令和5年度 卒業式

思い起こせば彼らが入学した3年前はコロナ禍の真っただ中でした。中学校生活最後の1年はすべてが止まってしまった学年であり、不安な気持ちを抱いての高校生活のスタートでした。幸いだったのは年を追うごとに徐々に日常生活を取り戻すことができたことでした。学校行事も一つ一つが、去年よりも、前回よりも出来る事が多くなっていく中、彼らが主役となった3年次には、かつてのりんどう祭の姿を取り戻すことが来ました。また須坂高校創立100周年という年にめぐり合わせ、さまざまな記念行事に携わることができたことは、かけがえのない思い出となりました。コロナ禍という困難を乗り越えた彼らは強く、大きく成長し、そして今、自らが決めたそれぞれの道へ大きく羽ばたいていきます。