園芸クリエイト科2年果樹科学コース13名

オウトウ(俗称・サクランボ)

FFJ検定中級・上級に向け
調査研究しながらの栽培開始 
有望品種が結実


今年は放置ボックス栽培樹 多くの結実が期待!

「果樹」 ・ 「総合実習」

平成31年 3月29日(金) 〜 4月17日(水)

平成31年度 オウトウ(俗称:サクランボ)の有望品種の栽培開始 栽培試験レポート作成に向け成育調査・着花(果)数調査開始 FFJ検定中級・上級検定向けて取り組む! 「果樹」 長野県下伊那農業高等学校園芸クリエイト科2年果樹科学コース
  本校果樹園は、30年前には道路脇にオウトウ(俗称:サクランボ)の大木が3本あり、校内販売できるほどの結実量でした。しかし道路の拡幅に伴い伐採が進み、ボックス栽培に切り替えました。20年程の期間放置されたままのボックス栽培放置オウトウ樹に対して、受粉の試験や切り詰めた有望品種の接ぎ木等を実施した結果、3年前より結実が見られ、今年は多くの花が開花しました。
 その一方で旧リンゴわい化栽培園は、オウトウやプルーン、スモモ類が栽植されており6年余り経過し、ある程度の開花・結実が見られるようになりました。この場所には、山形県の専門種苗会社から購入した、「紅秀峰」、「紅さとう(別名:山形美人)、「夢あかり」、「紅さやか」が栽植され受粉後の着花(果)数調査も始める予定です。今年度は、「紅てまり」、「南陽」品種も開花・結実が期待されます。これらの品種は、種苗会社で選択してもらったり、地域で栽培している方からの食味等の結果を見て導入したわい性のオウトウです。
 人工授粉は昨年度よりも1週間以上遅い4月17日(水)から栽培試験を開始しました。


平成31年 3月29日(金) 招集実習


新植最新有望品種 

各グループ毎 調査用の花束状短果枝にラベルをつける

成育調査開始




 



 



 
発芽期を迎えた品種

 


 
    


 



平成31年 4月10日(水)


 降雪の中の各品種の成育調査













 



平成31年 4月17日(水)


旧ボックス栽培樹 ビニールを被覆

新植最新有望品種 開花が早い品種が開花 人工授粉開始

旧ボックス栽培樹 放置樹への手入れにて品種不詳樹が開花

高接ぎにて有望品種も開花 羽毛棒にて受粉開始!


開花した花束状短果枝に受粉