学校長のあいさつ
本校のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は昭和17年「永明村立長野県永明高等家政女学校」として開校しました。戦後、昭和23年には「組合立長野県永明高等学校」となり、永明(塚原)の学び舎を中心校として、米沢 北山 湖東 豊平 泉野 玉川に分校を持つ、まさに地域に根差した学校となりました。昭和34年には「長野県茅野高等学校」と改称し、分校の統合を経て昭和44年に塚原の地より現在の地(宮川)に移転しました。
校門近くの記念碑に刻まれる「生きる力を求め、地域を担わんとここに学ぶ」の教育理念は、その輝きを失うことなく、先輩方のたゆまざる努力の結果、良き伝統を形成し、今日に至っております。
現在はこの教育理念のもと、地域に出て様々な体験学習を実践しています。この体験を通して「生きる力」を養い、「地域を担う人材の育成」を目指しています。
1年次には「福祉のこころ」を履修し福祉・保育体験を通して、地域の中で自分ができることを学びます。
2年次には全員が金曜の一日を地域の企業・事業所に出向き、年間を通して企業・事業所の一員として実習を行う「デュアルシステム」を実施しています。卒業後の進路選択を前に実社会を経験することで、自己を理解し将来の望むべき姿を具体的にイメージして実現することを目指しています。
3年次では「文理探究」(文系・理系)・「キャリア探究」(福祉系・ビジネス系)の2コース・4系統に分かれ、進路と自己の実現に向けて学習を進めています。
本校で過ごす3年間で、地域を学び、地域に学び、地域のために何が出来るかを考え、他者と協働して探究する中で「新しい自分を発見」し、「生きる力」を養い、やがては「地域を担う人材」となることを願っております。
在校生の皆さんには、保護者、同窓生、地域の方々、教職員と共に“チーム茅野高”の一員として、「未来の自分を創る学び」にチャレンジして欲しいと願っております。
真ん中に “ I のある高校「 CHINO 」で、様々な アイ・私・愛・会 を見つけましょう!
長野県茅野高等学校長 猿谷 大和