平成29年度 学習環境整美事業
資材を有効利用したブドウ栽培の展開を目指して
レインカット栽培への整備を終える!
昨年度の事業では整美できなかった3列について同様な方法にて実施した。主な効果として(1)トレリスを用いたリンゴ栽培から、レインカットを用いたブドウ栽培に移行する際、すべてを新設すると大幅な時間と費用がかかる。しかし、トレイスの上下2本の番線を用いるだけの簡易レインカットでも、従来のブドウ棚仕立てと同様の糖度等を示した。このことから、簡易的なブドウ棚の改良を行っただけで、従来の栽培方法と同様の果実品質の収穫物を得られることを学ばせることができた。(2)ブドウ専業農家師弟も「うちは従来の方法で棚を使っているが、多くの労力を必要とする。この方法を用いることで省力化でき、しかも品質を維持した生産が可能となる。将来自営をする際に経費削減の面からも活用したい。」という感想を、もった生徒もおり、就農に向けた学習を深めることができた。  


中心に線を引く

 
支柱止めの金具の位置を同じにあわせる


 インパクトドライバを使って固定する
 

2つの金具の向きが同じになるよう確認する
 


 定植したシャインマスカットが大きく成長する。


 事前にあけた穴にインパクトでネジ固定する
 

端のパイプもインパクトで穴をあける。
 
 
端はしっかりと固定する。
 

仮留め後、左右のバランスを調整し完全に固定する。


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