平成３０年度の「信州学」推進事業として、園芸クリエイト科３年果樹科学コース選択生及び果樹班生徒を対象に、最新の地元の果樹栽培の動きに関する講演会を実施しました。
　1２月３日（月）に、「地元産の信州果実の有利販売」と題して、ＪＡみなみ信州営農部販売課主任の伊藤謙三氏を講師としてお招きしました。カラー刷りの印刷物を用いて、部門別の果樹の生産実績と販売額の推移、地元ＪＡでの販売に関するお話をお聞きしました。
　講演会終了後は、地元ＪＡのクリスマス販売予定の、ブドウ「シャインマスカット」品種１ケースの試食をしていただきました。本校果樹班の研究成果報告書を参考に取り組んだ貯蔵ブドウであり、今回の講演会を通じて、果樹班の主研究である果物の鮮度保持と端境期販売の継続研究を推進する上で、大きな成果を得ることができました。