学校概要、校歌と校章、教育方針等について掲載します
学校概要
学校長より
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長野県小海高等学校のホームページにようこそ。
学校長を務めます清水久樹でございます。
本校は明治40年に南佐久郡農学校臼南分校として開校し、今年で創立113年の伝統校であります。小高い丘の上からは雄大な八ヶ岳が広がり、目下には日本海まで続く千曲川が望めます。四季折々を満喫しながらリンドウなどの植生を楽しみ、時折動物たちが顔を出す、そんな自然豊かな場所に位置しております。また、正面玄関に立っている大きな一位の木と松の木は、長き伝統を見守ってきた本校の象徴的シンボルとして、生徒とともに大切に育てております。
本校の目標を<地域から信頼される学校><生徒の進路を保証する学校><全人的発達を促す学校>と掲げて教育活動を行っております。現在は1学年3クラスの中山間地校でありますが、全職員が一丸となって丁寧に指導、支援することでそれぞれの進路を実現しております。生徒は互いに切磋琢磨しながら、学習に、クラブ活動(班活動)に、生徒会活動に、日々積極的に取り組んでおります。県下有数のスケートの強豪校であり、国内や世界大会にも多くの生徒を輩出しております。
また、本校にはイメージキャラクターの<パクム>がいます。本校が位置する標高896mから名前が付けられました。「明るく」「ずくがあり」「挨拶ができる」ごく普通のキャラクターではありますが、生徒会活動や地域の交流に貢献しております。小海高校のひとつの取り組みとして、学校とともに地域の皆様に愛されるよう活躍の場を広げて参りたいと考えております。
本年度は新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、国内でも大きな影響を受けながらのスタートとなります。先の見えない不安な時だからこそ、人類が一丸となって前に進まなければなりません。教育の充実と地域に愛される未来の学校づくりのため同窓会、PTA、地域の皆様方の引き続きのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
校歌と校章
校章
校章は南佐久農林学校時代のものを基に更に創意を加えて作成されたもので、三菱型は「真・善・美」を象徴化し、高の文字の左右の花は八ヶ岳山麓一帯に咲くリンドウを模し、下部に配された三本の線は学校の下を流れる千曲川が図案化されている。
校歌
昭和24年度生徒会の事業として校歌の作成が企画され、生徒の要望の高かった佐藤春夫先生により作詞された。幸い先生は、弟子の楜沢竜吉先生の縁故のお宅平根村(現佐久市)に疎開されており、楜沢先生と共に参上お願いし、快諾された。
先生の直筆の校歌は、第2回卒業生の寄贈による額に納められて、校長室に飾られている。
校歌の作曲は、北牧村(現小海町)出身の、NHKラジオ体操の伴奏者秋山雄三先生によるものである。
教育方針
日本国憲法の精神に基づき、心身の調和的発達を図るとともに、将来社会の発展と文化の創造に寄与できる人間を育成する。このため本校では特に次の目標をかかげてその達成に努める。
目 標
一, 学問と真理を愛し高い教養と豊かな情操を身につける人になる。
一, 自由と責任をわきまえ広い視野でものを考え、節度ある行動のとれる人になる。
一, 精神と身体を鍛え個性の伸長を図るとともに、明朗で自主性のある人になる。
一, 礼儀と言葉を正しく他人の人格を尊重し、品位のある人になる。
一, 勤労と実践を尊び誠意をもって積極的に任務を遂行する人になる。また、近年、「地域高校としてどう生きてゆくのか」という課題に取り組むため、次の目標をかかげ、積極的に地域との連携を図り、職員生徒が統一の目的意識を持ってその達成に努めている。
「地域から信頼される学校」
「生徒の進路を保証する学校」
「全人的発達を促す学校」
小海高校 3つの方針