長野県須坂高校 探究

 長野県須坂高等学校  
   Suzaka High School


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―信州グローバルハイスクール―


☆「信州グローバルハイスクール」研究校の指定をうけました


 本校は,長野県教育委員会による「県立高校『未来の学校』構築事業」の一環として,2020年度より5年間,「信州に根差したグローバルな学びを推進する高校『信州グローバルハイスクール』」研究校の指定を受けました。
 概要は以下の通りです。

1.趣旨
 「高校改革~夢に挑戦する学び~実施方針」に基づき,「未来の学校」として先進的・先端的な研究開発に取り組む実践校を指定することにより,長野県高校教育をけん引する新たな学びの場,学びの仕組みを構築する。
 これに向けて,2019年度は研究校を指定し,有識者であるアドバイザーの指導・助言・協働を得ながら研究開発計画を作成し,年度末にその計画を具体的に実践する実践校を指定する。
 実践校は,2020年度以降概ね5年間研究開発に取り組み,検証・評価を行うとともに,成果の普及に努める。

2.「未来の学校」研究校
 種 別 ( 略 称 )  研究開発の概要  研究校
 信州に根ざしたグローバルな学びを推進する高校
(信州グローバルハイスクール)
 世界の諸課題を自分の住んでいる地域と関連付けながら,大学や学校外の団体等と協働して,社会変革や新たな価値を生み出すことにつながる課題解決型学習(PBL)を推進する。  須坂高校

3.公募期間および応募校数
(1) 公募期間 平成30年9月27日から平成31年1月10日まで
(2) 応募校数 36校

4.決定までのプロセス
応募校から提出された企画提案書等を、県教育委員会事務局内に設置した審査委員会において、審査の観点に沿って審査し、地理的なバランスjも考慮の上決定

☆『信州グローバルハイスクール』研究校決定記念講演会

 5月13日(月)に,研究校指定決定を記念して,信州大学特別特任教授 遠藤守信先生 の講演会をお願いしました。
以下に、生徒の感想を掲載します。


 〇「見たいものを見るのではなく,そこにあるものを見る」という言葉が,今回の講演会の中で最も印象に残った。テレビや新聞,その他SNS等で「見たいものだけを選んでみることができる」ようになった現代社会において,言葉どおり見たいものだけを見ている自分,またそれによって偏った考え,視点が根付いてしまった自分が出来上がっていたと感じていたので,この言葉に,目が醒めるような衝撃を受けた。また,「今の時代に求められる想像力を養うために,何事もそのまま信じこまず,疑ってみるべきだ」との言葉にも納得した。偏見を持つ,今あるものが正しいと信じている,そのままでは駄目なのだということを教えられ,自分の中の固定観念が一つほどけた感じがした。
今日の講演会で得たこと,気づいたこと,それを忘れずに今後の生活に活かし,将来に向かって努力を積み上げていきたい。(3年女子)
 〇わたしは,いわゆる「文系」と呼ばれる人間で,数学や理科といった学問にかかわることはないと考えていました。これだけ周りを数学や理科で培われたものに囲まれているにもかかわらず,なかなか良い印象を持つことができずにいました。しかし,今日の先生の講演を聞き,社会に無駄な学問はないということを確信しました。自然科学と社会科学の上にこの社会は成り立っており,どちらかに偏った社会は,続きません。
この須坂高校に「グローバル」という言葉がついた限り,そこで学ぶ私たちは外をしっかりと見なくてはなりません。私は,「グローバル」とは単に英語を話せるようになることではなく,自分とは異なる価値観を持つ人々といかにうまく関係を結べるかを模索することだと思っています。英語はもはや,たくさんある道具の中の一つだと個人的には考えています。自らが思い描く「グローバル」像を実現させるため,努力を重ね続けます。(3年男子)
 〇グローバル化を重要視するこの時代に,自分はなかなかなじめない人間だと,前から思っていました。自分はずっと変わらない生活,同じことをして過ごす毎日が,安全で好きなタイプの人間です。言ってしまえば,変わるということへの不安で周りに流されているだけでした。今回,遠藤先生の話を聞いて,とても行動力があり,自分の周りの変化をポジティブにとらえる人だ,と感じました。 しかし,質疑応答の際,「自分は引っ込み思案で,最初は馴染めなかった」という言葉を聞き,遠藤先生が自分と違って特別なのではなく,違ったのは,そこで勇気を持てるかどうかなんだということが分かりました。
未だに僕は変わるということが不安です。しかし,自分を成長させるために変わらなくてはいけないその時に,遠藤先生の話を思い出し,勇気をもって変わろうと思います。(3年男子)
 〇今日の講演を聞いて,改めて今の高校生という時期が大切で,これからの未来に大きく関係するのだということが分かった。まだ,高校に入学したばかりで,大学やそれから先の将来まで具体的に考えることはできないけれど,これからのためにも希望や夢を持って勉強して,自分の未来を切り開けるようにしていきたい。また,海外に行った時のお話なども聞き,多様な見方,考え方,そして創造力の大切さなども知ることができた。これからグローバル化,多様化していく中で,とても大切な力になっていくと思う。これを自分のものにするためにも,人から聞いた話をすぐにうのみにするのではなく,自分なりに考えていくことを大切にしたい。
これから,辛いことや苦しいことにぶつかることがたくさんあると思う。そんな時に,すぐにへこたれず,自分の夢や希望に向かって,精一杯努力できるような人になりたいと思う。(1年女子)
 〇遠藤先生は,大学で勉学も大事だが,仲間・友人との出会いに感謝している,とおっしゃっていました。今あたりまえのように共に過ごしている友人も,遠藤先生のように出会いに感謝しながら,大切にしていきたいと思いました。
私は遠藤先生のように,「朝登校してくる時よりも,夜下校したときに利口になった感じ」そういう感覚になったことがありません。それは,日々の授業に最大限の集中力で受けていないからだと思いました。もちろん体力の問題もあるとは思いますが,先生の講演を受けて,今まで以上に一つ一つの授業を大事にしていきたいです。
「見たいものを見るのではなく,そこにあるものを見なさい」この言葉は印象に残りました。私は,好きなものは好きなだけとことんやるタイプですが,嫌いなことがあると目を背けてしまいます。しかし,今までの生きてきた中で苦しいこともあったけれど,それを乗り越えてきたからこそ今の自分があると再確認できた言葉でした。苦しいことや楽しいこと全部含めて,強くなれると思うので,この言葉を心にとどめておきたいと思います。高校生というとても大切な時期であるので,自分の夢や希望をもって,受検の先の未来を明るくするため,今できることを一生懸命やりたいと思います。(2年女子)