園芸クリエイト科3年
果樹科学コース14名


ブドウの品種更新に関する研究


「休眠枝接ぎ」への挑戦
有望品種の緑枝を接ぐ

「シャインマスカット」品種への更新をめざす!
5年目の継続研究

「課題研究」

令和元年 5月28日(火) 



欧米雑種の「シャインマスカット」品種の休眠枝接ぎを試みる! 活着率を高められるかが課題! 継続研究5年目 長野県下伊那農業高等学校園芸クリエイト科3年果樹科学コース 「課題研究」
 本校果樹園には「シャインマスカット」の苗木が20本程度栽植されています。接ぎ木をするためには穂木と台木が必要で、穂木は、これら苗木から2〜3月に採取し、乾燥しないようにぬれた新聞紙に包みビニール袋に入れ冷蔵で2カ月半ほど保存しておきます。ブドウへの接ぎ木の方法は、平成28年3月にJA中野市農協の方より、果樹班の先輩の皆さんが教えていただき、「課題研究」の重点テーマとして全員で取り組んでいます。
 ブドウの成長は早いので、他の落葉果樹と異なり、新植でも3年でかなり樹冠が拡大します。
 また、他の落葉果樹と接ぎ木の際に異なる点は、休眠枝の芽の部分に巻かないという点です。その理由は、芽がテープを突き破ることができない為です。なお、活着調査は夏季休業になってから実施する予定です。

令和元年 5月28日(火)

有望品種「シャインマスカット」品種の休眠枝を接ぐ!


休眠枝の接ぎ穂の準備と調整

 





 
 


 


 


 


 
 



ブドウ専門台木ベルランディエリ×リパリアテレキ5BBへの
休眠枝を接ぎ木!