公開授業 短報
日 時 平成14年10月29日(火) 2時限 9:45〜10:50
場 所 長野県諏訪清陵高等学校 数学5番教室
対 象 1年生「ときめきサイエンス〜数学」 A2講座
講 師 信州大学理学部助手 乙部 巌己 先生
テーマ 「複雑さをめぐって」
概 要

 「晴れ、曇り、雨、霧」を手旗の組み合わせで伝えることを例に、情報を効率よく伝える方法を数学的に解説した。
まだ未履修ではあるが、「n進法」、「対数」などの用語や計算式との関わりに触れながら、それらがコンピューターや電子メールなどの身近な技術に生かされていることにつなげて講義が行われた。
 生徒にとっては未知の分野であり、やや戸惑ったような者もいたようだが、今後「n進法」、「対数」を学習していく上での良いきっかけとなったのではないかと思われる。

 公開授業 スナップ
乙部巌己先生
本日の講師
信大理学部助手 乙部巌己先生
「さてどんな講義をしてくれるのだろうか?」
 
 
先生の講義に聴き入る生徒たち
生徒
平均回数
旗をあげる1年間の平均回数が工夫次第で減らせます。  
  2進数を利用して,
片手で32まで数えることができるなんて不思議!
2進法
log
logって何?  
  同じ内容を,少ない情報量で伝える方法の限界が数学的に考えられます。
こんなところにも我々の日常と数学の接点があります。
数学的思考


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