校歌
1.山また山のはるかたに
そびゆる白馬の雪の峰
真澄める姿ぞ我等がいのち
起てよいざこぞりて
我に金鵄の光あり
2.草木もなゆる真夏日に
うずまき流るる千曲川
とまらぬ力ぞ我等がいのち
起てよいざこぞりて
我に金鵄の光あり
3.仰げる空のきわみなく
ふみゆく大地の果しなき
ゆたけき心ぞ我等がたのみ
起てよいざこぞりて
我に金鵄の光あり
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校章

金鵄の由来は、『日本書紀』の神武東征伝の一節による。神武天皇が東征の過程で長髄彦(ながすねひこ)との戦いに苦戦を強いられていたさ中、突然天候が悪化して辺りが暗くなると、金色の鵄が飛んできて天皇の弓の弭(はず)(弓の端の弦をかけるところ)に止まった。そのため長髄彦やその兵卒は目が眩んでしまい、天皇は辛くも勝利を手にすることができた、というものである。 校章制定に際しては、当時の国家意識(軍人の戦功に対して金鵄勲章が授与された)が反映しているとともに、松本中学校の蜻蛉(とんぼ)にも縁を持たせたと言われている。