学 校 長 挨 拶

  • -竜胆と龍に見守られ 希望に満ちた高校生活を-

     須坂高校は令和5年に100周年を迎えた地域の伝統校です。卒業生は2万5千有余名に及び、須高地域はもとより県内外、世界にその活躍の場を広げています。SAH(Super Academic High school)の理念を掲げ、生徒の選択の自由度を確保したリベラルアーツ型単位制による教育課程を編成し、普通でない普通高校をめざしています。
     本校の行事や教育活動はどれも多様な価値観に触れ自身の可能性を大いに伸ばせるものです。先生方は進取の気風に富み、生徒たちは静かなる闘志を秘めた、将来大きく羽ばたく存在としてお互いに切磋琢磨しています。生徒たちは「臥龍魂」(がりゅうこん)という「熱・意気・ガリ」の気概を持ち、自分の頭で考え、自分で判断し、自分で行動し、その責任を自分でとることを常に意識しています。
     ここに集う人に求められるものは、最大限の自由を保障されるに足る自律心と好奇心です。高校は、たとえば大学に進学するための進路の一通過点ではありません。ここで集うことの意味をとことん考えて過ごすことにより、将来の自分、将来の世界について考える場であってほしいと思います。その気になれば大抵のことができる須坂高校で、仲間とともにあらゆることに挑戦し、新しい伝統のページを創り上げていきましょう。