国際理解・国際交流 2024
「信州つばさプロジェクト マレーシアコースに参加して」 加々井 里桜
私は信州つばさプロジェクトグローバルインターンシップコースに参加し、マレーシアへ行ってきました。マレーシアの特徴としては多民族国家であり、マレー系、インド系、中華系の3つの民族の方が住んでいます。そのため多言語、多文化な国です。参加した理由としては、多民族国家であるマレーシアに行けばいろいろな言語を体感することができ、「言葉」に対する考えが深まり視野が広がると考えたからです。 このプロジェクトには、長野県内の高校から24人が参加しました。すぐに不安に感じた事として、同じ高校の人が誰もいないどころか、近隣の高校からの参加者すらいないという事でした。何度かの事前勉強会を通し、話してみるとみんな優しく面白く、なんとか仲良くなることが出来ました。マレーシアであった印象的なこととしては、現地の方々がとてもフレンドリーだという事です。ホテルにいても初対面の方が話しかけてくれる。出会って1分足らずにも関わらず、写真を撮って友達になる。日本ではこんなことは一度もなかったので衝撃でした。マレーシアの方々の温かい人柄が現れていてすごく良いなと思いました。
プロジェクトの中では3つのことが印象に残っています。1つ目は現地の大学生と散策をしたことです。大学生と話す時は全て英語なので緊張しましたが、とても優しく接してくれ、拙い英語でも理解してくれて楽しい1日になりました。2つ目はマレー料理の「ナシレマ」と「チキン・レンダン」を作ったことです。作った料理はイスラム教の文化に沿って、右手を使って手で食べました。手で食べることは慣れるまでが難しかったです。3つ目は現地の学校訪問をしたことです。同年代の生徒さんたちと交流し、互いの文化を発表したり、美術の授業を受けました。色塗りでグラデーションの作り方を教えてもらったり、雑談もしたりで楽しい時間を過ごせました。その時にできた友達とは、帰国した今でもSNSを通じて連絡を取り合っています。
私が今回のプロジェクトを通して学んだことは、「コミュニケーションは言葉だけではない。」ことです。渡航前は、コミュニケーションは「言葉」が重要だと考え、英語が話せないのに現地の人と交流できるのか不安でした。しかし、実際に現地で大切だったことは、ボディランゲージを使ったり、文法が正しくなくても単語を並べて伝える。自分からコミュニーケーションを取る。という姿勢と行動だったと思います。
「出来るか出来ないか」ではなく「やるかやらないか」という考え方が大切だと実体験から理解しました。
信州つばさプロジェクトでの経験や学んだことは、周囲の人に広めると同時に、自分自身の今後の生活にも活かしていきたいです。

帰国レポート
2024年12月4日から11日まで令和6年度信州つばさプロジェクト芸術コース(オーストリア)に参加した 国際教養科2年渡辺奏音さんの帰国レポートを紹介します。『初めての海外研修』 上田染谷丘高校 渡辺奏音
私は信州つばさプロジェクト芸術コースに参加しオーストリアに行ってきました。 参加しようと思った理由は、私にとって”音楽”はいつでもそばにあり、生きがいでもあるからです。 また、音楽教育における異文化理解や多文化教育のあり方についても 世界の人々と交流し考えや視野を広げたいと思い参加しました。
私の高校からは1名の参加だったので正直不安でいっぱいでしたが、 事前研修の際にお話してみるとどの方も優しく本当に安心しました。 そして待ちに待った初めての海外研修出発日!!期待に胸膨らませ日本を旅立ちました。
13時間の長い時を経てようやくオーストリアについたときは安心と同時に感動で胸がいっぱいで、 これから始まる5日間が楽しみで楽しみで仕方がなかったです。 色々手続きを済ませたあと現地の通訳兼ガイドさんと合流し、著名な音楽家たちの眠る中央墓地へ行きました。 私の尊敬し愛するモーツァルトやベートーヴェンのお墓がありました。 他にも2024年で生誕200年となるヨハン・シュトラウスのお墓があり別の場所にある銅像も見に行きました。
滞在2日目!!専用バスに乗りウィーン音楽の史跡巡り研修をしました。 どの場所も日本とは全く違う風景がみえてワクワクが止まりませんでした。 この日一番驚いたことは観光客を乗せた馬が道路を走っていたことです。 ヨーロッパの街を馬が走っている姿はおとぎ話を見ているようで幻想的でした。 午後は美術史博物館へ行き様々な有名な絵画を見ました。 私は昔から絵画を見ることが好きだったのでとても嬉しかったです。 そしてこの時期に開催されているクリスマスマーケットに行きました。 クリスマス間近ということもあり人々で賑わっていました。 私はドリンクを頼み可愛いマグカップをもらいました。 本場のクリスマスマーケットを楽しむことができとても満足な一日でした。
滞在3日目!!ピアノの個人レッスンがあり、私はカール バート氏に教えていただきました。 音の粒を揃えるなどの引き方を細かく教えていただいたおかげで前よりも良い演奏ができる気がしました。 個人レッスン終了後には班別研修がありました。 まずは昼食にウィンナーシュニッツェルを食べました。 両手くらいのサイズで美味しく食べごたえがありました。 昼食後はシュテファン大聖堂へ行きました。 中の装飾や絵画一つ一つが荘厳で、昔の人の建築技術には目を疑いました。 そして最後にベートヴェンの住んでいた家に行きました。 ベートーヴェンの実際に住んでいた場所に行けることを誇りに感じ、感動しました。
滞在4日目!!交流先であるムジーク・ギムナジウムへ授業見学に行きました。 ここは9年生の学校なので幅広い年代の子どもたちが通っていることと 日本とは全然違う学年の数え方ということが分かりました。 同じくらいの年とは思えないほどの美しい歌声でした。 クリスマスの時期ということもあり特別にオーストリアで作曲された「きよしこの夜」をみんなで歌いました。 ドイツ語だったのであまり歌えませんでしたが、聞いているだけでも満足でした。 見学後に昼食でオーストリア名物のザッハトルテを食べました。 チョコレートケーキに程よい甘さのホイップクリームが乗っていてとても美味しかったです。 そのあと班別研修がありました。 私たちの班はケルントナー通りにて現地限定のものやクリスマスならではのものなど 沢山の思い出に残るおみやげを買いました。 夜には楽友協会でウィーン放送交響楽団の演奏を聴きました。言葉に表せないほど圧巻の演奏で心が浄化されました。
滞在5日目最終日!!モーツァルトハウスの見学に行きました。 ここではベートーヴェンの家と同様、モーツァルトの生い立ちや曲に関することが事細かに説明されていました。 伝記を読んだだけで詳しいことが分かりませんでしたが、 どのような人物であり曲一つ一つにどのような願いが込められているのかを知ることができました。 その後、信州つばさプロジェクトによるプライベートコンサートが開かれました。 嬉しいことに席が満員になるほど人が来ていて、 とても緊張しましたが個人レッスンの日に教えていただいたことをもう一度思い出しながら丁寧に、 自分なりの表現で演奏することができました。 大好きなモーツァルトの家で弾ける喜びを大いに感じました。
この一週間本当に様々な素晴らしい貴重な体験をすることができました。 改めて、国が違うだけで文化や教育・景色など全く異なることを実感し視野が広がりました。 初めてのことばかりで不安も沢山ありましたが、 無事に研修旅行を終えることができたのは周りの方の支えがあったからだと思います。 まずは信州つばさプロジェクトに参加するために背中を押してくれた家族・一週間ともに過ごした仲間達 ・現地の方々への感謝でいっぱいです。 こうして憧れの場所へ行くことができた私はほんとに幸せです。 今後は、より良い国際関係へと結びつけられるように今回学んだこと・体験したことを 様々な場所で沢山の方に広めていきたいです。
留学レポート
2024年11月3日から9日まで令和6年度信州つばさプロジェクト JENESYS 韓国コースに参加した 国際教養科2年石井久怜愛さんのレポートを紹介します。レポート