No.015 トマトジュースの製造
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8月
食品化学科1年生が収穫したトマトで2・3年生がトマトジュースを製造しました。
 
まずは、原料の加工用トマトを水洗いします。
収穫したときに洗いましたが、異物混入防止のためもう一度洗います。
ここで見た目がきれいなものと傷みのあるものに分けます。
 
加工用トマトのうち、傷んでいる部分はトリミングを行います。

トマトをクラッシャーで破砕します。 
 
破砕したトマトを、二重釜に入れて加熱します。

90℃以上、5分間以上加熱します。
とても力のいる作業ですが、暑さに耐えながら必死にかき混ぜています。
 釜から、パルパーフィニッシャー(裏ごし機)に移し替え、裏ごしを行います。
トマトの果皮と種子を取り除きます。

 
できたジュースを、缶に充填します。
充填後は、真空巻締機でフタを取り付けて完成です。

この後、90℃のボイラー室の中で30分間殺菌を行うことで製品へと仕上げます。
缶に「とまとっこ」のラベルを貼り付けて完成です。
今年のトマトジュースは、糖度が高いものとなりました。
 2年生は昨年を振り返りながら、3年生はきびきびとした動きで、実習に取り組めました。