園芸クリエイト科2年果樹科学コース

果樹班


ナシ 晩生品種の貯蔵後の
外観・品質試験を実施

晩生品種は品種により貯蔵状態が
異なる


端境期の晩生品種群は今後
研究用途としては有望


 「果樹」 ・ 果樹班の研究活動

令和元年 5月10日(金)南信総体休業日 ・ 5月15日(水)


日本ナシ晩生品種のMA包装・氷温貯蔵の試験研究 貯蔵5カ月経過後の品質及び食味調査を実施!「甘太」品種は糖度が高く食味は良好! 長野県下伊那農業高等学校園芸クリエイト科2年「果樹」 果樹班
 現在、果樹班は園芸クリエイト科2年生の果樹科学コース選択生を中心に構成され活動を実施しています。
 5月10日(金)は、南信総体の休業日でしたが、1年生の班員も加わり半日活動を行いました。氷温(0℃)設定下の冷蔵庫内に貯蔵されている6ヶ月半程度経過した日本ナシ「甘太(かんた)」(国の研究機関育成)及び「大天梨(ダイテンリー)」(東北の種苗会社育成)の2品種の品質及び食味調査を行いました。特に「甘太」品種は糖度15%以上で果実内部の褐変等の不良果実はなく、食味は最高に良かったです。
 さらに、5月15日(水)は、貯蔵6ヶ月半経過した「大天梨」とMA包装をしない「南水」品種の品種調査や食味調査を行いました。今回は「大天梨」は内部の維管束褐変が目立ちましたが、「南水」は水分が抜け外観は良くなくても、糖度が高く食味は良好でした。


令和元年 5月10日(金) 南信総体休業日 午前

果樹班の休日の研究活動


日本ナシ 晩生 「甘太(かんた)」6ヶ月半貯蔵後の外観及び品質調査

糖度15%以上で食味良好 


 





 
 


 








 
 


 


 


 



日本ナシ 晩生 「大天梨(ダイテンリー)」 の外観調査と品質調査

外観は良いが糖度が少なく食・内部褐変等あり貯蔵用ナシとしては不向き


 
 





 
 


 





 


 


 
 


 
令和元年 5月15日(水) 果樹科学コース2年生


日本ナシ 晩生 「大天梨(ダイテンリー)」 の外観調査と品質調査

外観は良いが糖度が少なく食・内部褐変等あり貯蔵用ナシとしては不向き








 


 




 


 

日本ナシ 晩生 「南水」 の食味調査

MA包装をしない氷温貯蔵

水分はぬけているものの糖度は高く食味は良好


 
 





 






 




貯蔵「南水」及び「大天梨(ダイテンリー)」 品種の試食
 










 
 
「大天梨(ダイテンリー)」 品種の内部維管束褐変 試食せず