2016ユネスコスクール

中野西高校は長野県の高校としては初めてユネスコスクールに認定されました。
このページではユネスコスクールとしての活動を発信していきます。

本校ではESD活動の様子をまとめた『NAKANISHI ESD NEWS』を発行しクラスに配布しています。
過去の記事は下のバナーリンクからご覧ください。

昇降口前花壇の冬支度(12/10)



 12/10(土)にボランティア同好会7名で昇降口前の花壇の冬支度をしました。花壇に植えてあるバラの木から少し離れたところに穴を掘り、そこに肥料を混ぜた土を入れました。この作業は案外大変で、完了まで2時間以上かかりました。
 このバラの木は、来年の初夏に大輪の花を咲かせてくれるはずです。一本木公園のバラの世話もしたことがある生徒たちは、もっとバラを身近に感じてくれたようです。

一本木公園 バラの冬囲い作業(11/20)



 11月20日(日)一本木公園でバラの冬囲い作業を『一本木公園バラの会』の方々と行いました。この作業にはボランティア同好会、3年生と1年生の有志、テニス部、バドミントン部男子の60名が参加しました。
 バラ祭りで人々を楽しませてくれたバラが、雪の重さで折れないよう、丁寧に枝を縛りました。大きなバラを縛るには大きな力が必要で、3人一組の生徒たちが力を合わせて作業しました。また、バラのトゲの鋭さにも苦戦しました。

せーの!!

もっと上を縛らなきゃいけないかな?

俺が支えているうちに縛るんだ!


 作業の後には、パンと温かい汁物をいただきながら『一本木公園バラの会』の方々と交流をしました。
 バラたちは無事に冬を越して、春にはきれいな花を咲かせてくれるでしょう。生徒たちは「自分たちが冬囲いした花が、どんな姿をみせてくれるか楽しみだなぁ」と春を楽しみにしています。


こんなに多くの人が集まりました

働いた後の食事は格別

今回の作業をしての感想は?

志賀高原の湿原で葦とキショウブの撤去を行いました(10/16)

 10月16日(日)に志賀高原の高天ヶ原において、湿原の葦とキショウブの撤去作業を行いました。今回の作業は、志賀高原のホテルの女将さんたちの会「やなぎらんの会」の主催。中野西高校生約70名の他に信州大学の学生、山ノ内町の小学生、地元企業の方々、併せて約100名で行いました。当日は気持ちよく晴れ上がり、作業にはもってこいの天候でした。志賀高原ではちょうど紅葉の時期になっていたので、行き帰りのバスからも美しい景色が見られました。

志賀高原は昔、海の底だった!?

 作業前には信州大学の先生方から志賀高原や湿原のでき方、なぜ葦やキショウブを撤去しないといけないか、についてレクチャーを受けました。生徒たちは「志賀高原が昔は海の底だった」「湿原は長い時間をかけてできた」ことを知って驚いた様子でした。また、外来種が入ってきたことにより、地元である志賀高原の生態系が壊されている現状に、危機感を持ったようでした。「外来種のために生態系のバランスが崩れ始めている」「長野の自然が好きなので守っていかなければならない」と感想を記した生徒もいました。

葦と外来種に悪戦苦闘

 作業に取りかかると、それまではちょっと眠たそうな顔をしていた生徒も、きびきびと体を動かし、リーダーである大学生に質問したり、おしゃべりしたりしながら撤去作業を進めました。最初は「どれをとるの?」「なかなかうまくできない」といった声も聞かれましたが、大学生が教えてくれたり、友達同士で協力しあったりしながら徐々にコツをつかみ、進めていきました。夢中でやっている生徒が多く、作業の予定時間になると「えー、もう終わり?」「もうちょっと進めたかったなぁ」と少し残念そうでした。

次につながるボランティア

 「意外とやっていて楽しい」「友達や大人と一緒に地域貢献することはいいことだ」「来年も参加したい」との感想が多く見受けられました。また、大学生や大人の皆さんと作業を進めたことで、「参加した大人の方々から、この地域をよくしたいという気持ちが伝わってきた。若い僕らがもっとしっかりやって、それを受け継いでいかなければならないと感じた」との感想を持った生徒もいました。

 今回の活動を通して、生徒たちは自然やそれを守っていく大人たちに触れ、一回り大きくなれたのではないでしょうか。
 
 

一本木公園での草取りボランティア(10/2)


 久しぶりの青空が広がった秋の中野市一本木公園、10月8日から始まる秋のバラまつりに向け、草取り作業が行われました。
 今回は、バドミントン部とボランティア同好会、有志、職員の29名が参加しました。

 
 


 今まで行っていたバラまつりのお手伝いに加え、今年からバラ園の管理のお手伝いに本校の生徒が参加することになりました。通年の管理に参加することで、美しいバラの花が咲くまでの地道な作業を知り、より一層バラへの親しみと、喜びを感じることができます。
 草刈りは、長年バラ園を管理してきた『一本木公園バラの会』の会員の方から指導をしていただき、共に作業をしました。高齢の方も多く、「草なんか刈ったことないでしょ」と、鎌の使い方に慣れない生徒たちに気さくに話しかけてくださいました。
 生徒たちも、はじめは「何が草で花なのか分からない」と言っていましたが、徐々にコツをつかみとても一生懸命作業をしていました。
 「今日は、たくさんの人がいるから本当に良かったわ」「これに懲りずに、またお願いね」との暖かい言葉をいただきました。
 途中休憩をとり、一緒にお茶をいただいたりして1時間半ほどの作業が終わりました。生徒たちはこのような交流を通じ、よい経験ができたのではないでしょうか?
 
 

 その勢いで、学校のバラ園の草刈りと剪定をしました。ここではダンス部の1年生が、練習の合間に草取りをしました。
 『きれいな学校づくり』『地域づくり』に積極的に関わる生徒の姿が見られた一日でした。皆さん、ありがとう。

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