平成28年度 生徒自ら行う学習環境整備事業
リンゴ栽培用資材を有効活用した新しいブドウ栽培へ!
ブドウのレインカット栽培用棚へ生まれ変わる!!
 本校では30年以上前よりリンゴ(ふじ)を20本程度立木栽培にて生産・販売している。とりわけグランド近くにあるリンゴ(ふじ)は、周辺の木や建物等で全体的に日陰になる木が多く、着色が進まず、赤い美味しいリンゴが生産できないでいる。対策としてシルバーマルチを毎年敷いているが、着色向上に変化はなく、格外のリンゴばかりが生産できてしまっている。さらには、リンゴ栽培が盛んな地域ということもあり、2kg200円という販売限界価格でも売れず、やむを得ず廃棄処分にしてしまう年も多々ある。そこで、果樹専攻では、昨年度実施したブドウのレインカット栽培(新技術)をリンゴ立木園にも実施したいと考え、リンゴ(ふじ)の立木の伐採を昨年度実施した。資材の有効活用の面から、再利用できる物は再利用を心がけ、番線を追加で張ったり、支柱止めを多くしたりなどの補強をこの事業にて実施した。その事業風景の一部を紹介します。


このような大きな木があり、半分が日陰になる本校リンゴ園


高接ぎ更新に成功したものだけ残し、昨年度末を持って完全伐採したリンゴ(ふじ)園


 有効活用した資材の一つ
 

パイプ止めも有効利用
 


まずは中心に印をつけることから
 

中心のパイプは金づちで固定
 

 再利用した鉄パイプは穴をあけた後、インパクトで固定
 
 
力のいる分担は主に男子が担当
 

ここが一番難しく、力が必要
 

このように支柱パイプを固定し、最後に番線を張って完成


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