校 長 挨 拶

長野県下伊那農業高等学校のホームページヘようこそ! 「大地を耕し 心を耕し 未来を耕す」 農業高校でしかできない学びであり、これこそ農業教育の強みです。本校で学ぶ生徒一人ひとりが、個性あるオンリーワンの花を美しく咲かせてくれることを強く望んでいます。「学び」の力で未来を拓き、夢を実現する人づくり 〜 「学び」こそ、未来へのパスポート 〜2020年4月
長野県下伊那農業高等学校
校長 村澤 博富美

ようこそ、下農(愛称:しものう)ホームページへ!
 本校は、大正9年(1920年)創立の歴史と伝統のある農業科の専門高校です。2020年の今年、創立100周年の節目を迎えます。地域からは「下農」(しものう)の愛称で呼ばれ、地域から親しまれ愛されている学校です。今までに19,000名を超える卒業生の多くは伊那谷に定住し、“南信州”の持続的発展のために活躍しています。
 現在、「アグリサービス科」「農業機械科」「園芸クリエイト科」「食品化学科」の4学科を有し、約470名の生徒が生き生きと学んでいます。体験的・探究的な学習をとおして、問題解決力や活用力、創造力などの実践的な力を育成するとともに、「命を育む教育」「心を育む教育」「夢を育む教育」を推進し、地域に貢献できる人づくりを目指して弛まぬ努力を続けています。
 一方、社会に目を転じれば、グローバル化や情報化の進展、高齢化の進行、生産年齢人口の減少など急速に変化が進むとともに、人工知能やIoT、ビックデータなどの技術革新による第四次産業革命へと突入し、将来を予測するのに困難な時代となってきています。農業においても同様に、グローバル化や六次産業化、情報化等が進展しており、これらの変化に対応するため、農業学習では、作物・野菜・果樹・草花・家畜の栽培や飼育はもとより、食品の加工や販売、流通やサービス、機械・環境・福祉まで幅広く学ぶとともに、さらに地域振興や資源活用などの地域課題へも目を向け、社会に開かれた学習を積極的に展開しています。
 本校での3年間の学びは、多種多様であり、心掛け次第で限りなく広がっています。多感な青春時代だからこそ、悩みながらも小さな成功体験を積み重ねることで、やがては大きな自信へとつながり、夢に一歩近づくことができます。
 「大地を耕し 心を耕し 未来を耕す」 農業高校でしかできない学びであり、これこそ農業教育の強みです。本校で学ぶ生徒一人ひとりが、個性あるオンリーワンの花を美しく咲かせてくれることを強く望んでいます。

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農の学びを基軸とし
「命を育む教育」・「心を育む教育」・「夢を育む教育」

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 「学び」の力で未来を拓き、夢を実現する人づくり 
〜「学び」こそ、未来へのパスポート 〜

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1 地域に開かれた信頼される学校づくり(教育全体)

 令和2年(2020年)は創立100周年にあたり、これまでの栄えある歴史と伝統を礎に、科学性・社会性・指導性を高める農業教育と、交流や連携による地域実践教育をとおして、南信州の地域創生に貢献する産業人を育成するために、「地域に開かれた信頼される学校づくり」を目指す。
2 安全・安心を基盤とした環境づくり(教育環境)
 チーム学校として連携・協働し、生徒相互に共感的人間関係を形成するとともに、安心できる居場所づくりをとおして、いじめや暴力・非違行為のない安全・安心な明るく楽しく学べる校風を醸成するために、「安全・安心を基盤とした環境づくり」を目指す。
3 自律心・自己管理能力を高める心づくり(生徒指導)
 社会性のある基本的生活習慣を確立させ、マナー・規範意識や人権感覚を涵養するとともに、「個を観て、個と向き合い、個を伸ばす」視点で生徒理解や生徒指導に努め、自己決定の場や自己存在感を与え、「自律心・自己管理能力を高める心づくり」を目指す。
4 新たな学びに転換する授業づくり(学習指導)
 基礎的・基本的な知識・技能の定着を図り、自発的・探究的な学習態度を身につけ、思考力・判断力・表現力や課題解決能力・創造力の育成に努めるとともに、ICT等を利活用した学びのイノベーション(授業改善)により「主体的・対話的で深い学び」を実現するために、「新たな学びに転換する授業づくり」を目指す。
5 夢に挑戦する人づくり(進路指導・キャリア教育)
 農業教育の特性を活かした専門的・実践的な学習活動をとおして、進路実現に必要な学力を身につけ、職業観を養い進路意識を高めるとともに、自分の人生を構想する力と新たな社会を創造する力を培い、よりよい人生を送るために、「夢に挑戦する人づくり」を目指す。