農業機械科 3年 整備実習


潤滑装置・冷却装置の点検

 
平成30年9月19・21・28日
 エンジンの分解・組み立てが終わり、エンジン本体から周囲や内部に付属する装置の学習に入ります。
 今回は、エンジン内部の各部品にオイルを送るための潤滑装置(オイル・ポンプ)の点検を行ったり、その後実習車を用いて定期点検などで行う潤滑装置(エンジン・オイルの量、汚れなど)と冷却装置(ラジエータ・キャップ、冷却水の量、汚れ、漏れ凍結温度と混合率)の点検事項を確認しました。 また、化学室をお借りして、エンジンを冷やすために装備される冷却装置(サーモスタット・水温センサ)の点検を行いました。冷却水温の上昇に伴い、規定の温度でサーモスタットが開くか確認しました。また、メータの水温計や電子制御装置のECUに冷却水温度を知らせるための水温センサ(サーモ・スイッチ)の点検も行いました。


オイル・ポンプ点検
 

サイド・クリアランスの測定


エンジンから水温センサを取り外す
 

水温センサ(左)、サーモスタット(右)
 

実習車で冷却系統の点検
 

冷却水の凍結温度の点検


サーモスタット開弁点検


水温センサの点検


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