飯山市 中高交流学力向上事業  
IIYAMA  CURRICULUM  COMMITTEE
事業概要
本事業の概要

つまずき調査 学習意識調査

高校生チューター

I C 通 信

宿題プリント(中学3年)



中学の統合

高校の二次統合

飯山北高校HP

飯山高校HP

長野県教育委員会

飯山市教育委員会

飯山市の小学校・中学校

平成26 年度 飯山市中高交流学力向上事業の活動計画

1 目 的
(1) 多様な児童生徒それぞれの効果的で着実な学力伸長を図り、進路実現を保証するために、小中高連携指導のあり方を探り、12 年間を貫く一貫カリキュラムを研究開発する。
(2) 小学校・中学校・高校の指導について相互理解を深め、課題を共有し、小中高連携の指導を構築していく。

2 組織と運営

(1) 事業主体
飯山市教育委員会、飯山北高校、飯山高校
(2) 事務局
飯山北高校、飯山高校北キャンパス内に設置
※事務局会は必要に応じて開催
(3) 事務局組織(平成26 年度)
飯山市教育委員会 吉越眞一(指導主事)
飯山北高校教頭 杉村修一
事務局顧問 大池 裕達(飯山北高校、SSH 委員)
事務局長 伊藤栄一(飯山高校)
事務局次長 中村公一(飯山北高校)
事務局員 善財宏昌(城南中学校)
齊藤淳一(飯山北高校)
近藤 慎(飯山北高校)
(4) 連絡会
関係者による連絡会を必要に応じて開催、また市内中学校合同教科会にも参加。
(5) 研究会
担当教員を中心に日常的に実施

3 活動方針
(1) 研究活動と授業実践
・授業交流担当の教員を中心に通年で実施する。
(2) つまずき調査
・児童生徒の算数数学のつまずき内容を把握し、小中高の指導のあり方について理解を深め、学力向上のための授業改善の方策を探る。
(3) 授業改善
・各階層で正答率の低い問題(つまずき)の分析と、その克服のための指導方法・教材を開発、実践する。
・小中高のグランドカリキュラムデザインを利用する。
(4) 高校生チューター(昨年度は北高チューター)
・高校生が「高校生チューター」として中学校に出向き、中学生の学習の質問に答える等、学習の手助けをし、交流を深める。

4 活動計画
(1) 研究活動と授業実践
@ 活動内容
・小学校・中学校・高校の授業をTT 指導で行う中で、小中高それぞれの教科指導のあり方について課題を共有し、学力向上に向けて研究実践を行い、その様子をまとめる。
・小中高でそれぞれ行われる授業研究会や各種研究会に参加し、教師間の交流と情報の共有を図る。
A 授業交流の担当教員(平成26 年度)
・城南中学校
善財宏昌 城南中学校[3 年TT 2 時間:近藤・宮沢] 飯山高校[1 年TT 5 時間:中村 他]
・飯山高校(北キャンパス)
中村公一 飯山高校[1 年TT5 時間:善財] 城北中学校[3 年TT 2 時間:山口 他]
近藤慎 城南中学校[3 年TT 2 時間:善財 他]
・飯山高校(南キャンパス)
宮沢悠太 城南中学校[3 年TT2 時間:善財 他 ]
・その他、飯山市小中連携による学力向上事業との協力
善財宏昌 飯山小学校[TT 2 時間]、
木島小学校・秋津小学校[期間で分けて、それぞれTT 5 時間]
関澤悠 戸狩小学校・岡山小学校 常盤小学校 泉台小学校 東小学校[それぞれTT3 時間]
(2) つまずき調査
@ 研究内容
・算数・数学つまずき調査・学習意識調査を実施して児童生徒のつまずき内容を把握し、小中高の指導のあり方について理解を深め、学力向上のための授業改善の方策を探る。
・算数・数学の系統性の研究と指導法を中心に、小中高一貫のカリキュラムを研究開発する。
・つまずき分野の補充教材、授業プリントや宿題プリントを開発し実践する。
A 研究方法
・つまずき調査、学習意識調査、教科担当者授業アンケートを2 回(5 月、11 月)行う。
・調査結果を各校に報告し、その後の授業の中で生かしていただく。
B 調査の対象
・つまずき調査対象教科は算数・数学
・つまずき調査・学習意識調査対象校は飯山市内の小学校6 年生、中学校3 年生、高校2 年生
小学校8 校(秋津小、飯山小、木島小、泉台小、東小、常盤小、戸狩小、岡山小)
中学校2 校(城南中、城北中)
高校 2 校(飯山北高、飯山高)
・つまずき調査・学習意識調査協力校は栄村、野沢温泉村、木島平村の小学校6 年生、中学校3 年生
小学校(栄小、秋山小、野沢温泉小、木島平小)
中学校(栄中、野沢温泉中、木島平中) いずれも旧1区
C 実施計画
・「H25 年度つまずき調査・学習意識調査」のまとめと報告(報告書作成、H25.3〜H26.4 月)
・「H25 年度つまずき調査・学習意識調査」の報告会と公開授業の実施( 7 月10 日(木):城北中学校、飯山高校北キャンパス にて実施 )
・「H26 年度つまずき調査・学習意識調査」の実施(5 月、11 月)
・「H26 年度つまずき調査・学習意識調査」のまとめと報告(要約版作成 8 月、1 月)
・「H26 年度つまずき調査・学習意識調査」説明会の実施(1 月 説明会には、小学校5 年生の担任、中学校・高校の教科担当の先生にお集まりいただいて実施する。)
・「H27 年度つまずき調査・学習意識調査」の問題検討
(3) 授業改善(各階層で正答率の低い問題(つまずき)の分析と、その指導方法・教材の開発、実践)
@ D-Lines(量的二重数直線図)については学習指導要領にあわせて、
「つなげる」・・・何年生のどこで使っているのか、単元ごとの関連性を打ち出していく。
「広げる」・・・・教科書の中では使っていない単元にも使えることを強調していく。
「深める」・・・・教科書のものとの違い(量の変化に着目している)を強調していく。
A 共通宿題と各自に合った授業・宿題プリント(3-Step プリント、週末わくわくプリント)の改良・
開発と実践を行う。
B 上記2 点に加えて、つまずき調査の結果から必要に応じた教材開発に努めていく。
(4) 高校生チューター
@ 活動内容
・飯山市内の中学校3 年生に向けて飯山北高校・飯山高校の高校生が「高校生チューター」として主に出身中学校に出向き、中学生の学習の質問に答える等、学習の手助けをし、交流を
深める。
・地元の中学生に勉強を見てあげるなどの活動をすることで、高校生自身の進路意識を高めるとともに、後輩たちに教えるという形で地域に貢献をする。
・中学生においても勉強を見てもらうことで学力の向上に活かすことはもちろん、高校生活や学習に向かう姿勢など、進路選択にも活かしていく。
・高校卒業後も地域内で指導的役割を果たし、指導者としての意識を高めると共に、地域に貢献できる人材を育成していく。
A 時期・対象
・夏の陣(7〜8 月)城南中学校、城北中学校それぞれ2 日間実施する。
・秋の陣(11〜12 月)城南中学校、城北中学校それぞれ1 日間実施する。
(5) その他
・小中高のグランドカリキュラムデザインの利用(すべての学年の単元を具体的に見通し、割合・比・関数の概念を、D-Lines(量的二重数直線図)を用いるなどした授業実践を積み重ねていく。)
・ホームページの運営とIC 通信の発行・配布(随時)
・研究開発の成果が各校の授業実践につながるような広報活動(随時)
・小中高でそれぞれ行われる授業研究会や公開授業への参加(随時)
・飯山市学力向上委員会への参加(随時)
・教育課程研究会への参加(10 月)
・飯水算数数学同好会への参加(5、8、3 月)


【過去の事業】 
 平成20年度
 平成21年度
 平成22年度
 平成23年度
 平成24年度
 平成25年度
 平成26年度
  事務局
飯山北高等学校内
tel 0269-62-6196