食品化学科 NEWS
No.010 果実飲料中の有機酸の定量
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5月末
2年生の食品化学の時間に、果実飲料中に含まれる有機酸の定量を行いました。
 今回は、中和滴定法によって酸をアルカリ(水酸化ナトリウム)で中和して量を求めます。
 
まずは、果汁飲料を希釈(うすめる操作)します。
ホールピペットの取り扱いは慎重に!
 
希釈液(薄めたもの)を20ml採取し、三角フラスコに注ぎます。
これにフェノールフタレイン指示薬を数滴加え、水酸化ナトリウムで滴定をします。
溶液の色を気にしながら、慎重に行いました。
 
溶液の色が微紅色になったら終了です。
ビュレットの目盛りを読み取ります。
 このようにして実験を行って食品中の成分を求めていきます。
どんどん難しくなりますが、やりがいも大きいものです。