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No.022 水道水の硬度測定実験 |
9月下旬 本日の3年生の食品化学では、水道水の硬度測定を行いました。 ![]() |
まずは、硬度とは何か、硬度測定の原理についてを学びました。 硬度は、Ca2+、Mg2+の含有量を表した数値です。 これらのイオンを多く含む水を硬水、60mg/L未満を軟水といいます。 飯田下伊那の水はどっちでしょうか? |
![]() 一通り説明が終わったら、実験開始です。 はじめに、炭酸カルシウムの標準液でEDTA-2Naの標定を行いました。 |
![]() 溶液が赤紫色から青紫色に変わったところで終了です。 うまく見極められたかな? |
標定が終わったら、検水の硬度をはかります。 今回は、皆さんが自分の家から水道水を持参しての実験となります。 |
![]() 水道水をホールピペットで正確に量り取ります。 日本の水は軟水が多いため、採取量を多めにとりました。 |
![]() 試料に、pH10の緩衝液と、EBT金属指示薬を加え、赤紫色にします。 あとは、標定と同じように滴定を行います。 ![]() すぐ色が変化してしまいました。 |
![]() 実験が終わったら、実験結果を黒板に記入します。 同じ飯田下伊那の水道水でも、少しずつ硬度が違ってきますね。 |
![]() 久々の実験でしたが、非常にスムーズな作業ができました。 特に気にせずに飲んでいる水にも様々な物質が溶けているのですね。 |