一時間目は昔の人は円周率を苦労して求めたという話に始まり、直径1mの円の円周を生徒の代表に計測させてπを求めせたあと、アルキメデス(紀元前250年頃)の方法について説明をし、その大変さや計算機のない時代に3.14という正確な値を求めたという偉大さを紹介しました。翌日の二時間目はグレゴリーの方法(1671年)を、途中の定積分の計算を黒板で生徒にさせながら説明しました。高木先生の和やか人柄とユーモアあふれる語り口に引き込まれ、参加した生徒の感想は「数学のおもしろさをさらに感じた。」「堅苦しくなくよかった。」「どうやって(πの値を)求めたのか前から気になっていた」「簡潔だけど奥深く、数学的に理解できておもしろかった。」と好評でした。
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