校長室

第26代校長 城田 真之

 

長野県望月高等学校のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
校長の城田真之でございます。

本校は長野県佐久市の最西端に位置し、北東を浅間山、南を八ヶ岳に囲まれ、中央には鹿曲川が貫流する信州の自然豊かな高原大地にあります。また、古来より中山道の宿場町として栄えた街並みには、今も本陣や文化財建造物が数多く残る文化や歴史が色濃く伝承された土地でもあります。

 大正15年(1926年)長野県望月実科高等女学校として、地域振興と女子教育への期待を受けて開校以来、昭和23年(1948年)の学制改革により昭和24年(1949年)新制長野県望月高等学校が設置されました。以来創立90周年を超える地域に根ざした伝統校として、本校を巣立った卒業生は、地元はもちろん県内外でご活躍されております。

 平成14年(2002年)に、地域の方と生徒が共に学びながら学校づくりを目指す「オープン授業」が開始され「学びの共同体」を導入し、授業研究を積極的に取り入れた学び合いの風土を醸成してきました。平成16年(2004年)には2年生からコース制を導入し、現在は進学コース・福祉コース・総合実践コースの3つのコースに分かれ学習し、進路を主体的に捉え社会的自立のできるよう生徒の育成を進めております。
 
 本年度、95年の歴史を刻み、望月地域の皆様とともに歩んでまいりました望月高校は閉校となります。最後の学年となる3年生が、授業や学校行事等を通じて、学び合い支え合いながら自信を持って成長し、望月高校を卒業して良かったと心から思えるよう、教職員一丸となって応援してまいります。今後とも、創意と工夫をしながら、情熱をもって挑戦する本校の取組みにつきまして、ご理解とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。


令和2年4月吉日