学校長あいさつ

「新生白馬高校3年目のスタート」 ~白馬で学ぶものは幸福なり~

学校長 臼井 彰一

平成30年度の白馬高校がスタートしました。

 学校設立からは68年目を地域と協働した新しい姿の高校としては3年目を迎えています。地域と共に歩む本校の特色ある活動をご覧いただき、ご意見を頂戴できれば幸いです。

平成28年度から普通科に全国募集の国際観光科が加わり、全国あるいは県内各地から集った生徒と地元出身の生徒の間には、それぞれが育った風土や文化の違いが新たな発見や気づきを生み、お互いを尊重しながら新たな伝統を築いていこうという気風が育っています。

本校では、類まれな山岳自然環境と訪れる外国人旅行者や居住する外国人の多さという地域の資源と特性を最大限に活用した実践的・探求的な学習活動により「多様な文化、考えに触れる中で地域の素晴らしさを理解し、自分の考えを発信するとともに、地域の課題解決に主体的に行動できる生徒」の育成を目標としています。

本校の経営・運営に参画する白馬村・小谷村をはじめ、「みらい協育サポーター」や地元の企業・団体の皆さん、そして、白馬の地を愛する多くの方々からの協力や協働による数々の教育活動は、まさに「白馬にしかない学び」です。

2年生からコース制が始まっており、普通科では「文理」「教養」、国際観光科では「国際」「観光」の各コースに分かれ、「環境Ⅰ」や「山岳基礎」「Asian Language」「アウトドアスポーツ」「グローバル観光」などの学校設定科目により特色ある学びを深めています。

特に2年生では、すべてのホテル業務を本校生だけで行う「高校生ホテル」を、3年生では、観光業等の仕事に実際に従事する「デュアルシステム」を本年度から実施することにより、より実践的な学びにつながるように考えています。

また、教育旅行でこの地を訪れた国の生徒との国際交流は、昨年度8か国を数えました。連携協定を結んだBST(ブリティッシュ・スクール・イン東京)との相互交流を併せ、多様な国々で学ぶ同世代との交流は、異文化への理解を深めると共に、国際社会を生きるために必要な発信力とコミュニケーション力を高める貴重な機会として位置付けており、本校の大きな特色となっています。

多くのオリンピック選手を輩出してきたスキー部をはじめとする部活動、主体的に地域貢献活動に取り組む生徒会活動、白馬村・小谷村により設置された公営塾「しろうま學舎」での自立的な学習、教育寮「しろうまPal Hause」での自治的な活動が加わり白馬高校を形作っています。