公開授業 短報
講 師 信州大学繊維学部感性工学科助教授 上條 正義 先生
テーマ 「身近な化学」
場 所 長野県諏訪清陵高等学校 小体育館
日 時 平成14年10月10日(木) 14:10〜15:30
対 象 1年生全員 246名
概 要

 専門分野の繊維にちなんで、繊維におけるサイエンスという観点で、最近の事例などをOHPで映し出しながら、わかり易く講演した。まず、「日本の学問の風景」というテーマで、信州大学大学院工学系研究科が指定された21世紀COEプログラムの話や、大学での研究活動の話から始まった。 本題の繊維に関する話では、繊維は衣服の分野だけでなく、人工臓器や自動車のタイヤなどに幅広く利用されていると説明した。また、科学者や技術者は、「人が幸せになる、人のためになる」という考えをしっかりと持ち、得た知識を社会のために生かすことが大切であると力説した。

 公開授業 スナップ
上條先生
講演の始まり。
難しい学術的な専門用語もわかり易く噛み砕きながら生徒の視線に立っての説明。
 
  「日本の学問の風景」をテーマに、信大繊維学部の現状や今後(21世紀COEプログラム)について話をした。
COEプログラム
生徒の様子
話しを聞き漏らすまいと、真剣にメモをとりながら講演を聞く。繊維の持つ多様性や有益性に驚く生徒たち。  
  OHPでテーマを映し出しながら講演は続く。
繊維・アパレルの世界
科学技術者の心得
「科学技術者の心得」と題して、科学者や技術者には哲学や倫理も必要であると力説。  
  新聞に掲載された繊維の材料に関する身近な利用例を挙げながら説明。
生徒は繊維の広汎な利用に対する認識を深める。
繊維の可能性

 

<戻る>