園芸クリエイト科2年果樹科学コース


加工果樹 クルミの有効利用!



五平餅作りに挑戦!

一年間の総決算!

焼き上げた五平餅は全て家庭持ち帰り用



本校産鬼グルミを利用

「果樹」



令和2年 12月9日(水) ・ 17日(木) ・ 24日(木)


五平餅作りに挑戦 鬼グルミの有効利用 五平餅作りを楽しむ! 五平餅は家庭持ち帰り用のみ! 長野県下伊那農業高等学校園芸クリエイト科2年果樹科学コース「果樹」
 加工果樹を利用した家庭でもできる果実加工の授業の一環で、本校産鬼グルミを利用しました。12月9日(水)に今年度産のクルミを洗い、17日(木)の授業内でクルミの殻を炒り、割れ目に沿って開き、千枚通しで実を殻から取り出しました。
 五平餅は、南信地方をはじめ愛知県・岐阜県などで古くから五穀豊穣を祈り神様に捧げる意味で作られていました。今回も岐阜県のJAのレシピを参考に作りました。今回用意した米を3升(3kg)使用しました。会場作り、米とぎ、クルミのたれ作り等の準備を行い当日に備えました。当日は全員早朝に集合し炊きあがった米をなべに移し、すりこ木でつぶしました。用意した型に入れ、円柱形のものができてくると五平餅作りといった感じがします。冷えた段階で用意した串をさし五平餅の完成です。
 授業が始まり、炭火焼きコンロにて焼きます。タレをつけて焼くと一層おいしさが増しますが、今回は味わえませんでした。少しこげが入ると、焼きおにぎりのように香ばしさを感じるようです。当日は全て家庭持ち帰り用のみで実施しました。今回2年ぶりの実施でしたが、無事に出来ました。その場で食べることはできませんでしたが、楽しい五平餅作りの時間となり、参加生徒は満足したようです。
 身近な果樹の一つであるクルミを利用した今回の実習体験を通じて、郷土食への関心を高める良い機会になりました。このような地道な活動は、参加生徒にとっては、果樹を幅広く学習する点においては、教育的成果が得られたと思います。

令和2年 12月9日(水)

 五平餅作り準備  場所:果樹実習室


今年度産のクルミの洗浄








令和2年 12月9日(水)

 五平餅作り準備  場所:果樹研究室・果樹実習室

 
 
クルミの洗浄 ・ クルミを専門工具にて割る

クルミは昨年度のものも含め2年間分を利用








 


 
 




 



平成30年 12月6日(木) 

 五平餅作り準備  場所:果樹研究室・果樹実習室


タレの準備 砂糖・ゴマ・醤油・ミリンを加える

 





 

平成30年 12月7日(金)

 五平餅作り  場所:果樹研究室・果樹実習室


型作り・串にさす




 












炭火焼きコンロに炭を入れ準備  炭火焼きコンロにて焼く