長野県須坂高校 進路情報

 長野県須坂高等学校  
   Suzaka High School


  意気
   ガリ

HOME > 進路情報

進路情報


☆大学企業見学へ行ってきました(1年生) 10/16
さる10月16日(火)に大学・企業見学会が催されました。
目的は、
①職業観の育成を図るとともに職業選択の参考にする
②業務内容とさまざまな職業との関連を探る
③将来の進路を考える動機づけとする、の3つです。

希望ごとにA~Hの8つのコースに分かれ、ほとんどのコースは午前中に大学、午後に企業を見学しました。以下がコースの概要です。

 A 信州大学教育学部・長野ろう学校
 B 信州大学工学部・竹内製作所
 C 信州大学繊維学部・シナノケンシ
 D 信信州大学理学部・アスザックフーズ
 E 信州大学医学部・長野中央病院
 F 信州大学農学部・養命酒駒ヶ根工場
 G 信州大学経法学部・長野銀行本店
 H 長野県立大学・須坂市役所

当日は、晴天にも恵まれ、無事全行程を終えることができました。大学に関するイメージ、個々の職業や「働く」ということに関するイメージが大きく膨らんだことと思います。これを今後の文理選択・進路選択に活かしていってほしいと思います。

◇ 参加した1年生の感想です

【A 信州大学教育学部・長野ろう学校】コース
信州大学教育学部の施設は新しい建物から古そうな建物まで、キャンパス内にいくつもの建物があった。弓道場や室内プールがあった。食堂のメニューは豊富で学生価格で安かった。おいしかった。学生の様子として、想像よりも自由度が高く外見が派手な人もいた。また、大学のイメージは広い場所で教授1人に対して大勢の生徒が講義を聞くという物であったが、信州大学は高校の教室での授業や少数での授業もある。 地元信州や社会に対する貢献度が高く、企業と連携して開発事業もしている。教員になるための条件は教員免許の取得、採用試験の合格だが、教育学部では卒業することで小学校教諭の免許を取ることが出来る教師への夢が叶う学部である。また、自分自身で1つの免許だけでなく複数の免許を取得することが出来る。講義をしていただいた畔上教授のお話から社会の変化に応じて教育のあり方が変化していることが分かった。これまでの「知識を子どもに貼り付ける」教育から「子どもの中にある物を紡ぎ出し削り出す」教育になっていることを知り、教育はただ学ばせるのではなく、子供たちのためにどうしていくべきなのかを考えていく深いものだと思った。教育とはどういうものか、子どもはどのように考えているのかを学びながら、教師になるための勉強をしていくことができる。講義でただきくだけでなく、具体的な活動を通して学んでいくことができる。また、附属学校での教育実習は質が高く、体験と振り返りを繰り返し勉強していく。卒業生の進路として約6割が教員と多いが公務民間につく人もベネッセや公務員として教育に関わりを続けていく人が多い。自分がすべきことは興味あることを追求していくこと。その場限りで区切るのではなく、物事を関連づけながら考えていくこと。 長野ろう学校の先生はあまり通常の学校と変わっている様子はないが、伝わりやすいように口の動かし方を強調し身振りが大きいように感じた。設備は所々にミラー(視覚で確認するため)があったり、チャイムが鳴らない代わりに表示灯だったりなど、ろう学校ならではのものがあった。演劇鑑賞では、自分と同じくらいの高校生が役になりきり長い台詞を読んでいた。聴覚が不自由なため、言葉を発するタイミングや音楽や友達に合わせて踊ることも難しいと思うので沢山練習してきたことが感じられた。幼稚部から高等部で生活言語、学習言語、より確かで豊かな日本語へと段階的に学んでいる。先生は生徒一人一人の障害を理解し、幼稚部、小学部、中学部、高等部を通して生徒が子どもから社会人になるための助けとなってくれます。「きこえにくい」を補い「まなびにくい」の理解を助けてもらえることで障害を持ちながらも自立していくことができるのでしょう。また、早期支援もあり、赤ちゃんで障害を発見したときから「長野ろう学校」は連携して相談、教育をして親子をサポートしてくれます。 信大の模擬講義を通して先生とは何か、よい先生とはどんな先生か、ただ教えるのが先生というわけではないと言うことを知ることができた。また、小学校の教師はやはりいいなと感じた。また、長野ろう学校の見学で特別支援の先生についても詳しく知れて、自分の進路と合せて考えていくことができた。

【E 信州大学医学部・長野中央病院】コース
キャンパスは想像以上に広くて、たくさんいる学生さんの雰囲気が大人っぽく見えました。皆さん真剣だけど楽しそうに研究していて羨ましいと思いました。施設は綺麗で学習しやすい環境が整っており、こちらなら集中して学習できそうです。私は薬学を学びたいと思っているのですが、今回「肝移植」の模擬講義を受けました。そこで私が思ったのは、手術をしないで治る薬を作りたいということです。手術はリスクもあり、ドナーの健康な体にメスを入れることになりますし、術後に病気になることもあるからです。今回、大学教育に直接に触れ、学生一人一人が目標に向かい真剣に努力している姿を間近に見ました。私は薬剤師になりたいことを最近決めたのですが、今のままではその道は遠いことを痛感しました。希望を叶えるためには、今以上の勉強が必要です。特に英語に力を入れる必要があります。午後は長野中央病院を見学しました。そこでまず分かったことは、スタッフの皆さんがとても明るいということです。なぜなら、患者さんの前で暗いと患者さんの気持ちも沈んでしまうからです。また、皆さんの言葉遣いがとても優しく、親身になっていることが伝わります。やはり患者さんへの言葉遣いは大切です。そしてスタッフの皆さんは大勢で協力して治療にあたっておられ、チームワークの大切さが分かりました。私の希望は薬剤師になることですが、この見学で、臨床検査技師や放射線技師などの仕事についても知るとこができ、考える幅が広がったように思います。また薬剤師さんの仕事を間近に見せていただき、今まではただ処方箋に従って薬を出し、患者さんに説明するだけだと思っていたものが、点滴の管理や薬の調合などをしていることも知りました。そして薬の重要性の認識が深まり、薬剤師になりたい希望が更に強くなりました。

【F 信州大学農学部・養命酒駒ヶ根工場】コース
信州大学農学部のキャンパスは、周囲が緑に囲まれていて町も田舎なので、とても静かで落ち着いた雰囲気だと感じました。施設や設備は充実していて、ラボ等もあったり、農地があったりしました。大学側が説明してくれたことは、これからは農業人口も高齢化していくためスマート農業の実現が必要だということです。大学では「生命」「食料」「環境」をキーワードに研究にいそしんでいます。さらに、自然と人が共生する持続可能な社会の実現・創造も課題です。自分がしてみたいと思ったのは、1学部1学科4コースの中でも動物生命資源化学コースに興味を持ちました。生殖幹細胞、アニマルウェルフェア、野生動物について研究していて、より科学的に目標の達成を目指しています。農学部が伊那にあるのは、周囲の環境が良くて、近くに野辺山がある等、地の利が沢山あるからだと分かった。留学体験は将来有利な傾向があるようです。自分がすべきことは、社会への見聞を広め、自分の進路について考えを深めて、自分の将来に希望と夢を抱くべきだ。また、その実現のために勉学に励んで自分に必要な能力を身につけるべきだと思います。 養命酒駒ヶ根工場の職場はとても緊張感があり、真面目に一人一人が仕事へ取り組んでいるなと感じました。社員も、少ない人数ではあるけれど一人一人が役割をこなしていてすごいと思った。蓋や箱などのライン工程は、機械がすごいスピードで量産している様子がとても見応えがありました。また、お話にあった「自分がされてうれしいことといやなことを分別」という言葉が印象的でした。養命酒の工場は昔から伝わる歴史のある工場であり、少ない人数で沢山の養命酒を機械で生産しなければなりません。また、養命酒は日々進化していてお客様の要望に応えることを重んじている。パッケージの文字色や箱、キャップなど細かいところが毎月変わっていること。ほとんどの工程を機械でやっていてとても効率的に造っていること。駒ヶ根の地は養命酒造りに適していること。 信大農学部や養命酒に行かせていただき、より広い社会とはどういうものかを理解、イメージすることができるようになり、より自分の将来のビジョンが広がったと感じました。

【H 長野県立大学・須坂市役所】コース
学内は授業中でしたが、学生さんは皆さん真剣に取り組んでいて、たまに笑顔もあり楽しそうでした。建物内部はとても綺麗でガラス張りでした。その理由は開放感があり、更に誰に見られても恥ずかしくない姿を出せるようにするためだそうです。こども学科の実習スペースの隣には講義用のスペースがあり、よく考えられ、充実した施設だと感じました。そして、そこにある本棚の絵本には、懐かしいものから最近のものまであり面白そうでした。 また、この大学の建築資材には暖かみのある木材が使われ、それは長野県産なのだそうです。長野県立大学は私が進学を考えている大学なので、とても興味深く見学しました。また、午後に見学した須坂市役所も、将来就きたいと考えている職業に近いので大変役に立ちました。最後に気がついたことですが、大学、企業に関係なく、求められる人材はほぼ同じで、人間の中身が大事なのだと改めて感じました。


☆司法書士の仕事を体験してきました(1年生) 8/6
 本校の1年生3名が長野県司法書士会が実施した1日司法書士体験に参加しました。

≪当日の日程≫
司法書士会説明   10:00~11:30
(昼 食      11:30~12:20)
司法書士事務所見学 12:30~12:50
法務局見学     13:00~13:55
裁判所見学     14:10~15:10
総括・座談会     15:20~16:30


後日、校内で行われた体験発表会での様子です。
しっかり発表できました。


◇ 参加した生徒の感想です

1年 I.T さん

 僕は8月6日に長野市内にある長野県司法書士会で一日司法書士として職場体験させていただきました。自分は昔から社会が好きで、司法に興味があったのでここに決めました。ですが司法書士についてはあまり知らなかったのですが一日体験させて頂いて司法書士は土地の登記や遺言書、法人の手続きなど自分たちの生活の手助けをしていてとてもやりがいがある仕事に思えました。ほかにも今回は司法書士に関係の深い法務局、裁判所も見学させて頂きました。個人的には裁判所の実際の法廷に入ることができ臨場感がありとてもワクワクしました。そして最後には裁判官が実際着用している法服を着させてもらいさらに実際座っている椅子に座らせていただきました。とてもいい経験になりました。
 最後に、今回の体験を通して司法書士は困っている人たちを法で助けられるとても素晴らしい仕事だと思いました。自分も将来は自分の知識で困っている人たちを助けられるような仕事につけるよう今、頑張っていきたいです。

1年 T.K さん

 僕は8月6日に長野県司法書士会で一日司法書士体験をさせていただきました。
 僕は以前から司法関係の仕事に興味があり体験しようと思いました。一日司法書士体験では、司法書士事務所や法務局、裁判所に行かせていただきました。事務所では、近年コンピューター化が進み、登記も今はインターネットで行うのが主流化してきているとお聞きしました。また法務局では、現在の登記と昔の登記を見せていただきました。現在のと昔の登記を見比べていると、やはり現代の技術は進んでおり、現代のほうが細かい部分が精密に書かれていて驚きました。裁判所では模擬裁判を体験し、法服まで着させてもらいました。
  今回の体験で学んだことがたくさんあります。まず一つ目に、司法書士は固い仕事だと思っていましたが、何でも屋のように様々なことを行っているということ。そして二つ目として、様々な人との信頼関係が必要だということ。そのほかにも人間として、司法書士として学ぶことが多くありました。そして長野県司法書士会会長様のお言葉の中に「司法書士は130年近く続いている」とおっしゃっているのをお聞きし、こんなに長く続いている仕事は滅多にないしとても誇れる仕事でかっこいいと思いました。なので僕は司法書士のように誇れる仕事に就けるようにこれから須坂高校で学んでいきたいと思います。

1年 M.R さん

 司法書士になるのはとても大変ですが、とてもやりがいのある仕事なのでこれからの自分の進路の選択の一つに考えたいと思いました。司法書士の仕事は、思っていたよりも人と多く関わるのでコミュニケーション力をつけることが大切だと思いました。
 司法書士について最初は何もわからなかったのですが、今回の体験を通して仕事の内容のみならずやりがいなど多くのことを学ぶことができたのでとても貴重な体験になりました。


☆夢ナビライブ2018 東京ビックサイトへ行ってきました(2年生) 7/14

<>
夢ナビライブ東京会場へ参加してきました。主要大学201校が参加、大学で学ぶこと、進路の選択において大切なこと、大学の先生方の熱のこもった講義をライブで聴き、見聞を広め意欲を高めました。

《日程》
6:50須坂高校集合-7:00出発-11:00東京ビックサイト着
~講義視聴・各種イベント参加~
16:00東京ビックサイト発-20:40須坂高校着

「大学教授380名による30分の講義ライブ」、「大学個別説明ブース」、ライブ終了後に直接大学教授に質問できる「講義ライブ質問コーナー」、特定のまなびジャンルについて、個別に相談、質問が出来る「マナビステーション」、大学教授が専門分野の魅力を3分間でスピーチする「夢ナビTALK」など多数のイベントがあり、有意義な一日となりました。

◇ 参加した2年生の感想です

・自分の将来の夢に向けて新たな選択肢をもたらせてくれました。具体的に大学に行きたい理由が見いだせたような気がする。大学は自分の好きな面白い分野に専念できる素晴らしい場所であると感じました。大学進学への意欲が高まりました。

・興味のある分野を中心に受講しました。より興味が深まったり、また自分のイメージとは違ったこともあったり、とても有意義に過ごすことが出来ました。「夢ナビTALK」をみて今まであまり知らなかった学問についても知ることができたので、とても興味深いコーナーだなと思いました。同じ学問のなかでも様々な内容があって興味深いものでした。

・様々な分野の学問を知ることが出来たのでとても良かったと思います。マナビステーションにも参加しましたが、大学の先生が非常に丁寧に解説してくださり、参考になりました。今日の経験をこれからの線路選択に生かしていきたいと思いました。

・私は大学説明会や受験対策講座を多く回りましたが、大学の先生や講師の方から直接お話を伺えたことは受験や進路選択に対するモチベーションの向上につながっています。また講義から興味のある分野への関心をより深くすることが出来ました。一方で大学説明ブースでは事前にしっかりと質問を考えておくべきだったと少し後悔しました。

・30分という短い時間でとても内容の濃い講義を聞くことができて良かったと思います。元々興味のあるものであったので、よりいっそう興味がわきましたし、いままで知らなかったことも知ることができてとても良かったです。まなびステーションでは先生に質問をして自分が聞きたいこと具体的にわかったのでとてもためになりました。大学ブースでは細かなところまで聞けました。充実して良かったです。

・大学の先生のお話がジャンルごとに分かれて聞ける機会はなかなかないので、とても貴重な講義だと思いました。自分の興味のないものでも、聞いてみるととても面白いものがあったので、視野を少し広げることができて楽しかったです。ブースもいろいろあって大学ごとのブースで説明していたのはとても良い機会だと思いました。いろいろな学校の人が来ていて、受験に対する意識が高まりました。