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農業科TOPICS

研究フィールドは無限!農業科は今

2016.3.18
耕す、磨く、未来のために

昨日も今日も天候に恵まれて、新2年生・新3年生は専攻コース毎に圃場での実習が始まっています。 丁度1年前には、須坂創成高校の第1期生として入学を決めた中学生だった生徒達が、この1年間に自分の専攻コースを決めて今では立派な高校生に成長しています。 食品科学科の生徒は、ワイン用のブドウに施肥する土が相手の力仕事でしたが、男子も女子もパワーで頑張っていました。また、環境造園科の生徒達は壁泉の掃除を行って 始業式に備えました。

2016.3.4
卒業証書授与式 

春が感じられる暖かな天候に恵まれて、須坂園芸高校の第68回卒業証書授与式を行うことが出来ました。在校生、保護者、来賓のみなさまの拍手に迎えられて卒業生が入場し、 担任から一人一人が呼名されて、149名が卒業を迎えました。学校長式辞、来賓祝辞には、心温まる激励の言葉が込められていました。在校生送辞、卒業生答辞には、 双方の心が通う言葉が込められていました。

厳粛な卒業式に続いて、保護者・来賓の見守る中、生徒会が主催する「3年生を送る会」が和やかに行われました。 先ずは、恒例の新旧生徒会長の帽章の引き継ぎ式をステージで行い、伝統の帽章が卒業する松本君から2年菅沼君に引き継がれました2年生の新執行部が心を込めて作った恒例の 「映像で振り返る3年間」を鑑賞し、続いて、大壁画が披露されました。この卒業式に向けて全校生徒が参加して作った「桜の絵」です。ピンクの桜の花びらは、全校生徒の手形で出来ています。 最後に、新旧の応援委員が音頭を取って エールの交換が行われ、体育館での卒業式と「3年生を送る会」を終えました。

3年の各HRでは、保護者が見守る中、一人一人に卒業証書が手渡され、涙あり、笑いありの最後のLHRが行われました。 卒業生たちが輝く目をして担任を見つめる姿をみていると、充実した高校生活を送ったことが伺えました。みなさん、卒業おめでとう。

2016.3.4
活躍した生徒の生徒表彰と卒業式予行

これまで本校では、校外活動などで活躍して賞状を頂いた生徒には、全校生徒の前で受賞を讃えて来ています。 今日の卒業式予行の中で、秋の収穫祝以降に受賞した生徒と、各専攻コースの成績優秀者の生徒表彰を行いました。

①産業教育関係学校優良卒業

産業教育振興会中央会表彰 丸山 魁斗

産業教育振興会県表彰  竹内 裕香

②全国農業高等学校校長会表彰

園芸科 果樹科学コース 阿藤 詩織 野菜科学コース 小山 愛美 フラワーデザインコース 内堀 克海

食品科学科 微生物バイオコース 丸山 茅紘 食品製造コース 山﨑 里菜

農業経済科 流通経済コース 松本 伊織 情報会計コース 小平 達也

造園科 環境工学コース  三宅 諒介 緑地計画コース  中村 春香 造園技術コース  松尾 怜菜

③長野県学校農業クラブ連盟表彰  

須坂園芸高校農業クラブ会長  池田 聡

④大会・コンクール関係

*全国造園デザインコンクール入選 3年髙橋 奎吾 佳作 2年小宮山 桃加

*全国高校生バイオサミットin鶴岡 審査員特別賞 3年北澤 由紀 

⑤資格取得関係

*全国経理教育協会 成績優秀者表彰 2年 安藤 彩 2年 山本 華子 2年 宮尾 綾乃

*日本漢字能力検定2級 2年 武田 美咲

⑥全国農業高等学校長協会アグリマイスター認定表彰

*ゴールド 3年中村 春香 3年丸山 茅紘 3年北沢 直也

*シルバー(25名) 3年 志川 涼太 ,宮川 こずえ,阿藤 詩織,小林 礼奈,坂野 なるみ,樋口 ひまわり,藤本 友香,松木 彩夏,山崎 智佳良,湯本 勝哉,阿部 柊真,市川 まゆ,北澤 由紀,月岡 凜,藤牧 聖奈,宮坂 真実,宮澤 桃花,山﨑 勇門,小林 祐斗,田中 雅大,丸山 魁斗,宮川 みいな,宮澤 滉太,目黒 颯人,湯本 紗弓

授業以外でも色々と活躍した3学期でした。卒業式の予行を終えて、明日はいよいよ卒業式です。成長した生徒達が立派に巣立つおめでたい日ではありますが、寂しさも感じてしまいます。

2016.2.28
フォークリフト運転技能講習

3年生は自宅研修中ですが、毎日登校して資格取得に挑戦した生徒も居たので紹介します。

『フォークリフト運転技能講習』に挑んだ13人の生徒は、自宅研修に入ってからも毎日登校して学科の勉強や15時間の事前実技実習を行い、 一週間前の日曜日には学科試験に挑戦し、今週の月曜日には最終の実技試験に挑みました。教習センターの検定員が来ての試験だったので、緊張の実技試験でしたが、 受験した13名全員が合格出来ました。このフォークリフト運転技能講習に挑戦した生徒は、長野県農業大学校への進学する生徒もいますが、やはり造園業や工場への就職が内定した生徒達が多く、職場に入ってからの即戦力として働いてくれることと思います。

2016.2.18
「社会に出る前に」講話拝聴

専門学科のまとめとなった課題研究発表会を終えて、2/5から自宅研修に入っていた3年生の今日は、登校日でした。フォークリフトの講習会で毎日登校していた生徒もいましたが、 3学年が全員集まるのは久々です。LHRの後は、学年集会を行って、「社会に出る前の」講話をお聴きしました。講師には、上田市の上田情報ビジネス専門学校の比田井校長先生をお迎えして、パワーがあり、元気の出るお話をお聴きしました。生徒達は、最初に『幸せってなんなろうか?』、『幸せな生活ってなんなろうか?』と問われました。講話の中で、『この話は2年前もしたよね!』。うなずく生徒に『よーく 覚えていたね。』と比田井先生はにっこり。『同じ話だけれども、感じ方は違うと思う。』各自が高校での成長を確認することが出来るようなお話をして頂き、生徒達は、社会に巣立つことが不安に感じていた面もあったかもしれませんが、 今日の講話をお聴きして、比田井先生が狙ったとおりに勇気が湧いたことと思います。

卒業式は3/5(土)。ハレの日までにまだまだ十分に時間があります。この自宅研修中には、じっくり自分を見つめて有効に時間を過ごしてほしいものです。終わり良ければ、全て良し!です。

2016.1.9
野菜クラブ すざか農業小学校 米粉でまゆだまをつくったよ

信州すざか農業小学校豊丘校(16回目)

期日:平成28年1月9日(土) 9:00~12:00

場所:須坂市豊丘 そのさとホール 

内容:米の粉でまゆだまを作ってみよう!

本校参加者: 野菜クラブ3名

例年になく雪が少ないのです。しかし、今日はたまたま雪が降りました。予報では雨かもしれなかったのですが、一面の銀世界。 農業小学校が行われるところでは、市街地と雪の量が違います。

今回の農業小学校は、米の粉でまゆだまを作ってどんど焼きで焼いて食べるということです。今年は小学生にもどんど焼きのやぐらを作ってもらいました。 小さなやぐらと大きなやぐらで、どんど焼きです。

今回のまゆだまづくりには、米粉を使います。米粉を練って蒸して、まゆの形にするのですが、子供たちはみんな思い思いの形はに作ります。お正月ということでコマを作ったり、 花を作ったりと自由です。

どんど焼きが始まると、みんな火の回りに集まるのですが、だんだん離れていきます。思った以上に熱いのです。なかなか炎に近づくことができません。 パンパンと竹の爆ぜる音も大きいので、びくびくしながら近づきます。ちょっとした度胸試しですね。

焼きたてのまゆだまはとてもおいしいです。今年もこれで無病息災。今年も健康で過ごせることでしょう。

2016.1.9
緑地計画コース 全国造園デザインコンクールにむけて

新年を迎えて3学期が始まったばかりですが、造園科緑地計画コースの生徒達は、お正月返上で取り組んできた「全国造園デザインコンクール」 へ出品する作品の最後の追い込みに取り組んでいます。明日からの3連休も、自分の作品に最後の微調整をします。締切は1/14。

これまでの先輩は毎年一生懸命に取り組んで、本校の歴史に残る成果を上げています。今年の生徒達も全力で取り組んでいます。発表は1/25。 これまでの努力が実りあるものになることを祈っています。

2015.12.17
進路状況

3年生の進路状況も大詰めを迎えています。全員が順調に進路実現を果たしています。

・進学 4年制大学に11名 短期大学に11名(東京農業大学 農学部・地球環境科学部、東京農大短期大学部醸造科など)

・就職者希望者47名全員内定。長野県警に男子1名が合格。

・地元の機械製造系、食品製造系の企業に多数内定。(例:アスザック(株)・アスザックフーズ(株)・オリオン機械(株)・オリオン精工(株)(株)遠藤酒造場・(株)鈴木・テクノエクセル(株)・長野興農(株)・(株)みすずコーポレーションなど)

・1次就職試験の内定率は94%、10月下旬には全員内定をしました。(4年連続して内定率100%を達成しています。)

2015.12.3
もりもり給食DAY 今日はせんせいだ

須坂市北旭ヶ丘保育園へ野菜科学コースの3年生5名が、実習で栽培しているレンコンの説明にいきました。『もりもり給食DAY』は、須坂市が主催している食育の一環で、今日の給食では、 須坂市内のすべての保育園で、園芸高校の生徒が育てた小麦で作ったパンとレンコンが給食として出されました。

はじめに、問題を出しながらレンコンに関する説明を行いました。

「レンコンの穴は何のためにあいているのかな?」

「レンコンはどこにできるのかな?」

などのクイズです。それが終わると、レンコンが育つまでの過程を簡単に説明しました。みんなしっかり聞いてくれました。最後には、質問する園児まで出てきて、レンコンに興味を持ってくれてよかったです。

説明の後は、園児と一緒に給食を食べました。(椅子や机がとても小さくてびっくりです。当然といえば当然なのですがね。)レンコンはレンコンチップスになってサラダに入っていました。なかなか食べてくれない子がいて、おいしくないのかなぁと思って恐る恐る聞いてみると、 「おいしいのは最後に食べる!」と言っていました。とてもうれしい一言です。また、最後には、保育士さんからも「説明がとても分かりやすくて良かった」と言っていただき、うれしくなりました。

給食は小学校以来なので、久しぶりに給食を堪能した高校生たちでした。

2015.12.3
野菜クラブ すざか農業小学校 ぺったんぺったんもちをつこう!

信州すざか農業小学校豊丘校(15回目)

期日:平成27年12月12日(土) 9:00~12:00

場所:須坂市豊丘 そのさとホール 

内容:「ペッタン ペッタン」もちをつこう!

本校参加者: 野菜クラブ2名

確か農業小学校の餅つきは、雪降りか、とても寒い中で行われてきたような気がします。今年は異常な暖かさ。ちょっと気持ち悪いです。今日の餅つきのもち米は、もちろん農業小学校で作ったお米です。それを杵と臼でペッタン、ペッタンと餅つきをします。その横には、お米を蒸すための竃があります。 もちろん薪を燃やしてお米を蒸します。だから薪割もしました。杵を振り下ろす動作と斧をひり下ろす動作は、一緒。薪割で振り下ろす動作を練習をしてから、餅つきです。薪割が上手にできた子は、餅つきも上手です。薪がきれいに割れるととても気持ちがいいので、 餅つきよりも薪割を一生懸命する子もいました。つき終ったお餅には餡子(あんこ)やきな粉やゴマをつけて食べました。自分たちでついたお餅はとても美味しかったようです。みんなおなかいっぱい食べていきました。

今年の農業小学校もこれでおしまいです。天候のせいか、全然年末の気分がしない農業小学校でした。

2015.12.3
クリスマス そして年の瀬 フラワーデザインコース他

本校恒例のクリスマスイルミネーションが、栃並木を入った前庭に現れました。本物のモミの木に飾り付けた全高5mの本格的なクリスマスツリーです。 (昨年は、工事の関係で、前庭に飾ることができませんでしたから、今年はリバイバル。)

園芸高校の2・3年生の園芸科が専攻する『フラワーデザインコース』では、様々な空間で展示物を引き立てるディスプレイデザインを学習しています。 その一環として、『フラワーデザインコース』の生徒がこの時期に、クリスマスイルミネーション装飾を例年行って来ました。 恒例のクリスマスイルミネーションは、夕方の生徒達の気持ちを和ませてくれるとはいえ、教育面からしても節電も考えなくていはいけないので、発光体はLED、 点灯時間はタイマーで設定して、生徒が帰った18:30には消しています。

なお、今年の4月からは新たな「須坂創成高校 農業科」として学科改編を行い、現1年生は『フラワーデザイン』コース専攻はありません。 したがいまして、今のような形でリスマスイルミネーションを飾り付けるのは、残念ですが来年が最後になりそうですが、また、新たな取り組みに期待するところです。

2015.12.2
租税教育推進協議会長賞受賞 農業経済科Fコース(創成園芸農学科Cコース)

本校では例年、農業経済科3年生の学科必修科目「農業経営」の授業の中で、長野税務署の方等を講師に招いて「租税教室」を開催し、 租税及び税金の使い道等について学ぶ機会を持ち、今年度は6月30日に開催しました。

租税教室を受講した後、受講者全員が税を題材にした作文を書き、国税庁 「第54回 税に関する高校生の作文」 へ応募しました。

その結果、農業経済科3年 竹内さんの応募作文 「税の勉強をして」 が、「長野税務署管内租税教育推進協議会長賞」をして、本日12月2日(水)に、 長野税務署副署長さんより、竹内さんへ賞状が授与され、記念品が贈呈されました。竹内さんは各方面に全力で打ち込んでおり、今回も、数多くの応募があった中で選ばれ、 賞を頂くことができて、とても達成感を味わうことが出来ました。

2015.11.28
野菜クラブ すざか農業小学校 そば打ち体験と大豆の脱穀

信州すざか農業小学校豊丘校(14回目)

期日:平成27年11月28日(土) 9:00~12:00

場所:須坂市豊丘 そのさとホール 

内容:そば打ち体験・大豆の脱穀

本校参加者: 野菜クラブ3名

今朝は、周りの景色が見渡せないほどの霧が濃く出ていました。本格的に冬が始まりそうです。

生徒は昨日までテスト期間中だったため、作業説明の準備ができなかったようです。ですが、小学生に「大豆から作られているものは何でしょう?」と問いかけて、 答えを小学生と一緒に出し合っていました。答えとしては、醤油、味噌、豆腐など様々な答えが出てきていました。改めて考えてみると、大豆から作られているものは沢山ありますね。

そば打ち体験です。まずは、製粉です。今年度は、昔ながらの「石臼」を用いて、製粉しました。そば打ちで使う粉をすべて石臼で製粉することは難しいので、全てではありませんが、 とても楽しそうに石臼を使っていました。次は、そば粉6に対して小麦粉4の割合でそば打ちをします。一般的には8:2で打つようですが、そば粉が多いと繋がりにくいようなので、農業小学校では6:4で打ちます。 最後の練りは、小学生はまだ力があまりないので、ビニールに入れ、足で踏みつけて、そばを練りました。そして、そばを切りますが、やはりなかなか難しいようで、様々な太さの麺が出来上がってしまいました。大人が麺をゆでている間、小学生は大豆の脱穀を行いました。そして、脱穀後は全員でそばを頂きました。薬味に使われている大根やネギも農業小学校で収穫したものです。みんな美味しくいただきました。そば打ちに加えて、脱穀も行ったので、少し忙しい農業小学校でした。

2015.11.20
野菜クラブ すざか農業小学校 秋野菜の収穫

信州すざか農業小学校豊丘校(13回目)

期日:平成27年11月14日(日) 9:00~12:00

場所:須坂市豊丘 そのさとホール 

内容:秋野菜の収穫

本校参加者: 野菜クラブ1名

今日の農業小学校は、焼き芋と秋野菜の収穫です。雨と強風の心配をしながらの作業となりました。雨は何とかなりましたが強風はどうにもならず、予定していた焼き芋はできませんでした。秋野菜の収穫は、ダイコン・ハクサイ・長ネギ・野沢菜です。ハクサイと野沢菜は、包丁を扱うので農家先生が収穫をして小学生が運びました。 ダイコンと長ネギは小学生が担当です。なかなか抜けず、みんな苦労していました。ダイコンを抜いている様子を見ていると「大きなカブ」という絵本を思い出しました。 「うんとこしょ、どっこいしょ。まだまだカブは抜けません」という掛け声が浮かんでくるような光景でした。長ネギも同様です。 途中で切れないように、折れないように慎重に静かに抜くのですが、なかなかうまく抜けません。小学生には長ネギン収穫は難しかったみたいですね。

焼き芋ができなかったので、おやつは簡単にフライパンで焼いたサツマイモと漬物でした。いろいろな漬物が出てきておいしかったです。 小学生も漬物をおいしそうに食べていたので、「最近の小学生でも漬物を食べるんだなぁ」ってちょっと思いました。

2015.11.11
園芸塾 玉ねぎ苗の定植

須坂市民大学校園芸塾  (10回目)

期日:平成27年11月11日(水)13:30~

場所:本校

内容:タマネギ苗の定植

塾生: 7名

今日の園芸塾は、タマネギ苗の定植を行いました。毎年、タマネギ苗の定植が「野菜の分野」の最後日となりました。

時期的にだいぶ寒くなってきているので、「まだ大丈夫なんですか?」という質問が・・・。大丈夫ですよ。だからできるのですけどね。 そして、この後の定植作業で機械で土をかけていくと、今度は「これで大丈夫なんですか?」という質問が・・・。 根にちょっと土がのっているだけですからね。でも大丈夫なんです。毎年こんな感じで終わります。

大勢で行うので、すぐ終わってしまいました。最後にまとめをして解散になりました。次回からの園芸塾は造園科で物作りです。

2015.11.10
実りの冬⁉︎ ハクサイの収穫

夏休み明けに定植したハクサイが見事に育って結球し、収穫の時期になりました。夏休み中の実習に交代で潅水してポットで育てていた苗を学校の圃場に定植し、 成長の様子をを観察して教材となったハクサイです。 今日の2時間続きの授業では、収穫しながら一袋に2個(小さい物は3個)ずつ入れて¥200とし、各人が売り物2袋を作った後、街頭へ販売に出かけました。 前回の1時間の授業では、生育のデーターを取った後、自分の育てたハクサイを持ち帰りました。家の食卓にのり、家族で学校での実習の様子を話しながら食事が進んだと思います。

ハクサイを収穫し終えると、畑にはタマネギが残るだけになります。タマネギは冬を越して、来年の初夏に、お隣の森上小学校の6年生徒と一緒に収穫となります。

2015.11.6
野菜クラブ すざか農業小学校 玉ねぎ定植とソバの脱穀

信州すざか農業小学校豊丘校(12回目)

期日:平成27年11月 1日(日) 9:00~12:00

場所:須坂市豊丘 そのさとホール 

内容:タマネギ定植・ソバの脱穀

本校参加者: 野菜クラブ3名

今日は今シーズン一番の冷え込みでした。ここ標高約600mの畑には霜が降りていました。すっかり秋が深まっています。

今日はタマネギの定植とソバの脱穀です。タマネギの苗は少し小ぶりですが、大きすぎると春に抽苔(ちゅうだい)するので、少し小さいほうが良いかもしれません。 みんな15㎝間隔で植えていきます。およそ小学生の握りこぶし2個分です。約2,000本の苗も大勢で植えればあっという間に終わりです。

次にソバの脱穀をしました。棒で叩いて実を落とします。楽しそうに棒を振っていました。人をたたかないように見て回るのが野菜クラブ員の仕事です。 落ちたソバの実を唐箕にかけます。これで実とごみを分けてくれます。みんなで順番に唐箕のハンドルを回します。この加減がなかなか難しいです。 強すぎるとゴミと一緒に実も飛んでしまうのでね。弱すぎると実と一緒にゴミが入ります。農家先生が、うまく調節しながらやってくれました。4~5回唐箕(とうみ)にかけて終わり。 約6㎏のソバの実が収穫できました。

帰りはダイコンのお土産つき。次回はハクサイの収穫です。やっぱり『収穫の秋』ですね。次回も楽しみです。

2015.10.30
野菜や花が買えちゃう高校 コース説明会にて

『くくり募集』で入学している1年生の農業科の生徒は、この時期に2・3年次に専攻するコースを決定します。1年生は先週から各コースの見学や体験を行っています。 今夕は1年生の保護者のみなさんへの説明会を行いました。今夕の説明会の後は、家でじっくり相談して決定していくことになります。

さて、説明会の前後には、学校で取れた野菜と花の販売を行いました。例年行っていますが、市価よりも少し安いとあって、今年もなかなか好評に販売できました。

2015.10.26
農業クラブ全国大会報告

第66回日本学校農業クラブ全国大会 群馬大会  が10/20(火)~22(木)に行われ、本校からは「農業鑑定競技会」に5名の生徒が出場していました。この5名の生徒は、6/16に行われた校内の農業科の全員がチャレンジした 校内 農業鑑定競技会等 を勝ち抜いた5名です。校内の代表に決まった後は、放課後に、夏休みに、 各人が出場する専門分野の勉強を積み重ねてきました。覚えるべき事・調べるべき事をまとめた独自の「まとめノート」を作って、全国大会へと備えて、今回の全国大会へと臨みました。  

大会結果は、区分「園  芸」  竹内潤之介君(2年)、区分「食品科学」 佐藤由衣さん(2年) の二名が入賞を果たしました。  

今朝は、校長先生に全国大会の参加報告を行いました。農業鑑定競技に参加した生徒も、クラブ員代表者会に参加した生徒も、全国という広い視野の経験を積んだことが大きな成果となりました。 また、2年生で出場し入賞を果たした生徒達は、一つの達成感と全国レベルの高さを実感したようです。3年生としても出場のチャンスがあるので、来年の全国大会に向けてチャレンジ精神を湧き立たせてほしいです。

2015.10.23
野菜クラブ すざか農業小学校 ソバの収穫・離山散策

信州すざか農業小学校豊丘校(11回目)

期日:平成27年10月17日(土) 9:00~12:00

場所:須坂市豊丘 そのさとホール 

内容:ソバの収穫・離山散策

本校参加者: 野菜クラブ2名

今日は小学生の参加者が少ない農業小学校でした。ソバの収穫と離山(はなれやま)散策です。本当は大豆の収穫も予定していたのですが、まだダイズが枯れていないのでできませんでした。ソバの収穫は、風の影響でみんな倒れてしまい収穫が大変です。実も心なしか少ないように感じます。収穫した後に乾燥させるのですが、 茎が折れていて畑で乾燥できないので、ハウスで乾燥させることになりました。少ない人数ながらも、協力すれば早く作業は終わります。

作業の後は、離山散策へ。毎回思うのですが、散策というより登山です。足場が悪く坂もきついからです。離山の頂上には離山不動尊があり、 離山に纏(まつ)わる民話を紙芝居で紹介してくれました。帰りは、ドングリがたくさんあってびっくり。この辺は自然が本当に豊かなんですね。

今日のお土産は、前回脱穀したもち米です。家でおいしくいただいてください。

2015.10.8
壮行会 北信越大会・全国大会

陸上新人大会で北信越ブロック大会へ出場する瀧澤友啓君(砲丸投げ、2年)、 農業クラブ全国大会の農業鑑定部門へ出場する北澤樹里さん(3年)・松尾怜菜さん(3年)・小林礼奈さん(3年)・竹内潤之介君(2年)・佐藤由衣さん(2年)、 クラブ代表者会議へ参加する小平雄輝君(3年) の壮行会を行いました。園芸・創成の両校の校歌に続いて、生徒会長・校長先生・応援委員長から激励の言葉が送られました。

2015.10.1
 学ぶということ

今日10/2(金)の信濃毎日新聞の朝刊p25 『建設標』 10代からの欄に、本校の3年生竹内さんの日商簿記検定2級合格の体験記が掲載されました。  

日商簿記2級の合格は、 6/22に、このSoilのページに掲載 したように、本校の専門性の中の「流通経済コース」授業での学習と本人の努力の成果です。 一方、普通科目の「国語表現」の授業を生かしてその体験をまとめた作品が、今日の信濃毎日新聞への掲載となりました。専門の実習だけでなく、教室で行われる教科の学習との 両方に一生懸命に取り組んでいる本校の生徒の姿を取り上げて頂いた出来事でした。これまで教室での授業風景の写真はなかなか掲載されませんが、 今日は数学の授業風景を載せておきます。  

校内は、2学期の中間テストが終わって学習の一区切りとなりましたが、作物の収穫は全盛期です。自然の恵みと植物の実りに感謝して収穫した後は、学校周辺へ振り売りに 出かけて、販売実習も経験します。

2015.9.15
 実験 実習 実学

今週は2年生が修学旅行へ出かけていて、校内では1年生と3年生が教科の勉強と圃場での実習等に頑張っています。写真はそれぞれの実習風景です。麦の脱穀の後の唐箕(とうみ) を使った選別作業、微生物バイオの試薬量の計算、デザインコンテストへ向けて製図がいよいよ始動、手作りイチゴジャム(長野県産いちご使用)の「食味検査」、 新しく始まった須坂創成高校の木製看板の彫刻、ホウレンソウの種まき、タマネギの種まき、1年生「農業と環境」のハクサイの生育調査、収穫祝いの装飾に向けてフラワーデザイン実習、 です。

2015.9.14
 せまる就職戦線 チーム園芸出陣式

就職試験の解禁日9/16が目前となった今日の放課後、3年生の就職試験受験者の激励会・出陣式を行いました。  

同席した校長先生と学年主任の先生は、とても暑かった夏を黙々と準備に打ち込んでいた生徒達の姿をちゃんとご覧になっておられ、今日の激励会の中でも褒めておられました。 お話の中で、その経験によって自分のレベルが確実にアップし、おのずと自分の自信につながっているという、安心感を与えて下さいました。  

会場の生徒達は、だいぶ涼しくなった今日からは思い起こすことが出来ないくらい暑かった夏の日々を一緒に頑張ったいわば「同志」ともいえる絆で結ばれました。  

続いて、2名の生徒が代表して決意表明を行いました。その中で、放課後や夏休み中にも自分達に付き合ってくれた先生方への御礼があり、「同志」となった友達には、落ち着いて全力で自分を表現しようと の呼びかけがありました。  

会を終えようとした時、生徒達の発案があり、応援委員長の音頭に合わせて、「エール」でお互いの健闘を祈り、合格を誓い合いました。

2015.8.28
 踊る”かんなちゃん”

園芸科のフラワーデザインコースでは、例年5月に行われるコース毎の1週間集中授業『コース週間』中に、須坂市の花と緑のまちづくり事業の一環である「フラワーロード」定植活動を行っています。 また、「駅前歩道橋の緑化活動」へも参加しています。  

そうした縁で、須坂市から依頼があり、花と緑のまちづくり事業マスコットキャラクター「かんなちゃん」をPRするDVDにダンスで出演することになりました。依頼の後、夏休みを通じて  「GO!GO!かんなちゃんlove&peace」  を練習してきました。8/28(金)の収録日には、スクリーンに映されるプロモーションビデオに合わせて、「かんなちゃん」と一緒にフラワーデザインコースの生徒達が踊りました。 1曲を通じて踊った後、見守った収録スタッフからは拍手が起こり、まずまずの調子でダンスを踊ることが出来て、DVD収録は無事に終了しました。  

このDVDは、須坂市内の園児達も出演しており、DVD完成の折には、市内の保育園などに配布される予定になっているそうです。また、地元CATVの「須高テレビ」にも取材して頂いきました。 地元ローカルニュースで放送されると思われます。

2015.8.21 この夏の成果とこれから

夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。7月の終業式では体育館にいるだけで汗が噴き出してくる暑さでしたが、お盆が過ぎてからはめっきり気温が下がって、曇り一時小雨の今日の始業式は 全校が体育館に集まっても苦痛なく過ごせる状況です。  

さて、校長講話の中では、4か月にわたる長い2学期の中には重要な行事があり、それぞれに全力で打ち込んでほしい旨のお話がありました。また、便利な世の中で自らが工夫して事に対処する 機会が無くなってきている現代に生きる人間は、「退化」の方向に進んでいるのではないかと心配してしまうというお話もありました。機械に頼らず、自力で工夫したり解決できるようなポテンシャルの高い 人になりたいですね。  始業式の後は、教室に戻って国数英の総合テストに取り組みました。長期休業モードを切り替えて、テストでは夏休みの学習が出し切れるかどうか。  

この夏休み中に行われた農業クラブ大会の結果と大きな活動は次のとおりです。表彰は11/13の収穫祝で行う予定です。    

農業クラブ長野県大会(塩尻の畜産試験場) 家畜審査競技:優秀賞を受賞    

農業クラブ北信越ブロック大会(新潟県) プロジェクト発表部門:優秀賞を受賞    

北陸作物学会にて研究発表    

宮城仙台にて稲作現地調査・研修

2015.8.19 続夏! 農業科

夏休みは2日間を残すだけとなりました。一時の猛暑と比べると少しは暑さが穏やかな須坂市ですが、まだまだ外の作業は暑いです。さて、今日は、毎日欠かせない花のかん水(水やり)、 取っても取ってもすぐに生えてくる草取りの為に、2年生の7名が登校して作業してくれました。 丁寧に扱ってもなかなか育ってくれない花と、その辺に投げ捨てておくとそこで根がついてしまう雑草と、対照的な生命力相手の半日でした。  

また、3年生は進路に向けての準備の終盤です。先生方に面接の練習して頂くグループと、学習グループとに分かれ頑張っていました。  

3年生の希望者が取り組んできた小型移動式クレーンの試験も行われました。夏休みになって20時間もの練習をして来たとはいえ、いざ試験となると緊張です。

2015.8.5 続夏! 農業科

夕立の夕方や局所的豪雨の夕方もありますが、毎日、猛暑日です。そんな暑い中ではありますが、生徒達はそれぞれ計画した実習や学習を進めています。  

今日の農業科専攻コースの実習はいずれも2年生。野菜コースはアスパラガスの手入れ、果樹コースはブドウ園の草取り、花コースは鉢植えのサルビアの街頭販売へ出かけて行きました。 外の実習はとても暑いですが、休憩を取りながら頑張っています。  

3年生は、2グループに分かれて進路学習をしました。一つは、ジョブカフェ信州主催の講演会・模擬面接。外部講師から実践的なお話をして頂きました。進学志望者は、先輩の受験報告書を 参考にして志望理由書の草案作りに頭を悩ましました。

2015.7.31 続夏! 農業科

「お盆ごろまでこの暑さは続きそうです」 昨日のニュース番組で、お天気キャスターはこのように長期予想をしていました。今日も暑いです。今日の実習は1年1組。 枝豆の個数や重量のデーターを取った後、一袋\200で販売に出かけていきました。枝豆の収穫は今日の1年1組で最後となり、畑は広々と土が現れました。 次の栽培実習はハクサイです。夏休み中に種まきして、初冬の収穫を目指します。  

2年生造園科は、大型バスに分乗して、建設業協会須坂支部の皆さんと現場見学をさせていただきました。  

3年生の希望者は、小型移動式クレーンの資格取得のために操縦練習を行っていました。  

この他、各専攻コースでもそれぞれ活動していました。収穫目前のスイカは、カラスに食べられないようにコンテナをかぶせてあります。カラスに狙われない小さいスイカは安心していたら、モグラに食べられてしまいました。

2015.7.28 夏! 農業科

夏休み中の須坂園芸高校・須坂創成高校園芸キャンパスの様子です。今日は創成高校の1年3組が「農業と環境」授業で栽培している枝豆の収穫と調査を行っています。 各人の栽培区から抜き取って、実の数・重さ・根の重さを計測していました。このデーターがどのように分析されてレポートされるのでしょう?  また、園芸高校の2・3年は、10コース中の8コースがそれぞれ実習を行っています。日頃の2時間授業では出来にくい作業に、休憩時間を取りながらもじっくり取り組んでいました。 実習がない3年生は、それぞれの進路課題に取り組んでいました。小論文の構想が湧かず、頭を抱えて机に向かう姿もありました。時間はたっぷりあります。頑張ろう!

2015.7.8〜9 園芸祭2015

恒例の『園芸祭』は、本年度は校舎工事の関係もあって、生徒と保護者の校内祭として行いました。7/8(水)開催式と合同ホームルーム、7/9(木)午前:体育祭、午後:クラス園芸、 7/10(金)10:00-14:00園芸祭の日程でした。平日にもかかわらず、保護者とその家族の約450名の皆さんにお越しいただいて、校内祭ではありましたが、盛大に行うことが出来ました。

枚数の多い写真ですが、ご覧下さい。中庭での発表(園芸太鼓、吹奏楽、合唱、空手道、腕相撲大会、かき氷早食い大会、カラオケ大会、連想ゲームなど)や、模擬店、農産物の販売、教室展示、後夜祭など、 生徒達が生き生きと活動しました。生徒会執行部を中心に、それぞれの係が忙しい中にも準備に打ち込んで来たので、一人一人満足の一日でした。

2015.7.9 園芸祭2015

体育祭としての企画は、今年が第1回となります。園芸祭のテーマ『農工のフュージョン、創成のビジョン』にもあるように、農業科・工業科の連携を図って、縦割りのクラス対抗とし、4チームの対抗競技としました。小トラックを囲んで、本部テント、各クラスの12張のテントを配置したので、競技者も観戦の生徒も、学年を超えて、笑いの中にもヒートアップして全校が競技に参加しました。創成高校の1年生を迎えた今年からの企画なので、今後の楽しい企画として歴史を作ってほしいものです。

また、7/9(木)午後に行った伝統ある恒例の『クラス園芸』も、各クラスとも相当な練習のダンス練習やビデオ編集時間を費やした力作や演技でした。全クラスの発表は4時間もかかりましたが、見ごたえのある発表で、あっという間の午後でした。

2015.7.6 農業クラブ北信越大会へ

7/4(土) 農業クラブ各種県大会が更級農業高校で行われました。本校からは、意見発表会の3区分、プロジェクト発表会の3区分、クラブ活動発表会、の7部門にエントリーしました。その中で、プロジェクト発表会の区分「文化・生活」において、造園クラブの「 叒譜の杜プロジェクト~歴史ある桜が咲く、憩いの場の創出~ 」が最優秀賞を受賞して、8/19-20に行われる北信越大会へ進むことになりました。また、これ以外の二区分で優秀賞&JA賞を受賞し、 意見発表会でも3年丸山、3年小山が優秀賞を受賞しました。1学期終業式に全校生徒が揃ったところで、あらためて表彰する予定ですが、ひとまず、校長室で受賞の報告会を行いました。

2015.7.2 昼休み中庭ダンス練習

園芸祭はいよいよ来週になりました。恒例の「昼休み、中庭ダンス練習」が、今日から始まりました。  校風委員長の高橋君がHR棟へ向かって、一曲を通して全力で『模範演技』を行うと、各HR教室の窓から見守っていた大勢の生徒から一斉に拍手が巻き起こりました。 曲は、「妖怪体操 第1」という曲。「動きがむずかしい」ねと生徒に声を掛けると、生徒からは「動きがはずかしい」との返事でした。

2015.7.1 大きな絵画が、長野県信濃美術館の企画展へ

本校の校長室の壁に作られた特製の額に収まって飾られている大きな絵が、この度、長野県信濃美術館で開催さされる企画展「没後50年 ”日本のルソー”横井弘三の世界展」(2015.9.12~11.8)に展示されることになりました。この絵にとっては初めて公の場に姿を現すことになります。

今日(2015.7.1)は、長野県信濃美術館から学芸員ほか、担当の皆さんがお越しになり、この絵が搬出されて行きました。

昭和23年から1年間、本校の分校「仁礼分校」に美術教師としてお勤めになった横井弘三先生の授業を受けた当時の高校生が、卒業するに当たり、 「自分たちの卒業記念に、ぜひ、横井先生に絵をかいてほしい」とお願いをしてこの大作(縦1.3m横1.6m)が描かれて、現在に至っています。

2015.6.16 『福祉を学ぼう』

6/29(月)の放課後、進路先に福祉・看護関係を希望している2・3年生徒達に向けて、「福祉を学ぼう」と題して特別に学習会が行われました。 希望した12名の生徒達は、「須坂やすらぎの園」の総務部長さんと須坂社会福祉事務所からお越しいただいた担当の方から、現状・概要・心構えなどお聞きしました。 社会のニーズや現実の厳しさも知ったわけですが、進路実現への意欲も高まった有意義な1時間でした。参加した生徒からは次のような感想が寄せられました。  今日の福祉講演をお聞きして、福祉により一層の興味を持つことができました。福祉施設にはさまざまな種類があって、それぞれには次の事が求められていることを知りました。    

①利用者にとって、過ごしやすい環境が整っていること    

②利用者と職員がお互いにプラスの効果が得られること  これらの事が大切だと言っておられました。  また、一つの施設の中にはさまざまな職種の仕事があり、リハビリ関係・医療・看護師・薬剤師など幅広くて驚きました。そして、福祉施設の職員が現場で 求められているたくさんの事の中でも、「表情」はとても大切ですと言っておられました。同じことでも「表情」によって人への伝わりかたがまったく違うので、 「表情」はとても大切な要素です。私も福祉に携わっていきたいので、表情豊かに行動できるようなりたいと思いました。その為にも残りの学校生活では、 ボランティアなども通じてさまざまな経験を積みたいと思っています。

2015.6.16 農業鑑定競技!

今年も農業鑑定が行われました。会場となった体育館には一人ひとり真剣な眼差しで40問の出題を見極める姿が見られました。農業高校生にとっては単位認定にも係わる大きな催しとなっていますが、中学生や普通高校の生徒には何のことやら?といった感想が聞こえてきそうです。

昨年の「農業クラブ」の活動にも書きましたが、簡単に言うと、「いかに実物をわかっているか」です。 作物の種子を見てその作物名称を答える、道具を見てその名称を答えるなど、 実物に対する知識の正確さや判断の速さが試されます。 本校では園芸・造園・食品科学の3分野から自分の専攻分野に係るコースを選び、専門知識にチャレンジします。 他に農業・農業機械・畜産・林業の分野もあり、各農業高校の代表として全国大会へとつながります。 6月に入ってからは授業の他に、朝や放課後の時間に自主的に農業鑑定の対策学習を重ねて勉強してきました。

この日の成績優秀だった生徒20名程で更に決戦競技会を行って選抜される本校の最優秀者(3部門一人ずつ)は、8月に行われる全国大会へと出場します。 昨年の全国大会は沖縄県で行われ、本校の代表選手が「農業鑑定」だけでなく、意見発表とプロジェクト発表とで活躍しました。(昨年の記事はこちら) 今年は群馬県(前橋・沼田・中之条など)で全国大会が行われます。農業鑑定は次は全国、意見発表・プロジェクト発表・平板測量競技は県大会(7/4更級農業高校にて)→北信越大会 →全国大会と長い道のりです。今年も全国大会へと駒を進めてほしいと願っています。

2015.6.29 3年生は、期末テスト期間中の午後も進路実現に向けて

今日で三日間の1学期期末テストが終わりました。これで一挙に来月上旬の園芸祭に向けて準備だ!という生徒会執行部の気合も聞こえそうです。 が、実は、3年生、テスト日の放課後の時間を使って、毎日、進路実現へ準備も怠っていませんでした。面接の練習や小論文講座など、 『付け焼刃』では間に合わない・日々養うべき自分の生活に向ける目線についての研鑽を進めていました。テストで学習の成果を確認することも大事、園芸祭での盛り上がりもとても大事な事、そして、希望の進路実現に向けて一番の伸びしろを自らが感じて成長するのも ちょうどこの時期です。毎日を充実させて、全力で過ごしてほしいものです。(毎日時間に追われているような3年生ですが、将来の夢実現のためとなれば頑張りも力がはいります。何事も一生懸命に取り組んで欲しいと期待しています。~3学年より~)

また、先生方も3年毎に更新する「普通救命講習Ⅰ救命講習」を受講しました。 日常の業務のある中、須坂消防本部から3名の講師を派遣して頂き、お陰様で最新の技術の修得ができました。

2015.6.24 今年もやりました 日商簿記2級合格 作物クラブ

日本商工会議所主催簿記検定(6月4日)の合格発表が本日ありました。昨年度の塩川さん(卒)に続き、流通経済コース3年の竹内さんが見事、 2級に合格しました。この検定は過去数年の平均合格率が30.2%で、難易度が高い検定です。

合格の知らせを受けた竹内さんは、「やったー! うれしい!」と喜びをあらわにしていました。側にいた友人も「私も涙がでてきた」と 自分のことのように喜んでいました。合格おめでとう。

合格した本人も、それを称える友人も立派。さすが園芸生です。「えっ、園芸生?」 そうです、合格したのは農業科の生徒です。普通は育たない環境におかれた種も努力すればやがて花開き実を結ぶ、そんなことを竹内さんは 示してくれたのではないでしょうか。

検定に向けて課外時間と家庭学習での勉強の成果が実って、他にも同検定3級には同じコース生6名が合格しています。年度内は今後も受験のチャンスがあります。まだまだ頑張ってほしいです。

2015.6.24 水稲サンプリング 作物クラブ

「今にも雨が落ちてきそうな曇天のもと、中野圃場のサンプリングに行きました。中野圃場は中野市の農家さんからお借りしているものです。

数年前から、長野県の新しい水稲品種「風さやか」を栽培しています。稲は元気に育っていて、須坂圃場の稲よりも緑色が濃いような気がしました。サンプリングは一昨日も経験しているのでスムーズに進みました。

これからどのように生長していくかしっかり見ていきたいです。おいしいお米をたくさん作って農家さんが喜んでくれたら、私たちもうれしい!です」(流通経済コース3年 小林奈緒)

2015.6.20 水稲サンプリング

クラブ員の生徒が『水稲のサンプリング』の実施報告をします。

「真夏を思わせる気温となった今日、私たちは学校から少し離れた実習田に向かいました。目的はサンプリング。5月下旬に田植えを終えた稲が「大きくなってるかな?」など、 期待と不安を胸にバスに揺られ目的地を目指しました。  圃場に着くと、弱々しかった稲がしゃんとしていて、みんな笑顔に!とてもうれしかったです。  私たちは試験区ごと10株を対象として草丈と茎数を継続調査しています。水田全体をよく見ると試験区毎に色の濃淡があったり、丈が少し違ったりしていました。 この違いを数字で示すのがサンプリングの狙いです。今後の変化や生長に期待です。」(流通経済コース3年 小林奈緒)

2015.6.20 すざか農業小学校(4) サツマイモの定植、ダイズの播種 (野菜クラブが運営のお手伝い)

信州すざか農業小学校豊丘校(4回目)

期日:

平成27年6月20日(日) 9:00~12:00

場所:須坂市豊丘 そのさとホール 

内容:サツマイモの定植、ダイズの播種

本校参加者:野菜クラブ2名、農業部役員2名

今日はダイズの播種とサツマイモの苗を植えました。前日まで雨降りでしたが、すっきり晴れました。不思議と農業小学校の日は雨が降らないんですよね。
ダイズは溝を掘り、2粒ずつタネを播いていきます。サツマモイモは、少し高めの畝を農家先生が作ってくれてあったので、植え付けだけです。作業は本当に簡単でした。
作業はこれでおしまいになり、近くにある旧園里学校でおやつです。この学校は明治16年に建設されて、現在は須坂市指定有形文化財になっています。 おやつの後は、この学校の中に入って紙芝居を聞かせてもらいました。この地域に伝わるお話で、「首なし地蔵」と「牛こぶち」というおはなしです。 首なし地蔵に出てくるお地蔵様は、この学校の太鼓楼に安置されています。

2015.6.19 平成27年度 第1回課題研究中間報告会

本校の野菜科学コースの5名が、 信州大学先進植物工場研究教育センター(SU-PLAF)で課題研究の実験計画を発表してきました。 須坂新校で実施が予定されている「植物工場」をテーマにした研究の報告会です。参加したのは、本校のほかに佐久平総合技術高校です。  本校の生徒は、昨年までの先輩たちが行ってきた養液栽培ベッドの製作・エアロポニック(噴霧栽培)について、 冷蔵室内での試験栽培、培地の検討など4つのテーマについて発表し、引き続きそのテーマで実験を進めていくと発表しました。  同市施設のセンター長の野末教授、副センター長の宇佐美教授からアドバイスをいただきました。このアドバイスをもとにすでに始めているものもありますが、これから本格始動をしてきます。 参加した研究会の名称と日時・会場は次の通りです。

信州大学先進植物工場研究教育センターの佐久平総合技術高校、須坂園芸・須坂創成高校における植物工場カリキュラム支援

平成27 年度第1 回課題研究中間報告会

日 時: 2015.6.19(金)15:00~17:00

場 所: 信州大学繊維学部講義棟 28 番講義室

参加校: 佐久平総合技術高校、須坂園芸・須坂創成高校(発表順)

2015.6.17 園芸塾 キュウリ・メロンの誘引・ナスの定植

須坂市民大学校園芸塾  (5回目)

期日:平成27年6月 17日(水)13:30~

場所:本校

内容:キュウリ・メロンの誘引・ナスの定植

塾生: 10名  

とても蒸し暑い日の園芸塾、雨の心配をしながらの授業となりました。今日は八町キュウリ、メロンの整枝と誘引です。同じウリ科の野菜ですが、その方法は本来全く違います。  ですが、今年は同じように育ててみようと思います。同じトンネルに同じようなウリ科の野菜。1つ覚えればキュウリとメロンが栽培できていいなぁと思ったからです。 でも、キュウリは実り始めれば毎日収穫できますが、メロンは熟すまで待ってから収穫。まったく同じようにとはいきません。この経験をしたてみたいと考えています。とりあえずやってみようということです。  それが終わったら小布施丸ナスの定植です。「えっ?今頃?」と思われる方もいると思いますが、確かに遅いです。苗がなかなか育たなかったからです。理由はよくわかりません。 折角だから植えようということです。いきなり秋茄子になりそうです。  予定した実習を終えて戻って来たところで、凄い雨降りに。本当に戻って1・2分後です。雨に当たることなく、無事実習が終わった今日の園芸塾でした。

2015.6.15 森上小学校給食用タマネギの収穫 野菜科学コース

園芸高校のお隣の森上小学校6年生は、野菜科学コースの3年生と一緒にタマネギの収穫を体験しました。予定では12日だったのですが、雨のため順延となって、この日です。実は、このタマネギ、野菜科学コースの生徒が2年生だった時、今回収穫した児童が5年生だった時の昨年11月10日に一緒に植え付けたものです。今年は5月が非常に暑くて雨も少なかったから、大きなタマネギは少ないかなぁと思っていました。でも、大きなタマネギがたくさん収穫できて、児童たちは大喜びです。とても暑い日になって大変だったと思いますが、みんな一生懸命収穫してくれました。みんな暑い中ありがとう!お土産にタマネギのプレゼントです。家で食べてもらえればと思います。今日収穫してもらったタマネギは、小学校の給食に使われるので美味しく食べてくださいね。

2015.6.3 須坂市民大学校園芸塾(4回目) スイカとメロンの定植 野菜科学コース

今頃スイカとメロンの定植?遅くないですか?その通りです。1か月近く遅いです。園芸塾用に日程がうまく合わず今日になってしまいました。 本当は、子づるの誘引をする時期になっているはずなんですが、大丈夫でしょう。たぶん…。というわけで、マルチ張りからです。鍬を使うのもあまり慣れていない。マルチを張るのも慣れないといった感じでしょうか。 それでいいんですよ。「農業は習うより、慣れろ」です。たくさん体験して少しずつ上手になって欲しいです。おいしいスイカとメロンが、一番おいしい時期に食べられるかは、天候次第ですかね。楽しみです。

2015.6.2 農業クラブ意見発表・プロジェクト発表 校内大会

農業クラブ県大会、および全国大会へ向けた予選会となる校内発表会が行われました。 本年度本校へ転勤されて、農業高校で行われているこうしたプレゼンテーションを始めてご覧になった普通科目の先生に感想をお聞きしましたので、今回はその感想を掲載いたします。各部門の選考結果は後日掲載します。
「今回初めて農業クラブ校内発表会で皆さんの発表を聞かせていただきました。午前中の「意見発表」は、発表者の体験談やご家族の皆さんとの会話の中で学んだり考えたことを基にした発表が多く、どれも聞いていて大変説得力があり、聞きごたえのある内容でした。また、自分の将来を見据えた意見も多く聞かれ、須坂園芸高校生、須坂創成高校生の可能性を感じました。」
「午後の「プロジェクト発表」は、10コースの専門性を最大限に生かした発表でした。特に継続的なプロジェクトは、毎年、前年度のものを改良したり深めたりした内容でした。専門知識のない私にとっては難しい用語もありましたが、聞いていて興味深く、もっと詳しく話を聞いてみたいと思いました。」
「全体を通しては、十分に練習を重ねた堂々とした発表を行う発表者の姿、一方で、発表者の意見を静かに聞きながらレポートを書いている皆さんの姿が、素晴らしく、心に残る発表会でした。」

2015.5.31 信州すざか農業小学校(3) 田植え 目的はひんのべ!? 野菜クラブ

今日の農業小学校は田植えでした。最初に、イネの生育過程や苗の植え方などクイズを交えながらクラブの生徒が説明しました。  さぁ、いよいよ田植えです。素足を田に踏み入れました。例年よりも「キャー」「ワー」という声が少なかったように思いますが、それでも裸足で入る泥の中は、気持ち良いような悪いようなです。 保護者も一緒に植えました。最初はうまくいきませんでしたが、徐々に慣れてきて、2列植えたら後ろへ、2列植えたら後ろへとペースが上がっていきました。みんな楽しそうでした。途中休憩で出たおやつは、『ひんのべ』です。作業の後のこのひんのべが最高においしいんです。筆者はこれを楽しみに田植えに来ているようなものです。   約2時間で作業はすべて終了しました。収穫の秋が楽しみです。

2015.5.25 今週は農業科コース週間でした

本校では、この時期に「3年コース週間」と銘打って、3年生はHR教室を離れて一日中それぞれの専攻コースの実習に取り組んでいます。
今日5/29(金)は、その最終日です。これらの写真は、月曜日からの生徒達の活動の様子のひとコマです。この他に、第2農場と水田へ出かけたり、造園業者にもお願いして、それぞれ実習しています。今週は日本のどの地域もこの時期にしては暑過ぎる天候になっているとのニュースですが、ここ須坂も暑い毎日になりました。暑い中ではありましたが、天候に恵まれて、外での仕事が予定通り進んでいるようです。(それぞれのコースの活動の内容は、記事が集まりましたら掲載する予定です。)

2015.5.23 須坂市民大学校園芸塾(3回目) 信州大学繊維学部・こもろ布引いちご園 視察

今日は塾生10名と野菜科学コース3年生とで「信州大学繊維学部」、「こもろ布引いちご園」へ見学に行きました。最近話題の植物工場の見学です。  まずは、小諸市にあるイチゴ園の見学です。ここは実は太陽光利用型の植物工場なんです。施設の説明を倉本社長から受けました。 50代後半からイチゴ園を立ち上げた倉本社長のお話は、とても興味深いお話でした。塾生も活発に質問していました。 その後、やっぱりお楽しみのイチゴ狩りです。今日の目的は施設見学ですが、何となくイチゴ狩りに来たような雰囲気になってしまいました。  お昼は信州大学の学食で昼食を摂ったので、少しだけ大学生気分です。  午後は信州大学では蚕と植物工場の施設を見学させていただきました。先進植物工場研究教育センター(SU-PLAF)長の野末先生からは植物工場の課題などわかりやすく説明していただきました。 その後は、養蚕と棉について茅野先生から説明を受けました。最近は蚕を見る機会はなかなかないので良い機会となりました。

2015.5.1 園芸フェア開催!

ゴールデンウイークを控えたところでの恒例の園芸フェアが行われました。今年は10:00から販売というご案内をしてありましたが、8:00過ぎにはお客さんが並び始めていました。関心を寄せて頂き、ありがとうございます。年々お客さんが減ってきているので、今年も来客数が少なくなってしまうかなぁとの不安もありましたが、大勢の方に来て頂いてありがとうございました。昨年の反省をもとに少し苗を増やしました。しかし、1人当たりの購入本数が多く、途中で無くなってしまう品種がたくさん出てしまいした。長く待っていただいたにもかかわらず購入出来なかったお客さんには、大変申し訳ありませんでした。販売が始まると生徒達は一斉に動き始めましたが、慣れていないことでもあり、販売に時間がかかった面でも来客の皆さまにはご迷惑をお掛けしました。園芸フェアは、苗の育成から販売まで授業の一環です。生徒達の実習学習なので、お待ち頂いたことも大目見ていただければ思います。並んだ最後のお客さまの購入が終わったのは11:30でした。おかげさまでほとんど完売することが出来ました。来年は苗の本数を増やして、多くの来校者のご要望にお応えしたいと思いますのでよろしくお願いします。