2回に分けて実施された講義は、レーダーなどに応用される、周期が非常に長い数列をガロア体GF(2)「0と1だけの世界」上でつくる(実際には数列をつくりだす規則をつくる)ことを、演習を交えて説明された。
「0と1だけなんだけど、何か深い規則性がありおもしろかった。」、
「1+1=0(2=0)の世界に非常に興味を持てた。」
などというように、生徒も普段と違ったものの見方に触れることが出来たようだ。
講義の終わりに、先生が生徒に対して「数学は自由なんだよ」と言ったが、今回の講義は正にその言葉に凝縮されていた内容であった。
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