食品化学科NEWS
No.025 しょうゆ中のタンパク質の定量実験
分解
  7月
暑い中でも、FFJ検定に向けて動き出す2年生。
食品化学では、しょうゆ中のタンパク質を定量するため、しょうゆの分解を行いました。


粗タンパク質の定量法であるケルダール法で、しょうゆのタンパク質を量ります。
まずは、試料の分解です。


細長いケルダールフラスコにしょうゆを1mL注ぎます。
とても小さいホールピペットで調整に苦戦!


しょうゆを入れ終わったら、分解促進剤を加えます。
これが触媒となって有機物を分解します。
口が小さくて入れるのにも一苦労...。


その後、ドラフト内で濃硫酸を5mL注ぎ、すぐに加熱をします。
怖がりながらも、正確な作業で、無事全ての班で操作ができました。

あとは、中の液体が青色になるまで分解を待つのみです。
これから2年生は、FFJ検定中級・上級に挑戦します。
次の操作は、秋ごろになる予定です。手順を忘れないように!