食品化学科NEWS
No.003 硫酸鉄アンモニウム中の鉄の定量
  4月13日(火) 4月16日(金)
 本日の食品化学の授業は、硫酸鉄アンモニウム中の鉄分を計測する実験を行いました。
新学期初の実験となります。

硫酸鉄アンモニウムをビーカーで溶かします。
あまり水を沢山入れすぎないよう注意して溶かしました。

溶かした液を、メスフラスコに入れます。
ビーカーやガラス棒などを洗った液体を入れ、一定のところまで入るように。


メスフラスコに決まった量の水を入れることができたら、中を撹拌します。
栓をした状態で容器ごと天地さかさまにしたらOK。


溶液の作成と同時進行で、過マンガン酸カリウムの滴定を行います。
三角フラスコに、シュウ酸ナトリウムを入れ湯煎で温めます。


先ほどの液体で過マンガン酸カリウムを滴定していきます。
透明な液が、薄いピンク色になるまで操作を続けました。


ピンク色に変わった後、ビュレット(真ん中の器具)の目盛を読みます。
真剣な眼差しで目盛りを読んでいます。

 

硫酸鉄アンモニウムでも、同じように滴定を行っていきます。
こちらも、黄色から薄いピンク色になるまで続けます。

 
滴定値を読めたら、黒板に書いていきます。


結果から、硫酸鉄アンモニウムに鉄が何%含まれているかを計算します。
久しぶりの実験ではありましたが、協力して安全に実験を行えました。