敗戦であった。

 女子団体戦は、非常に苦しい組み合わせだった。初戦は、中信地区3位の松本県ケ丘だったが、中信地区予選にケガで2番手の選手が出場できなかったために、中信地区3位で県大会に出場してきており、今回の県大会にはその2番手の選手が復調しているために、実質的には中信地区2位格の実力校との対戦であった。中野西は、ダブルスに中島瑛里・関谷明音、S1に下田さや香、S2に佐藤麻絵という布陣で臨んだ。1面展開で行われた試合。まずダブルスの中島・関谷が6-2で危なげなく勝って、S1の下田にバトンを渡した。S1下田の相手は、過去何度か対戦しており、接戦はあるが、まだ勝ったことのない相手。しかし、全国選抜を含めて冬以降に積み重ねてきた練習と経験を考えれば、勝てる可能性も充分に考えられた。試合開始早々、下田が2ゲームを連取した。しかし、そこからの相手選手が強かった。結局、逆に6ゲームを連取されて2-6で敗退。対戦成績1-1でS2の佐藤に勝敗がかかることになった。佐藤の相手は、ケガで中信予選に出場していなかった2番手の選手。練習試合でも勝てていなかっただけに、厳しい試合展開が予想された。しかし、試合が始まると、予想していた以上に相手選手の動きが鈍く、佐藤がつねにリードする形で試合が進み、結果的に6-1で勝利。対戦成績2-1で2回戦に進出することができた。2回戦の相手は、南信地区優勝の岡谷東。昨秋の新人戦(選抜)県大会では、中野西が逆転勝ちで勝った相手だけに、岡谷東のリベンジに燃える気持ちは相当強いと思われた。しかも、ダブルス、シングルスともに実力は中野西とほど同レベル。どちらが勝ってもおかしくない試合だった。2面展開でおれた試合。ダブルスの中島・関谷が思わぬ不調で、相手にリードを許す展開の中でまさかの敗退(3-8)。S1の下田も試合前半は大きくリードをしていたものの、次第にゲーム差を縮められて7-7に。結局、そこから粘りを見せた下田が2ゲームを連取して9-7で辛勝。対戦成績が1-1となった。ダブルスの後に試合に入ったS2佐藤は、好調にリードしながら7-4まで試合を進め、あと1ゲームで中野西の勝利が決まるはずだった。しかし、中盤から相手選手のミスが減り始めたのと同時に、高い気温のなかで体力的に佐藤が苦しくなり始め、次第にゲーム差を縮められて、タイブレークにまでもつれ込んでしまった。タイブレークに入ってからは、佐藤の体力は限界に来ていた。結局、タイブレークは1ポイントも奪えず、8-9でまさかの逆転負け。対戦成績1-2で中野西女子団体戦は終了した。

 北信越大会出場を目指して頑張って来ただけに、悔しい敗戦となった。試合後の選手たちの落胆ぶりは筆舌に耐え難いものがあった。しかし、“全国選抜”出場を成し遂げるまでに中野西テニス部を引っ張った現3年生の功績は、言うまでもなく非常に大きいものだ。総体団体戦の敗戦は、現2年生にとっては、自分たちの“選抜大会”に向けた新しいスタートのきっかけとなったはずである。先輩たちが残してた大きな功績を乗り越えるために・・・。

            ※詳しい結果は、長野県高校テニスのHPご覧ください。

全日本ジュニアテニス選手権長野県予選

6月26日(土)・27日(日)
浅間温泉テニスコート

 男子シングルスには、渡辺文也、萩野翔也、市村彬光、渡辺洋平の4人が、女子シングルスには、下田さや香、中島瑛里、関谷明音、佐藤麻絵、滝沢あずさ、石田菜摘、小林世奈の7人が出場した。このうち、男子では渡辺文也が初戦を突破し2回戦に進出したが、残りの3人は初戦で敗退。女子では、下田さや香、中島瑛里、滝沢あずさが以外の4人が初戦で敗退。中島・滝沢も2回戦で敗退したが、下田さや香は3回戦に進出し、最後の大会でベスト16入りを果たした。男子ダブルスには、渡辺文也・山浦 颯、萩野翔也・興津健太郎、市村彬光・渡辺洋平、内山晃太・荒井 翔の4ペアが出場した。このうち渡辺・山浦、市村・渡辺の2ペアがベスト16入りを果たした。女子ダブルスには、下田さや香・中島瑛里、関谷明音・中林未来、佐藤麻絵・滝沢あずさ、丸山妃都美・宮澤亜季、石田菜摘・神戸友野の5ペアが出場した。このうち、ベスト8入りを期待された下田・中島は、初戦で松商学園のペアにまさかの敗退。しかし、佐藤・滝沢が健闘しベスト16入りして一矢を報いた。


           ※詳しい結果は、長野県テニス協会のHP をご覧ください。

国体北信予選

7月10日(土)・11日(日)
南長野運動公園
東和田運動公園

男女それぞれ1名が県大会へ 

 県大会への出場枠は、男子8名、女子6名。特に女子の出場枠は、数ある大会の中で最も少ない。そんななか中野西勢は、6ブロック中4ブロックでブロック決勝まで駒を進める健闘をし(佐藤麻絵、滝沢あずさ、石田菜摘、小林世奈)、佐藤麻絵がブロック決勝を制して県大会出場を決めた。また、男子では、渡辺洋平が県大会への出場権を手に入れた。
      ※詳しい結果は、北信高校テニスのHPご覧ください。


7月18日(日)

 梅雨明け直後の猛暑のなか、東御市中央公園テニスコートで、上田染谷丘と練習試合を行った。上田染谷丘の女子チームには、2年生のジュニア選手に加えて、新たに今年度3人のジュニア選手が入部しており、一気に選抜大会で上位を狙える存在になった。昨年、一昨年に次いで北信越大会を目指す中野西にとっては、大きな壁になることが予想される難敵。ジュニア選手以外の選手層を分析するうえでも重要な意味を持つ練習試合だった。また、男女とも新チームになって初めての練習試合であり、選手たちは意気込みを持って練習試合に臨んだ。試合の結果は、男子はほとんどの試合で中野西の選手が勝利したが、女子では、やはり4人のジュニア選手との力の差がはっきりしている部分もあり、それらの選手に勝てる試合は多くなかった。しかし、ジュニア選手以外には中野西の選手がほとんど勝利しており、今後の課題を浮き彫りにすることは充分にできた。今後の選手たちの頑張りに期待したい。新チームはまだスタートしたばかりだから・・・。

中野市民テニス大会

7月19日(月)
一本木テニスコート
 毎年、参加している中野市民テニス大会(ダブルス)。女子は、2年連続で中野西のペアが優勝しており、3連覇がかかる大会となった。結果は、女子で佐藤麻絵・滝沢あずさペアが優勝を果たした。また、男子でも1年生の小林稜平・中学2年の赤塩 望ペアが、中野西の2年生や大人たちを破って優勝した。

合同練習試合

7月24日(土)・25日(日)
信州スカイパーク
 24日(土)に女子、25日(日)に男子、それぞれ数校ずつがスカイパークに集まって、選抜大会形式での練習試合を行った。24日(女子)に集まったのは、中野西の他、伊那弥生ケ丘、松本第一、豊科、岡谷東、上田染谷丘の6校。中野西は、最後の対戦となった上田染谷丘戦まで無敗。染谷丘も同じく無敗。5対戦目はお互い無敗同士の対戦となった。試合は3年展開で行われたたが、S1の佐藤麻絵が敗れ、D1の小林世奈・石井亜耶の試合、S2の滝沢あずさの試合がもつれるなかで、急に雲行きが怪しくなって雷鳴が轟き始め、大粒の雨が一気に降って来て試合は即刻中止。染谷との対戦は、またの機会にお預けとなった。25日(男子)に集まったのは、中野西の他、伊那弥生ケ丘、松本第一、豊科、伊那北、上田西の6校。このうち、2年生の層が最も厚い松本第一がやはりダントツで強かった。中野西も0-5の完敗。しかし、松本第一以外の学校には、4-1あるいは3-2のスコアで勝て、県大会までに、松本第一の戦力に、どこまで近づけるかが今後の課題として浮き彫りになった。

ながのサマージュニア大会

8月2日(月)~4日(水)
南長野運動公園
 U-16・U-18の男子シングルスは2日・3日に行われた。U-18では、渡辺洋平がベスト8、内山晃太がベスト16入りを果たした。U-16では、岩本 陸がベスト4に入った。女子シングルスは3日に行われ、U-18では石井亜耶が、長野日大、上田染谷丘のジュニア選手を相次いで破ってベスト8入り。佐藤麻絵、滝沢あずさ、小林世奈もベスト16に入った。U-16では、元田彩貴がベスト4入りを果たした。

 ダブルスは、男女とも4日に行われた。男子U-18では、内山晃太・荒井 翔ペア、吉田高校の選手と組んだ渡辺洋平のペアがベスト8。U-16では岩本 陸・阿部大輝ペアが見事優勝し、荒井和貴・畔上慎也ペアもベスト4に入った。女子U-18では、佐藤麻絵・滝沢あずさ、石井亜耶・石田菜摘、坂口世玲奈・有賀 菫の3ペアがベスト8に入り、U-16では、元田彩貴・草間美来ペアが準優勝した。

全日本ジュニア選抜室内 東北信予選

8月5日(木)・6日(金)
南長野運動公園
東和田運動公園  

男子1名、女子6名が予選突破! 

 県大会は64ドローで行われるが、そのうち32人分は予選免除者。中野西からは女子で佐藤麻絵、滝沢あずさが予選免除(県大会ストレートイン)となった。県大会への出場枠は、東北信地区、中南信地区それぞれ16。16ブロックの優勝者が県大会への出場権を手に入れることができる。

 中野西からは、男子15名全員、女子14名(佐藤・滝沢を除く)が出場した。男子では、渡辺洋平がブロック決勝でさえも6-0という圧倒的な強さを見せて県大会への切符を手に入れた。男子1名の県大会出場は少ないように見えるが、今年度は特にジュニア選手の層が厚い状況のなか、内山晃太と小林稜平がブロック決勝まで進出する健闘を見せた。

 女子では、16のブロック中、実に9ブロックで中野西の選手がブロック決勝に進出した。このうち、鈴木陽菜、島田美帆、元田彩貴の3選手は敗れたが、石田菜摘、小林世奈、中川あかね、坂口世玲奈、石井亜耶、有賀 菫の6選手がブロック決勝を制して県大会出場を決めた。佐藤と滝沢を入れると8名の県大会出場者となり、おそらく松商学園に次ぐ人数になると思われる。

       ※詳しい結果は、長野県テニス協会のHP をご覧ください。

強化合宿

8月8日(日)・9日(月)
木島平村やまびこの丘

 8日(日)・9日(月)、1泊2日でクラブ員全員参加の強化合宿を行った。昨年は軽井沢のクレーコートで行ったため、雨にたたられて丸1日つぶれてしまったことから、今年は木島平村やまびこの丘にある人工芝のコートで実施した。初日は、新潟県長岡市にある中越高校が練習試合にやって来たため、終日試合となった(女子は中越高校の人数が少なかったため、試合と並行して練習)。10面のコートをフルに使うことができたため、1人約5試合を消化。全体的には、男女とも中野西が勝った試合が多かったが、個々の試合を見るとそれぞれ多くの課題が残る内容で、そういう意味では、強化合宿らしい1日となった。

 2日目は、基本練習~応用的な練習を段階的に実施。前夜のミテーィングで話題にした“ねばり強いテニス”を念頭に入れた練習メニューに時間を割いた。また、4時半頃からは、ダブルスのゲーム(負けたペアは背後の山の斜面(冬はスキー場になる)を駆け登るペナルティ)を行い2日間の練習を閉じた。

 天候にも恵まれ、特に2日目は、早朝練習から夕方6時まで、みんな“みっちりテニス”をした。最後は男女それぞれで円陣を組んで合宿終了。技術的な強化が目的ではあったが、クラブ全体の一体感も高めることができた。

新潟フェスティバル

8月10日(火)~12日(木)
南魚沼市塩沢テニスコート

 十日町市営テニスコート  強化合宿の翌日10日(火)~12日(木)の日程で、新潟テニスフェスティバルに参加。新潟フェスティバルは、新潟県高体連テニス専門部が毎年お盆前のこの時期に開催している大会。北信越地区の高校を中心に、関東や東北の高校が参加し、群馬県や福島県は選抜チーム(A~C)を3チーム組んで出場している。選抜大会形式の団体戦をリーグ戦で行うため、実戦経験を積めること、北信越地区のレベルを推し量れるうえでも意味ある大会だ。今年度は、男子21チーム、女子16チームが参加。1日目に4~5チームによるリーグ戦を行って順位付けを行い、2日目に1位リーグから4位リーグの中で再度リーグ戦を行って順位をつける方式をとっている。

 男子の初日は、立教新座、新潟役員、秋田商業、中野西というリーグ。チームリーダーの渡辺が高熱のため急きょ不参加。その影響が大きく響いて結果的に全敗。2日目は4位リーグへまわることになった。2日目からは渡辺が復活。体調はあまり良くなく、全試合にでることができなかったこともあり、1勝3敗に終わった。

 女子の初日は、長岡大手、福島選抜A、群馬選抜C、中野西というリーグ。長岡大手、福島選抜Aには惜敗したが、群馬選抜Cには勝って3位で2日目を迎えた。2日目は、上田染谷丘、群馬選抜B、金沢伏見、中野西というリーグ。男子同様、女子ではチームリーダーの佐藤が、足のまめがつぶれて歩けなくなってリタイア。1番手を欠いたなかで、上田染谷丘に勝利するものの、群馬選抜Bに惜敗。金沢伏見との対戦を残すところで、台風の影響か急に暗雲立ちこめ雷雨となって試合中止。石川県の強豪校との対戦を楽しみにしていたが、残念ながら果たせずに終わった。

 新潟フェスティバルが終わり、今月2日から続いた終日テニス漬けのスケジュールがひと通り終了した。昨年以上に暑い今年の夏・・・選手たちはよく頑張ってやっている。・・・暑さや疲れにくじけそうになりながらも、選手たちの背中を押しているものは何か?原動力は何か?・・・それは紛れもなく「全国」という存在そのもの。頑張らないと「全国」は近づかない。頑張れば「全国」が近づいていくる。選手たちはそう信じている。木島平での強化合宿最後の円陣で、女子キャプテン佐藤がかけたかけ声は、「絶対全国行くぞ!」だった。そして、みんな大きな声で「オー!」と応えた。選抜大会北信予選まであと半月・・・まだまだ成長してくれそうな期待感を感じずにはいられない。


8月19日(木)

 南長野運動公園で、男子は長野吉田と、女子は長野吉田および篠ノ井と練習試合を行った。クラブとして夏休み最後の企画・・・休み中の練習の成果を試し、また、新たな課題を見出すという点で良い練習試合になった。

8月28日(土)

 新人戦(全国選抜大会北信予選)を1週間前に控えた28日、伊那弥生ケ丘高校と練習試合を行った。14時までは東和田運動公園で、その後、男子は一本木に、女子は小布施のテニスコートに移動して日が暮れるまで試合をした。南信地区予選も来週ということで、両校にとって有意義な練習試合にすることができた。

全国選抜大会北信予選(新人戦北信予選)

9月4日(土)・5日(日)
南長野運動公園

女子 優勝! 男子 4位 全国大会めざしてまず一歩 

2010senbatuhokushin01.jpg【男子】
 男子は第2シードで2回戦からのスタート。初戦の対戦は、須坂園芸に競り勝って来た屋代。中野西は、S1:渡辺洋平、D1:荒井翔・越祐人、S2:内山晃太、D2:相澤一磨・荒井和貴、S3:荒井友太という布陣で臨んだ。2面展開で行われた試合は、S1渡辺が6-1で勝利し、D1荒井・越も6-4で勝利。続くD2相澤・荒井も6-4で勝利。さらにS3荒井も勝利したが、S2内山が5-2リードからまさかの逆転負け。対戦成績4-1で屋代に勝った。ベスト4をかけた3回戦の相手は須坂高校。団体戦に重要なD1とD2に2年生が出場し、1年生をS1~S3に配するという巧みな布陣で臨んできた。対する中野西は、S1に渡辺洋平、D1に荒井 翔・岩本 陸、S2に内山晃太、D2に相澤一磨・荒井和貴、S3に小林稜平というオーダー。2面展開で始まった試合。まずS1渡辺が6-2で1勝を決めたが、D1の荒井・岩本が緊張のためか全く自分たちらしいテニスができずに2-6で負け。続くS2内山も初戦の悪夢から目が覚めないかのように4-6で負けてしまうという大誤算。S3小林は、小林らしい思い切りの良いプレーで相手選手を圧倒して6-1で勝利し、勝敗の行方は相澤・荒井のD2にかかった。試合開始当初は、プレッシャーのためか体の動きも悪かったが、中盤からは次第に調子が上向いて6-3で勝利。対戦成績3-2で何とかベスト4入りを果たすことができた。

2010senbatuhokushin03.jpg 2日目に行われた準決勝。相手は2人のジュニア選手を含め何人か強豪選手を擁する強敵篠ノ井。中野西は、S1に渡辺、D1に内山・荒井 翔、S2に荒井友太、D2に相澤・荒井和貴、S3に小林を配するオーダー。決して楽に勝てる相手ではないため、S3まで勝敗がもつれることを想定してのオーダーだった。3面展開で行われた試合は、S1渡辺が篠ノ井のNo1選手に途中までリードをする健闘を見せたが逆転負け。しかし、D1の内山・荒井は、ジュニア選手が入る篠ノ井のダブルスに6-4で勝利して対戦成績1-1とし、S2荒井は0-6で完敗するものの、D2の相澤・荒井が6-3で勝って対戦成績を再び2-2に戻した。勝敗の行方はS3小林にゆだねられることになった。試合開始早々こそ篠ノ井の2年生のS3と互角の打ち合いをしたが、徐々にその差を広げられ、結果的に1-6で敗退。対戦成績2-3で決勝進出はならなかった。その後の3位決定戦は、長野日大との準決勝に敗れた長野吉田との対戦となった。吉田高校とは夏休み後半に練習試合をやっており、戦力はおよそ把握できていた。中野西は、篠ノ井戦と同じオーダーで試合に臨んだ。3面展開で行われた試合・・・S1渡辺が6-4、D1内山・荒井が6-3でそれぞれ勝つが、S2荒井が長野吉田のジュニア選手に0-6で完敗。この時点で対戦成績2-1とリーチをかけた。あと1勝で勝利のはずが相澤・荒井のD2がまさかの敗退。対戦成績を2-2とされ、再びS3小林に勝敗がかかることになった。炎天下のコート上で、しかも厳しかった篠ノ井戦の後の試合だっただけに、1年生の小林にとっては、肉体的にも精神的にもかなり厳しい状況だった。長野吉田の2年生S3の粘り強いストロークに、さらに体力をそがれ、また、2試合連続で勝敗がかかるプレッシャーに、精神的にも追い込まれ、試合は2-5までリードを許してしまった。その後2ゲームを連取して4-5まで追い上げたもののもう限界。次のゲームを落とし4-6で敗退。対戦成績2-3で、長野吉田に敗れて4位となった。

2010senbatuhokushin02.jpg【女子】
 男子同様、女子も第2シードで2回戦からのスタート。初戦の対戦は長野吉田。中野西は、S1に滝沢あずさ、D1に小林世奈・石井亜耶、S2に石田菜摘、D2に有賀 菫・坂口世玲奈、S3に:中川あかねを配するオーダーを組んだ。2面展開の試合。S1滝沢は危なげなく6-1で勝利、D1の石井・小林は、試合開始当初こそ小林に固さが見られたが、次第に本来のボールを取り戻し、難なく試合を進めて6-0で勝利。S2石田も、初めての団体戦ということから、緊張とプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも6-3で勝って、長野吉田から3ポイントを奪って勝利した。その後のD2、S3の試合も勝って対戦成績5-0で、まずはベスト4進出を果たした。

2010senbatuhokushin04.jpg 準決勝は2日目に行われた。準決勝の相手は予想通り“長野日大”。8人のメンバー中6人が中学時代からの硬式テニス経験者というチーム。昨年も準決勝で対戦して勝ってはいるが、今年はジュニア選手が新たに2人加わっており、昨年より明らかに強くなっている。県内にもこれだけジュニア選手が集まっているチームはなく、当然長野日大も北信越大会出場を狙っているはず。北信予選だけを見れば、おそらく準決勝が事実上の決勝戦になることは明らかだった。中野西の選手たちもこの日まで、長野日大にどう勝つかを念頭に練習してきた。その成果が試される試合でもあった。長野日大のオーダーはほぼ予想できたため、ダブルス1と2に滝沢あずさ・中川、有賀 菫・坂口世玲奈をそれぞれ配し、シングルス1~3に、佐藤麻絵、小林世奈、石井亜耶をおくというオーダーを組んだ。3面展開で行われた試合。S1の佐藤は、長野日大のNo1選手に善戦するも2-6で敗退。D1はお互いにダブルスを得意とする選手を出し合っており、一歩も引かないせめぎあいの試合。一進一退のままタイブレークに突入。しかし、そうこうしている間に、S2の小林が、長野日大No2のジュニア選手からトントンとゲームを奪って、一気に5-0までリードを広げていた。結果的に小林は6-1で圧勝。D1も何とかタイブレークをものにして勝利。対戦成績を2-1とした。小林の試合は、選手たちにものすごい勇気を与えるものとなった。D2の有賀・坂口の試合は、3-3-までは拮抗した試合になったが、その後3ゲームを連取して6-3で勝利。対戦成績3-1で団体戦そのものは勝利し、S3石井の試合は打ち切りとなったが、その時点で石井も5-2でリードしており、ほぼ4-1に近い形での勝利であった。S1とD1こそ苦しい試合であったが、S2・D2・S3の試合をこれほど簡単に長野日大から取れるとは予想していなかった。選手たちもこの結果に驚きを隠さなかったが、同時にこれまでの練習の成果を出し切ったという充実感や、今後の手ごたえを感じた試合だったに違いない。それは決勝での屋代戦からも見て取れた。日大戦を終えた後の選手たちには自信がみなぎっていた。S1佐藤とS2石田は、屋代のジュニア選手2人に敗れたものの、あとの試合は、何ら動じることなく圧倒的な強さを見せて完勝(D1:滝沢・元田6-2、D2:石井・坂口6-1、S3:小林6-0)。春の総体では決勝で屋代に敗れて2位に甘んじたが、今回はリベンジを果たすことができた。確かに優勝は素直にうれしかったと思うが、選手たちの目はすでに次の目標に照準を合わせいた。選手たちにとって、長野日大に勝ち、さらに優勝できたことは、今までやってことが間違っていなかったという確信につながったはずだ。また、自分たちが全国を目指せる選手になってきていることへの自信にもなっている。この2日間、わずか3試合だけの試合だったが、選手たちは素晴らしい成長を見せた。県大会での活躍とさらなる成長が楽しみだ。

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      ※詳しい結果は、北信高校テニスのHP をご覧ください。



全国選抜大会長野県予選(新人戦長野県大会)

9月19日(日)・20日(月)
浅間温泉テニスコート

女子 惜しくも3位! 3年連続の北信越予選 進出ならず 

【男子】

 男子の初戦は、ジュニア選手を多く抱える中信地区3位の松本深志。今年の中信地区は例年以上にレベルが高く、3位と言っても、松商学園を除くと2位同格のチームであり、初戦から厳しい組み合わせとなった。中野西は、S1:渡辺洋平、D1:内山晃太・荒井 翔、S2:荒井友太、D2:相澤一磨・荒井和貴、S3:小林稜平という布陣で臨んだ。2面展開で行われた試合・・・S1:渡辺が相手選手と競りつつも、徐々にリードを許す苦しい展開。D1:内山・荒井も出だしこそ悪くはなかったが、中盤から一気に引き離されて3-6で敗退。S1:渡辺も結果的に4-6で敗れ、相手にリーチをかけられる形になった。S2:荒井の試合と、D2:相澤・荒井の試合はほぼ同時に始まった。D2:相澤・荒井のダブルスは、序盤から攻めのテニスでつねにリードしながらの展開。しかし、S2:荒井は、相手のジュニア選手と力の差があって1-6で敗れ、対戦成績0-3で中野西の敗退が決まってしまった。すると、D2も集中力が一気に切れたかのように勢いがなくなり、結局4-6で敗退。S3:小林も全く自分らしいテニスができずに2-6で敗れた。男子は、北信予選4位での県大会進出。厳しい組み合わせになることは予想していたものの、まさかの1回戦敗退。中野西男子がベスト8入りしなかったのは数年ぶりであり、今後さらなる努力・奮闘が求められる結果になった。

【女子】

 北信予選を優勝して望んだ初戦は、男子同様、松本深志だった(中信地区4位)。中野西は、S1に佐藤麻絵、D1に石井亜弥・石田菜摘、S2に小林世奈、D2に有賀 菫・坂口世玲奈、S3に中川あかねを配して望んだ。結果は、S2小林が敗れたものの、他は圧勝して4-1で勝利。初戦を突破してまずはベスト8入りを果たした。次の相手は中信5位の豊科。1回戦からスタートし、東信2位の上田西を倒して勝ち上がって来ただけに気を抜けないチームだった。中野西は、S1:佐藤麻絵、D1:滝沢あずさ・小林世奈、S2:中川あかね、D2:有賀 菫・坂口世玲奈、S3:石井亜弥という布陣で臨んだ。2面展開で始まった試合・・・S1:佐藤が6-3、D1:滝沢・小林が6-0で勝利し、まず先にリーチをかけた。しかし、D1の後に入ったS2:中川が絶不調・・・まさかの0-6での敗退。隣りのコートのD2:有賀・坂口が6-2で圧勝し、対戦成績3-1で豊科を退けることができた。順位戦にまわる権利があるベスト4に入り、次は決勝進出をかけて南信地区1位の伊那弥生ケ丘との対戦となった。伊那弥生は、S1に強力なジュニア選手を擁するうえ、どの選手も一定以上の力を持っている強敵。中野西は、S1:佐藤、D1:滝沢・中川、S2:小林、D2:有賀・坂口、S3:石井で対戦した。3面展開で行われた試合。S1:佐藤が善戦むなしく2-6で敗退。D1:滝沢・中川は6-0で圧勝。しかし、S2:小林が予想外の苦戦。試合開始早々0-4までリードを許してしまった。さらに、D2:有賀・坂口も相手ペアにリードを許しながらの展開となって3-6で敗退。対戦成績1-2で相手にリーチをかけられてしまった。しかし、S3:石井が苦しみながらも何とか7-5で勝利。対戦成績2-2として、勝敗の行方は、S2:小林の試合に託されることとなった。石井の試合が終わった時点で、小林は0-4からジリジリと追い上げて4-4のスコアまで追いついていた。相手選手との力量は互角。勝敗の行方はまったく分からなかった。両校大勢の生徒が見守る中で息詰まるラリーが続く・・・一進一退のポイントのやり取り。しかし、結果的に4-6で敗退。対戦成績2-3で中野西の敗退が決まった。試合後、ショックを隠しきれない選手たちだったが、気持ちを立て直すゆとりもないまま、順位戦1回戦のコールがあった。順位戦1回戦の相手は、松本蟻ヶ崎。伊那弥生同様、S1にジュニア選手を抱えるチーム。敗戦直後で精神的に厳しい状況だったが、まずは、この試合に勝たなければ何もかも始まらない。中野西は、伊那弥生戦と同じオーダーで試合に臨んだ。3面展開で行われた試合。S1:佐藤は、やはり相手選手と力の差があり0-6で敗退。逆にD1:滝沢・中川は6-0で完勝。S2:小林はが試合をしている間に、D2:有賀・坂口も6-0で完勝して対戦成績でリーチをかけた。この時点で、夕暮れでボールが見えにくくなり、照明施設があるコートに移動。2面展開での試合になった。結局、S2:小林が6-3で勝利し、対戦成績3-1で中野西の勝利が決まった。女子は、過去2年続けて決勝に進出していてたため、今年もそれを目標のひとつに県大会に望んできた。そうした意味では思わぬ1日となったが、気持ちを引き締めるという点で意義ある敗戦であった。

 順位戦の2回戦は、翌20日に行われた。対戦相手は、強力なジュニア選手を2人擁する屋代高校。北信予選の決勝でも対戦し、その時には、S1・S2に出場したその2人の試合は勝てなかったものの、残りの3試合は完勝して優勝できいた。今回の屋代のオーダーも北信予選と同じであることが予想できたため、中野西もS1:佐藤、D1:滝沢・中川、S2:石田、D2:石井・坂口、S3:小林という北信予選とほぼ同様のオーダーで試合に臨んだ。3面展開で行われた試合。S1の佐藤とS2の石田は、善戦はしたものの敗退。逆にD1の滝沢・中川は6-0で完勝。S3の小林も6-0で勝って対戦成績をを五分にした。D2の石井・坂口は、北信予選で屋代の同じペアを相手に6-1で圧勝しており、その後の苦戦を誰もが予想していなかったていなかった。・・・試合開始早々、勝利を意識しすぎたためか動きが固いあいだに一気に0-4までリードを許してしまった。焦りと不安に襲われつつも石井がボールをつなげ、坂口がポーチに出る。しかし、なかなかポイントに結びつかない。男女ともに部員全員の必死の応援もむなしく結果的に1-6で敗退。対戦成績2-3で中野西の敗戦が決まった。3年連続の北信越予選を果たすことができず、これまで目標にしてきた全国大会への出場が、夢のままで終わった瞬間だった。選手たちのショックは相当なものだった。今年の全国選抜終了後からこれまで、2年連続の全国大会出場と、全国大会での初戦突破を目標に掲げて、必死になって練習してきたのだから・・・。

 ただ、これもひとつの結果として受け止めることができなければ、決して前には進めない。選手たちが人間的にたくましく成長するために、きっと神様が与えた試練なのだ。二度とない青春時代。選手たちの人生にほろ苦いが、とても貴重な1ページが刻まれたことは確かである。


           ※詳しい結果は、長野県高校テニスのHPご覧ください。



9月23日(木)

 あいにくの雨の中、南長野運動公園で、長野にあるテニススクラブ“Team HERO”のジュニア選手と須坂高校の生徒と練習試合をした。雨は昼過ぎから小降りになり、3時過ぎには完全にあがった。選抜県大会の鬱憤を晴らすかのような試合が多かった。

全日本ジュニア選抜室内

10月2日(土)・3日(日)
信州スカイパーク

 2日(土)は女子の県大会。女子は、ストレートインの佐藤麻絵、滝沢あずさを含めて8名が出場した。しかし、佐藤と滝沢が初戦を突破しベスト32に入った以外は、初戦敗退。残念ながら、ほとんどの選手がジュニア選手(中学生)に敗れる内容だった。部員の半数が県大会に出場していたため、県大会と並行して、他の部員は豊科高校と練習試合を行った。豊科高校もジュニア選手がおらず、また、1年生主体のチームということで、お互いに良い練習試合になった。
 3日(日)は男子の県大会。中野西からは、ストレートインの渡辺洋平ひとりの出場だった。渡辺は、初戦こそジュニア選手に勝ったものの、続く2回戦で第2シードの松商学園の選手にあたってしまい1-6で完敗。壁の厚さを感じざるを得ない結果に終わった。

        ※詳しい結果は、長野県テニス協会のHP をご覧ください。

秋季選手権北信予選(B級)

10月9日(土)
南長野運動公園

男子2名、女子3名が県大会へ! 

 秋季選手権B級は、2年生が出場できず、高校から硬式テニスを始めたという1年生の大会。県大会に出場できるのは、男女それぞれ8名ずつ。今年の中野西からは男子6名(上位の3人は後日行われるA級に出場)、女子6名が参加した。

 このうち男子では、人形和輝が3位、荒井和貴が4位で県大会への出場を決めた。また、女子では、元田彩貴が3位、島田美帆が4位、草間美来が5位で県大会への切符を手に入れた。男女合わせて5名の県大会出場者数は北信で最多。県大会での活躍が期待される。

     ※詳しい結果は、北信高校テニスのHP をご覧ください。



10月10日(日)

 秋季選手権A級出場者と、昨日のB級で県大会出場を決めた選手を中心に、南長野運動公園で屋代高校と練習試合を行った。

10月17日(日)

 長野日大と練習試合。午前中は、ダブルスをメインに、男女とも日大のコートで行い、午後から男子は東和田運動公園に移動して、男女それぞれシングルスの試合を行った。秋季選手権A級を1週間後に控え、とても有意義な練習試合になった。

秋季選手権北信予選(A級)

10月23日(土)・24日(日)
南長野運動公園  

シングルスで7名、ダブルスで4ペアが予選突破! 

 シングルスでは、男子で渡辺洋平が、女子では滝沢あずさが県大会ストレートインとなったため、予選からの出場は男女それぞれ7名ずつ。このうち男子では、残念ながら予選を突破できた選手はいなかったが、女子は7名全員が予選を突破し、県大会への切符を手に入れた。
 ダブルスは男女それぞれ4ペアが出場。このうち男子では、渡辺洋平・小林稜平が6位で、女子では、滝沢あずさ・石井亜耶(3位)、小林世奈・中川あかね(4位)、有賀 菫・坂口世玲奈(5位)の3ペアが県大会に出場した。
 A級とB級と合わせて15名の県大会に出場できることとなり、人数的には、松商学園に次ぐ数字になった。県大会での活躍を期待したい。

      ※詳しい結果は、北信高校テニスのHP をご覧ください。

ながのオータムジュニア

10月30日(土)・31日(日)
南長野運動公園
 30日(土)は男女シングルス。男子では、渡辺洋平がベスト8に入り、女子では、滝沢あずさがベスト8に入った。31(日)は男女ダブルス。女子で、滝沢あずさ・石井亜耶が、上田染谷丘のジュニア選手ペアに快勝して決勝戦に進出。決勝では、屋代高校のジュニア選手ペアに惜敗したものの準優勝を果たした。

秋季選手権長野県大会(A級・B級)

11月6日(土)・7日(日)
浅間温泉テニスコート  

シングルスで3名、ダブルスで4ペアがベスト16入り! 

 6日(土)は、A級の男女シングルスの試合が行われた。県大会ストレートインの選手と、各地区の予選を突破してきた選手を合わせた64ドローのトーナメント。中野西からは、男子1名(渡辺洋平)と女子8名(滝沢あずさ、佐藤麻絵、石井亜耶、中川あかね、有賀 菫、坂口世玲奈、石田菜摘、小林世奈)が出場した。このうち、渡辺洋平と滝沢あずさ、佐藤麻絵がベスト16に入った。昨年は、男女合わせても1名しかベスト16に入らなかったことから昨年以上の結果となった。

 7日(日)は、A級の男女ダブルスとB級シングルスの試合が行われた。A級ダブルスは32ドロー。中野西からは、男子1ペア(渡辺洋平・小林稜平)と女子3ペア(滝沢あずさ・石井亜耶、小林世奈・中川あかね、有賀 菫・坂口世玲奈)が出場した。そして、結果的にすべてのペアが初戦を突破し、ベスト16入りを果たした。昨年は、女子の1ペアがベスト16に入っただけだから、こちらも昨年以上の結果ということになる。A級は、シングルスもダブルスもベスト8の壁が非常に厚い。それを考えれば、出場した選手たちの健闘は大いに称えられるべきであろう。

 B級シングルスは、A級ダブルス同様の32ドロー。各地区から男女それぞれ8人ずつが県大会に来ている。中野西からは、男子で人形和輝、井和貴が、女子で元田彩貴、島田美帆、草間美来が出場した。このうち、元田彩貴が3位、草間美来も5位になるという健闘を見せた。また、人形和輝と島田美帆もベスト16入りを果たし、B級も昨年以上の戦績となった。

 昨年、一昨年以上の結果を残せ、全国選抜の県大会以来の暗い雰囲気を吹き飛ばす久しぶりに明るい県大会となった。

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    ※詳しい結果は、長野県高校テニスのHP をご覧ください。



1年生チームダブルス対抗戦

12月4日(土)・5日(日)
浅間温泉テニスコート     

女子 圧倒的な強さで 準優勝! 

2010teamdabules3.JPG 1年生によるダブルス3ペアで1チームの団体戦。今年は、他校との連合チームを含めて4日に行われた男子が44チーム、5日に行われた女子が28チームの参加。例年12月の初旬に行われているこの大会は、1年生だけによる初めての団体戦であり、また、選抜大会でのシングルス3・ダブルス2というチーム構成に近いということもあって、来年に向けたチーム作りという点でも重要な大会でもある。中野西からは男女でそれぞれ1チームと、男子2名が須坂高校と合同チームを作って参加した。

2010teamdabules1.JPG 男子は初戦の松本深志戦に2-1で勝ったものの、くじ運が悪く、2回戦は第1シードの松商学園との対戦。松商学園には0ー3で完敗し、ベスト8入りを逃した。その後、上田西に勝利、松本県ケ丘には敗退。結果的に11位に終わった。2回戦に松商学園とあたらなければ、ベスト8以上には入る力はあっただけに惜しい結果に終わった。

2010teamdabules2.JPG 女子は、初戦の長野吉田、2回戦蓼科・上田、3回戦松本美須々丘、準決勝の松代と、すべて3-0で圧勝して勝ち上がり、松商学園との決勝戦に臨んだ。しかし、ジュニア選手が揃う松商学園との力の差は大きく0-3で完敗。ただ、決勝戦までは他校を寄せつけない勝ち上がりで、昨年の同大会4位から前進した。選手たちの努力の結果で、来年に向けてさらなる成長を期待したい。

    ※詳しい結果は、長野県高校テニスのHPご覧ください。


ニューイヤーカップ in 白子

1月3日(月)~6日(木)
千葉県白子町テニスコート             

今年も中西テニス部は がんばります! 

 3日早朝に中野を出発。4日~6日の3日間、千葉県白子町で行われた“ニューイヤーカップ”に今年も参加した。関東や東北地区を中心に強豪校が顔をそろえるとてもレベルが高い大会。長野県からは、中野西の他に長野日大と上田西が参加した。3日間で20試合以上の試合ができ、特に上位陣以外の選手にとっては、県外の強豪選手と戦う機会が多く持てないことから、普段できない経験を積むことができた。また、上位陣にとっても、冬期間に下がりがちなモチベーションを上げるのに絶好の機会になった。

群馬県高体連リーダー養成テニス研修大会

1月22日(土)・23日(日)
群馬県総合スポーツセンター

 この大会は、群馬県高体連が県内高校生の競技力向上を目的に開催しているもので、近県(新潟、埼玉、栃木、福島、茨城、東京)の強豪校が、前橋市の総合スポーツセンターにおいて2日間にわたって総体形式のリーグ戦を展開した。

 長野県からの参加は中野西のみ。中野西男子は、Cリーグ(新潟選抜C、前橋高校、正智深谷高校、田村高校、川口北高校)に属し、2勝3敗。今回は、2年生は渡辺洋平のみで、あとのメンバー4人はすべて1年生(小林稜平、岩本 陸、阿部大輝、荒井和貴)であったため、経験の差が出て接戦を制することができずに落とした試合もあったが、逆に貴重な経験を積めたはずだ。

 女子(佐藤麻絵、滝沢あずさ、石田菜摘、小林世奈、鈴木陽菜、中川あかね)は、2日間で、東洋大牛久高校、前橋育英高校、新潟選抜B、宇都宮海星高校、長岡大手Bと対戦し、1勝3敗(時間切れで決着つかず1)という結果だった。2週間ぶりの屋外での試合であり、男子同様、試合感覚を取り戻すのに時間がかかり、接戦を制しきれない試合がいつかあった。関東地区の強豪校ばかりが集まっており、どのコートで行われている試合も一定以上のレベルの試合で、参考になることばかりだったはずだ。試合結果はともかく、今後に活かしていかなければならない。

1月30日(日)

 浅間温泉テニスコートで、伊那弥生ケ丘、松本第一と合同の練習試合。朝、中野は約20cmの積雪で、マイクロバスが新雪にスタッグして動けなくなり、1時間近く悪戦苦闘するハプニングも・・・。しかし、松本は同じ長野県とは思えないほどの快晴。太陽の下、久々に思いっきりテニスができた1日でした。

2月11日(金)

 南長野運動公園テニスコートで、上田西にTeam-HEROのジュニア選手を交えて練習試合を行った。当日は雪が舞う極寒。寒さに耐えながらの練習試合だった。

2月20日(日)

 豊科南部運動公園テニスコートで豊科高校と練習試合。先週やる予定だったが、降雪でできなかったため急きょこの日に延期して実施。前日から、波田町の扇子田公園テニスコートで小浦武さんを招いた指導者講習会が行われていたため、今回は、マイクロバスの運転を佐藤麻絵のパパにお願いした。ありがとうございました。翌日からテスト休み・・・少し寒かったが良い練習試合になった。

北信地区審判講習会 兼 合同練習試合

3月12日(土)・13日(日)
東和田運動公園テニスコート

 来年度6月に実施予定の高校総体北信越大会は長野県開催。南長野運動公園が会場になるため、北信地区の高校生が審判を務めなければならない。そこで、少し早いが専門委員の学校の生徒を中心に、審判講習会を兼ねた合同の練習試合を行った。参加校は、中野西の他、須坂、長野西、長野吉田、屋代、市立長野の6校。当日早朝の長野県北部の大地震でJR飯山線がストップしたため、他校では参加できなくなった生徒のいたが、全体としては何とか無地終了することができた。それにしても、東北の大地震で、テニスを愛する多くの高校生が、悲しい思いをしているだろう。そんなことを想像するだけでとても胸が痛む。一日も早い復興を願うばかりだ。

ながのスプリングジュニア

3月25日(金)~28日(月)
南長野運動公園テニスコート   

滝沢あずさ・石井亜耶ペアが優勝!

 男子シングルスは25日・26日、女子シングルスは26日、男女ダブルスは28日に行われた。男子はシングルスで渡辺洋平がベスト16入り、女子は滝沢あずさがベスト4に、石田菜摘がベスト8に入った。また、女子ダブルスで、滝沢あずさ・石井亜耶ペアが、決勝戦で屋代高校のジュニアペアをタイブレークの末に破って見事優勝を果たした。高校総体の北信大会に向けて良い結果を出すことができた。