東 高 寸 描 (卒業アルバムより)

風が駆けてゆく

すべてをざわざわと揺らして駆けてゆく

心地よいような

くすぐったいような そんな

あたたかい風は

ここに吹いていた

この木は ずっとずっと

ぼくらを見守ってくれていたんだ

そしてこの学校は

きっときっと

どの先生よりたくさんの生徒を

知っている

この風景を この空を きっと ずっと

忘れない 時がたち 幾度 季節が

めぐっても 楽しかったこの時は

こころにいつまでも こだまする