総合学科とは


総合学科は、国語、数学などの普通教科を中心に学ぶ「普通科」と、農業・工業・商業・家庭・福祉などの専門教科を中心に学ぶ「専門学科」に並び、第三の選択肢として導入されました。
総合学科では、「個性を生かした主体的な学習・自己の進路希望を深める学習」を重視しており、以下のような特色があります。

1.自分の目標や希望進路を実現するため、たくさんの選択科目の中から、生徒一人ひとりが学習 内容を選択し、自分の時間割を作成する。

2.地域連携などを通して、他者との関わりの中で自分の将来について考察し、コミュニケ―ショ ン能力を含め、社会で必要な力を高める。

3.自ら課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、問題解決能力や学習態度を育てる。 また、成果発表の機会を設け、自分の言葉で伝えるという活動から、表現力やコミュニケーシ ョン能力を育成する。


また、総合学科で学ぶ生徒全員が「産業社会と人間」という授業を履修します。

産業社会と人間では、就業体験やライフプラン作成などの活動を通して、以下の3つの点を大切にしています。

① 自己の個性について理解を深める 
② 働く意義を理解し、将来の生き方や進路に目的を持たせる 
③ 学ぶことの意義や目的を理解し、科目の選択に役立て目的を持たせる


自己と向き合い、多種多様な学習を行うことで、「社会の変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成」を図るために作られたのが総合学科です。

総合学科のしくみ