長野県須坂園芸高等学校
明るい学園美しい心
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School of inspired learning

Review コース学習

 

自分の意思で決める:フラワーデザインコース  

私は、フラワーデザインコースに所属しています。このコースでは、善光寺花回廊に参加したり須坂市フラワーロードでの花の定植を行ったりと、校内だけでなく校外で様々な活動に取り組んでいます。他の高校に比べると、このようにたくさんの行事に参加して体を動かしたり、いろいろな人と接する機会が多いことが園芸高校の特徴です。 園芸高校での三年間で、私は大切なことを学びました。それは「忍耐力」と、幅広い人たちと接することによって身につく「コミュニケーション能力」です。普通科の高校では学ぶことが絶対出来ませんし、社会に出るうえで必要不可欠の能力を身につけることができます。 須坂園芸高校は農作業ばかりしているイメージがありますが、他のこともしますし、たくさんの行事もあります。興味がある人はぜひ一度見に来てほしいと思います。 最後に、これから進路を決めるうえで大切にしてほしいことがあります。それは、「自分の意志で決める」ということです。決めるうえで他人からいろいろアドバイスをもらっている人もいますが、最後は自分の意志で決めてください。 (3年男子・東北中出身)

研究の成果が出て日本最高収量を達成しました:流通経済コース

流通経済コースでは、簿記の学習と稲作を通して農業を学ぶ学習が中心で、皆が真剣に取り組んでいます。毎回の授業は、わからない所や知りたいことがきちんと学べる環境であることはもちろん、笑いがある場でもあります。 そして、先生方も私たちに日本の農業のことから多くのことを伝えようと熱心に話してくださったり、進路での相談も聞いていただけます。

他のコースに比べれば実習は多い方ではありませんが、毎回畑に行くごとに作物や稲の成長が見られ、とても楽しいです。学校の収穫祭で食べるもち米は、コース全員で大切に育てたものであり、絶品です。 また、昨年度収穫したうるち米は、研究の成果が出て日本最高収量を達成しました。(3年女子・東中学出身)

 

園芸高校は緑が豊かでとても楽しい学校:情報会計コース   

園芸高校の良さは説明しきれない程たくさんあります。 私の経験を一つ上げれば、5月の連休に「善光寺花回廊」に参加し、長野中央通りにたくさんの花鉢を並べてタペストリーガーデンを作成したり、その花を地域の人たちに販売したりしました。 普段の授業でも校外での販売活動を行ったり近くの小学校と交流したりと地域の人との触れ合いや交流活動が多いことが特徴です。

もう一つの特徴は、2年生からのコース制だと思います。私は農業経済科の情報会計コースに所属していますが、簿記学習だけでなく「遊休農地を活用した小麦栽培の研究」など外に出ての活動もあり、とても充実した授業内容となっています。

堅苦しい説明になってしまいましたが、園芸高校は緑が豊かでとても楽しい学校です。10月中旬には文化祭があるので、ぜひその目で園芸高校を見てみてください。 (3年女子・東中学出身)

進学先に迷っているなら、私は須坂園芸高校を推薦します:環境工学コース   

私は、2年生から環境工学コースに入りました。コースの授業では、おもに「紙漉き」を行っています。紙漉きの原料は、ほとんどが本来ゴミとして処分されるものです。このような活動を通して、環境について学んでいます。  最近では、漉いた紙でレターセットを作成し、販売も行っています。また、学校に講師の先生をお呼びして「絵手紙サミット」を開催したり、紙漉きの活動を通して様々な方と交流することができています。さらに、数人ですが、生徒がカンボジアまで行って紙漉きのやり方を教えるなどの活動も行っています。  どれもこのコースに入らなければ体験できないことばかりでした。須坂園芸高校に入学して、楽しかったこと、学んだことは数知れません。もし、進学先に迷っているのなら、私は須坂園芸高校を推薦します。 (3年女子・常盤中出身)

地域の人が私たちのつくる野菜を楽しみにしてくれているのが伝わってきます:野菜科学コース 

野菜科学コースでは、一年を通していろいろな野菜を栽培しています。授業は実習と座学があり、実習では、種まきやハウスでのトマト・キュウリの管理・収穫など様々な作業をします。 季節が変わるごとに違った野菜を育てることができ、また、収穫の時は自分たちが育てた野菜を採ることができるのでとても楽しいです。さらに、収穫した野菜は学校内外で販売します。 学校の外で販売していると、地域の人に声をかけてもらえたりして野菜を楽しみにしてくれているのが伝わり、これからも実習をがんばろうという気持ちになります。

勉強や実習で大変な時もあるけれど、それを乗り越えれば収穫や園芸祭での販売など楽しいことが待っているので、とてもやりがいのあるコースです。 (3年男子・東部中出身)

最先端の研究が行える:微生物バイオコース

私が所属している微生物バイオコースでは、2年生の時に菌類の基本的な性質や形状を学びます。3年生になると、さらに学習を進め「課題研究」の授業でそれぞれがテーマを決めて研究を行います。

この「課題研究」で私は、自分の興味のある分野の中からカビ・酵母・きのこなどの研究を行っています。 現在は、きのこの新品種育成の研究を行っています。中学生のころから、きのこに興味を持っていたためとても楽しく取り組めています。失敗することや時間がかかることも多いですが、成功した時はたいへん嬉しいものです。 微生物には、たくさんの可能性が秘められていると考えられます。最先端の研究が行えるので、興味がある人にはお薦めのコースです。(3年男子・木島平中出身)

資格を増やすことは、自らの進路の幅を広げる:総合実習

須坂園芸高校では、さまざまな資格を取ることができます。たとえば小型移動式クレーン講習や玉掛け技能講習は3年生でなければ受講できない、そして取得できない特別なものです。 私は、進路選択のうえでも非常に有利になると考え、これらの資格を取得しました。機械には少しは興味がありましたが、3年間で一度だけのチャンスであり、めったにない機会と考え挑戦しました。

高校三年間は、自らの進路を決めるという大きな目標があります。その中で、資格というものは、あればあるだけ困らないものです。就職・進学を問わず、必ず役に立つものだと思います。 資格を増やすことは、自らの進路の幅を広げる大きなチャンスです。そのチャンスを自分で勝ち取りましょう。(3年男子・高山中出身)

夢は、都市公園の設計をすること:緑地計画コース

緑地計画コースでは、庭園の設計図を描く授業を行っています。初めは、フリーハンドでまっすぐに線を描く練習から始めます。何度も練習を重ねて、ようやく庭園の設計図が描けるようになるのです。 コースでの学習は、室内で図面を描いているだけでなく、外での実習もたくさん行います。たとえば、臥竜公園での桜の樹勢回復作業や松枯れの調査などです。デザインを勉強するために、国営公園などにも赴き見学させていただきました。 年末には、これまで学んできたことを生かして設計図面を描き「全国造園デザインコンクール」に出品・参加します。私は、2年生の時に設計図を出品し入選することができました。3年生の今年も、入選をめざして頑張りたいと思います。将来は、都市公園の設計をすることが夢です。そのためにも今は、国立大学に進学するための勉学に励んでいます。 (3年女子・若穂中出身)

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