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『創造工学科』TOPICS

 

2018.12.7(金)13:00~
創造工学科デュアルシステム報告会

 創造工学科では、1年、2年、3年の全員で、「平成30年度須坂創成高等学校 創造工学科デュアルシステム報告会」を行いました。
 当日は、デュアルシステム協力企業会会長 久保正直様、須坂市長 三木正夫様をはじめとする協力企業会・須坂市の皆様と高校教育課高校改革推進係主任指導主事 宮澤直哉様にご出席いただき生徒と合わせて170名を超える方々にお集まりいただきました。
 まず、2年生3名によるデュアルシステム就業体験報告、3年生3名によるデュアルシステム企業実習報告がありました。それぞれ緊張な面持ちでしたが、実習の成果を堂々と発表していました。2・3年生はもちろんのこと、企業実習を来年度に控えた1年生も真剣に報告を聞いていました。
 その後、2・3年生の全ての生徒がデュアルシステムでお世話になった企業の皆様と各グループに分かれての懇談会が行われました。その会では、実習の成果や反省点、社会人として働くための心構えや必要なことなどの意見交換が行われ、生徒達も実際に社会で活躍されている方々からのお言葉をしっかりと受け止めていました。(文・写真Yad)

2018.7.17(火)8:55-9:45
「デュアルシステム」2年生結団式

 創造工学科の2年生は、デュアルシステム「第1回就業体験」を7月30日(月)から8月10日(金)の期間で実施します。
 今日は、結団式と企業経営者の方の講演会を行い、研修の目的を再確認しました。 最初に平沢教頭先生より、先輩方の報告書にもあるように、あいさつの大切さや学ぶことの必要性を感じ、学校では学ぶことができないことが学べることに感謝して研修に臨んで欲しい。また、第2回と3年生の企業実習でさらに成長して欲しいと、激励のお言葉をいただきました。
 企業経営者の方の講演会は、株式会社サンジュニア 代表取締役社長 西原 弘樹 様より、「今と23年前の環境、今と21年後の環境、今と10年後の環境と技術、私たちの未来、働くということ」についてご講演をいただきました。
 クラス代表の生徒は、講演会を聞いて、過去から現代までのものづくりや環境の進歩を感じることができた。これから先、ものづくりはさらに発展していくが、それを、担っていくのは私たちだと自覚することができた。日頃の学習とデュアルシステムを通じて自分を見つめ直し、課題を見つけてこれからの学習に生かせるように研修してきたいと、感想と研修に向けての決意を述べてくれました。(文・写真Ya)

2018.7.17
「デュアルシステム」3年生企業実習

 創造工学科の3年生は、5月8日(火)から毎週火曜日 計10回計画されていた企業研修が、7月17日(火)で終了しました(一部7月24日(火)実施)。3月に受入企業の担当者と生徒・教員で事前打合せをして、企業実習の目標課題を検討・設定し、実践的なものづくり技術・技能、先進的な技術の基礎・基本を学ぶとともにコミュニケーション能力など、人間力の向上を目的に実習してきました。 学校とは異なった環境で、働くことの大変さ、ものづくりの難しさや楽しさなどを感じ、満足した様子で、研修先企業で製作した課題作品を持ちながら、研修内容を各担当の先生に報告してくれました。
 また、10日間の研修報告を企業の方々の前で発表させていただける企業もあり、緊張した様子で、研修の成果を発表していました。
 10日間という期間ですが、生徒は学校で学ぶことができない貴重な学習をさせていただき、大きく成長することができました。 デュアルシステム協力企業会の皆さま、須坂市産業振興部産業連携開発課の皆さまに感謝申し上げます。 (文・写真Yag)

2018.6.20(水)10:00-12:00
「デュアルシステム協力企業会 創造工学科1年生実習見学会

 創造工学科では、地元企業・学校・須坂市が協働して地域産業界の核となる人材を育成する教育カリキュラム「デュアルシステム」を取り入れています。 産学官が連携した教育の一環として、今回は、お世話になっているデュアルシステム協力企業・須坂市産業連携開発課の皆さんに、1年生の実習「工業技術基礎」の授業を見学していただきました。
 企業の皆さんは、学校の実習内容を真剣に興味深く見ていました。企業の方から、「学校の授業の内容を知ることが出来た」「見学した内容を持ちかえり、生徒受け入れの研修内容に生かしたい」などの感想をいただきました。 3年生は、5月から7月の毎週火曜日、企業で研修を行っています。また、2年生は夏季休業中と10月の2回、就業体験で企業の皆さんにお世話になります。 学校で基礎・基本を学び、企業で実践的な学びが出来るデュアルシステムで、生徒たちが目標を持ち、大きく成長できるよう企業・学校・須坂市でサポートしていきます。(文・写真Ya)

2017.12.1
創造工学科デュアルシステム報告会・懇談会 (創造工学科3年)

 創造工学科では、学校、地元企業、行政(須坂市)が協働して地域産業界の核となる人材の育成を目指した教育プログラム「デュアルシステム」を行っています。 今年度、デュアルシステム協力企業で、3年生が5月~7月の期間中に計10日間の「企業実習」を実施し、2年生は8月と10月の計2回、3日又は5日間の就業体験を実施しました。 今年度実施した創造工学科デュアルシステムの報告会及び生徒と協力企業の担当者との懇談会を本校の特別教室棟「視聴覚室」と工業棟で行いました。
 協力企業会の企業48名、須坂市6名、高校教育課の皆さまにご出席いただき、保護者や創造工学科の生徒を合わせて総勢180名の前で、2年生4名が就業体験の報告を、3年生4名が企業実習の報告を緊張しながらも堂々と行いました。 3年生は、学校と企業での実践的な技術・技能を学ぶことで大きく成長し、学んだことに自信を持てるようになったと報告してくれました。また、2年生はあいさつやコミュニケーションの大切さ、働くことの大変さを学びながら、地元企業に興味関心を持ったと報告してくれました。1年生と2年生からは質問も出て、来年度に向けて心の準備が始まっています。
 報告会後、生徒と企業の担当者が6グループに分かれて、企業実習・就業体験で苦労したことや学んだことなどを話し、企業担当者の皆さまから、研修中の様子や、今後、学校で学んで欲しいこと、社会人になるための心構えやアドバイスなどをいただき、有意義な懇談会を行うことができました。 創造工学科で学んだ1期生(3年生)は、デュアルシステム協力企業に内定をいただいている生徒が8名います。また、国立大学に合格した生徒もいます。創造工学科の教育プログラム「デュアルシステム」で生徒は大きく成長しています。ご協力いただいた企業と行政(須坂市)の皆さま、一緒に生徒を育てていただきありがとうございました。 (文・写真Ya)

2017.11.7
創造工学科デュアルシステム就業体験報告会 (創造工学科2年)

 創造工学科では、学校と企業で生徒を育てることを目的とした「デュアルシステム」を行っています。 2年生は、8月と10月に3日又は5日間、働くことの意義や工業人としての姿勢、態度を育てることを目的に、就業体験を行いました。
 就業体験で学んだことのまとめとして、11月7日(火)にクラス内で、デュアルシステム就業体験報告会を行い、PowerPointを使って2回実施した就業体験の内容をプレゼンテーションしました。 2回の就業体験を終えた生徒は、基本的な生活態度や言葉使い、マナー、工業についての基礎的な知識、人とのコミュニケーションや協調性、前向きな意欲や責任感などを学んだと報告し、今後の学校生活で生かしていきたいと決意を述べてくれました。 (文・写真Ya)

2017.10.6
創造工学科デュアルシステム企業実習報告会 (創造工学科3年)

 創造工学科では、学校と企業で生徒を育てることを目的とした「デュアルシステム」を行っています。 3年生は5月~7月の期間中に週1回、問題解決の能力や人間力を培い、実践的な知識や技術・技能を学ぶことで技術力の向上を図ることを目的に、10日間の企業実習を行いました。 企業実習で学んだことのまとめとして、10月6日(金)にクラス内で、デュアルシステム企業実習報告会を実施し、設定した目標課題を解決するために、企業担当者にご指導いただきながら必死になって取り組んだ内容をPowerPointを使ってプレゼンテーションしました。 3年生は、工業の基礎知識と高度な技術・技能を身につけ、ものづくりの大変さと楽しさ、人との協調性やコミュニケーション、学ぶことの必要性などを学んだと報告してくれました。(文・写真Ya)

2017.6.19 午前
デュアルシステム協力企業会の実習見学会 (創造工学科3年)

 創造工学科の一期生である3年生は5月9日(火)~7月18日(火)の期間中、週1日(終日)計10日間、学校を離れてのデュアルシステム企業実習に出かけています。
 企業の皆さんは実習を担当している数人の生徒しかご覧いただいていないので、今日は、企業実習に協力いただいているデュアルシステム協力企業会と須坂市産業連携開発課の皆さん30名に、3年生の実習の授業風景の全体像を見学して頂きました。
 今日の3年生の授業は、『総合製作実習』。「スターリングエンジン」の部品加工、CAD/CAMによる曲面形状加工、溶接実習を行いました。企業の皆さんは、実習生が学校でどのような学習を行っているのか、真剣に興味深くご覧になっていました。また、生徒は研修先の企業の方に声をかけられて、緊張した様子で実習に取り組んでいました。
 企業の皆さんからは、「立派な施設設備でビックリ」、「このような環境で学べる生徒は幸せ」、「基礎的な学習を体験しているので社会で生かせる」、「やる気のある生徒が伸びる環境」、「目的を持って生き生き学んでいる」 などの感想をいただきました。
 3年生がデュアルシステム企業実習に出かける火曜日はあと3回となります。デュアルシステムの集大成として、残りの企業実習に取り組んで欲しいです。(文Ya、写真To)

2017.5.23
県庁講堂で開催された 長野県優秀技能者表彰式にて、受賞 (創造工学科2年)

 工業科の生徒達は誰もが、高校へ入学後に初めて専門の内容を勉強します。工業科の専門の勉強を進める中、技能検定の受験に向けても放課後に技術を磨いてきていました。年度末が近づいた1月、数名の生徒が技能検定3級にチャレンジしました。その結果、1年の内田くん(現2年)が県内合格者の中の上位3位に食い込んで、5/18(木)に県庁講堂にて表彰式に参加しました。
<内田くんの感想>  会場に着いてみて驚いたことは、受賞者の人数が予想を遥かに超えて多かったことです。配布された書類を見たら300人ほどの受賞者が集まっていました。特に3級などの比較的低い級のところには高校生の名前が多く載っていて実際に会場にも高校生の姿がありました。 時間の都合上、各級各順位の代表者が表彰授与されましたが、その中に高校生が混じっていて驚嘆しました。次にこのような場に立ち会うことがあれば、その時は直接授与されるように各級の代表に選ばれたいと思いました。

2017.2.20
企業見学の発表会 地域連携推進委員会にて(創造工学科1年)

須坂創成高校の創設時より、創造工学科ではインターンシップ(職場体験)を重要視して、この地区の将来の人材の育成に重点を置くことを目的に据えています。 そのため、2年・3年時には出かける日数の長短はありますが、地域の工場へ出かけての職場体験・研修するデュアルシステムを導入しています。 この日は、来年度企業研修へ出かける同科1年生40人が、その準備として、受け入れ先の企業の方々をお招きして、過日伺った企業訪問(これについては後述します)の報告会を行いました。 須坂創成高校地域連携推進委員会のメンバーであるデュアルシステム受け入れ先の企業の皆さんの前でのプレゼンテーションとあって、相当に緊張した発表でした。 本校での、こうした経験の積み重ねや、2年・3年時の現場での体験や経験が、将来を担う人材を育成すると信じています。 最後に、デュアルシステムを8月に体験した2年生が、体験しての感想・反省点を後輩にむけて語りました。 いわゆる縦の連携も、、将来を担う人材を育成に役立つと考えています。 日常業務のお忙しい中、都合を付けてお越し頂いた企業の皆さんには、つたないプレゼンテーションに見えたことと思いますが、次年度には更に成長した生徒達が伺いますのでよろしくお願いします。

さて、工業科の生徒が伺った企業訪問は、11/14(月)産業基礎の2時間続きの授業の時に行われました。 須坂創成の須園キャンパスには、農業科3クラスと工業科1クラスがあり、 その4クラスが専門学科の枠ではなく、将来の職業や興味から8企業に分かれて、約20名のグループで視察に伺ったものです。 須坂地域に住んでいても、 高校1年生では企業名も知らない、ましてや、事業内容は全く知らないので、地元企業を知るうえでも将来の職業観の面でも、大変有意義な研修会でした。 この企業訪問の報告会を、工業科では2/16(木)に地域連携推進委員会に属する企業の方々をお招きして行いました。農業科では、本日2/20(月)の産業基礎の時間にそれぞれのクラス毎に訪問した企業について報告し合う予定です。

2016.9.6
溶接 創造工学科1年生

授業が始まると早速身支度を調える創造工学科の1年生達。9月とは思えない暑さの中、実習着の上にさらに前掛けをして、革製の手袋をはめ防塵メガネをかける。それが終わると教室にあるいくつかブースに一人ずつ入り、スイッチ類を操作していく。 目の部分だけ穴が開きサングラスが入ったフェイスマスクを片手で持ち、もう一方の手でピストル状の工具を持ち、工具の先端を金属に接触させると強烈な光がそこから発せられる。

生徒が取り組んでいるのはアーク溶接です。先生の指示無く、生徒達は実習に臨んでいました。モノ作りの基礎を机上だけではなく自らの体で学びます。

2016.5.31
板金・溶接実習 工業技術基礎 創造工学科1年生

切断音がすると生徒は機械からはき出された長方形の金属板を手に自分の机に向かいます。 図面と照らし合わせ寸法を確認した後、折り曲げ加工する部分にラインを入れる作業。 「しっかり固定して、切断面と水平にラインをいれるように。」先生の助言が教室に響きます。 図面のタイトルは[ちりとり]。今日は工程のはじめの部分を創造工学科1年生が学びました。

2016.5.10
CADを学ぶ 工業技術基礎 創造工学科1年生

今日は新築家屋のにおいがまだ残る創造工学科棟にお邪魔させてもらいました。創造工学科新入生が5つの教室で工業技術基礎の授業を受けていました。おなじ科目でも各教室ごとテーマは違います。 ローテーションをして生徒は全てのテーマを学びます。1クラスを5テーマに分けて授業が行われるので、8名程度の生徒に対し1人の教員がつくことになります。恵まれた学習環境ですね。
さて、写真はCAD学習の様子です。生徒達はCADソフトを使ってフレームやボルト・ナットなどの部品を画面上で組み立てていました。可動部分の寸法を入力し、部品同士がぴったりと合わせられるように、また部品にチタンやプラチナなどの素材感を持たせたりとか・・・。 入学して1ヶ月あまり。これはまだ基礎中の基礎だということです。本当に君たち1年生?素人筆者は目を疑った次第です。基礎の段階から正確にモノをつくることを身につけていく。モノ作り大国日本の理由を垣間見た、そんな取材でした。
最新の教材に囲まれて、わくわくしながら新しいモノを創る。こんな創造工学科で学んでみませんか?

2016.4.21
モノづくりの基礎を学ぶ 創造工学科2年生

創造工学科2年生はフライス盤の実習やシーケンサーのラダープログラムに取り組んでいます。フライス盤の実習ではVブロックを製作します。写真は横型フライス盤を使って基準になる面を加工している様子です。シーケンス制御の実習ではメカトロニクスコースの生徒が、工場において生産ラインを自動化するのに使われているシーケンサーの使い方を学習しています。

2015.5.26
実習機器の整備状況

平成27(2015)年3月中、完成した工業棟のピカピカな実習室に、たくさんの最新鋭の高価な工作機械の搬入が済んでいました。現在は、創造工学科の先生方が、各工作機械メーカーの専門家から操作の講習を受けている最中です。その後は、先生方の指導の下、創造工学科の生徒達がこれらの工作機械に向かいあうことになります。1/1000mmの精度を誇るこれらのNC工作機械を動かすためのNCプログラム言語に頭を悩ますことでしょう。

最新鋭の高価な工作機械が今は静かに稼働の時を待っています。創成高校の1期生たちよ、未来の「匠」に向かって、がんばれ。

2015.5.7
創造工学科説明会

「地域産業界の核となる人材育成」を目指した創造工学科の一期生が入学し、新たな歴史と伝統を築くための一歩を踏み出して早くも1か月が過ぎました。

5月の大型連休明けの5/7(木)、創造工学科の生徒達に、将来「ものづくり」の担い手として活躍するための夢と希望を与え、向学心の高揚を図るために、講演会を開催しました。講師には、「須坂創成高等学校創造工学科デュアルシステムによる生徒実習受入協力企業会」の会長であり、アスザック㈱・アスザックフーズ㈱ 代表取締役社長の久保正直様をお迎えして、ご講演をいただきました。「なぜ創造工学科ができたのか」、「日本のものづくりの技術力」、「地域企業の強みや魅力」などについてご講演をいただいた後、4人のグループで「講演を聴いて気になったこと、感じたこと」「創造工学科でどうなりたいか」を話し合いをして、その結果を生徒一人一人がクラスメートの前で発表しました。

最後に、久保社長様から「人にも企業にも社会に対する役割があること」「学び合うこと」「学ぶことと働くこと」についてお話しいただきました。生徒達は今日の講演会を通じて、将来自分はどうなりたいのか、そのために何をしなければならないのかを考えるよい機会になったと思います。今後、生徒一人一人が明確な目的意識を持って勉学に励み、ものづくりのエキスパートを目指してほしいと願っています。

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