本校２年生荻原翔太君は今月４日５日に行われた第３１回北信越国体（少年男子）
長野県予選で見事に優勝し、県代表になりました。今後８月９，１０日に富山県で
行われる北信越大会で３位以内になると９月に千葉県成田市で行われる国民体育大
会に出場が決まります。
　長野県の全体のレベルはまだ低く、北信越大会を勝ち抜いたのは昨年が初めてで
したが、これも当時本校１年生だった荻原君でした。荻原君が北信越大会でも好成
績を出して国体に出場すると、昨年に引き続き２年連続の快挙になります。

　荻原君は小さい頃にお父さんに勧められて始めたゴルフですが、本格的に始めた
のは中学３年生の部活が終わった後でした。中学校時代はサッカー部で頑張ってい
ました。その後、今のコーチと出会いめきめき頭角を現し中学時代には大会の上位
に名前が出てくるようになりました。噂を聞いた全国のゴルフに力を入れている高
校８校からオファーの話があったそうですが、地元の蓼科高校に入学しました。

　現在は通常の授業が終わった後、これからが彼のすばらしいところですが、家の
手伝いをし、その後家の周りを１時間ランニング、その後ゴルフ場に行って本格的
な練習をします。帰ってくるのが遅くなるので、勉強道具をいつも持参して休憩時
間に宿題をやっているのだそうです。祝福しても謙遜して、「もっとやるべきこと
があります」と言う荻原君は人間的にも大きい好青年です。