園芸クリエイト科2年果樹科学コース
数年後の「課題研究」に向け準備


日本古来の在来のナシの
苗木の植え付け

神戸大学大学院研究科附属食資源教育
研究センター試験研究用果樹遺伝資源
多方面利用の調査研究を目的

貴重な遺伝資源「イワテヤマナシ」の
苗木5本を譲り受ける


地域の見本となる多品種栽培のナシ園の充実



「果樹」 ・ 果樹班 

令和3年 3月19日(金)

神戸大学大学院農学研究科附属食資源教育研究センターより試験研究用果樹遺伝資源を分譲譲渡の手続きにて譲り受ける 遺伝資源は「ナツナシ」品種(系統番号i1302)の苗木3本、「サネナシ」品種の(系統番号i0812)苗木2本の植え付けを終える! 長野県下伊那農業高等学校園芸クリエイト科2年果樹科学コース「果樹」・果樹班
 本校ナシ園は国内苗木販売されているナシ品種の多くを購入し栽植をはじめほぼ完成に近い状態です。
 現在特異的なものとして、ナシ育種家の川島實氏(江戸時代からナシ栽培を始めた国内有名なナシ栽培農家 明治・大正時代の果樹専門書にて記載 東京都稲城市)より本校果樹班がネパールへの学校建設協力により、譲り受けた受粉用品種「ネパールミノル」の3系統がすでに受粉用ナシ品種として本格的に利用されています。
 さらに今回果樹全国誌に紹介されていた神戸大学大学院農学研究科附属食資源教育研究センターより試験研究用果樹遺伝資源を分譲譲渡の手続きを終え譲り受けました。当地方にも古来のナシ「イワテヤマナシ」の古木が飯田市の指定文化財となっています。元々は東北地方由来ですが、今回譲り受けた遺伝資源は「ナツナシ」品種(系統番号i1302)の苗木3本、「サネナシ」品種の(系統番号i0812)苗木2本です。次年度は、さらにもう1系統譲り受ける予定です。
 到着後、前日から苗木を水に漬け、3月19日(金)に植え付けを完了しました。開花結実は令和4年度以降であり、その時から多方面の調査研究を行う予定です。


令和3年 3月19日(金)
 


 
神戸大学大学院農学研究科
附属食資源教育研究センターより
試験研究用果樹遺伝資源を
分譲譲渡の手続きを終え譲り受ける




イワテヤマナシの苗木を植え付け栽培開始








 


 


 


 
※神戸大学大学院農学研究科附属食資源教育研究センター
片山寛則先生より許諾を得て掲載


イワテヤマナシに関しては上記片山先生の研究室のホームページをご覧ください。