園芸クリエイト科2・3年・果樹班


日本ナシ晩生品種群の貯蔵試験
処理後MA包装試験開始


鮮度保持剤「1-MCP」剤の処理試験
植物成長調整剤の利用にて貯蔵試験開始
学校科学教育奨励基金の研究活動の一環で実施


「果樹」・「課題研究」 果樹班の研究活動


平成30年 10月15日(月)  〜  17日(水)

日本ナシ晩生品種群の果実を用いた鮮度保持剤「1−MCP」の貯蔵試験を果樹班の研究活動の一環にて行う! 長野県下伊那農業高等学校園芸クリエイト科3年「課題研究」・2年「果樹」・果樹班
 園芸クリエイト科の果樹班員を中心に、果物の鮮度保持による端境期での果物販売に関する調査研究を実施しております。日本ナシ晩生品種「甘太」、「大天梨(ダイテンリー)」、「王秋」、「にっこり」、「豊月」を10月15日(月)に収穫し、以下の処理試験の準備を実施しました。
 6年前より、リンゴやナシの成熟を促進させる植物ホルモンであるエチレンの作用を抑制する、植物調整物質1−MCP(商品名:スマートフレッシュ)を用いて、「南水」品種と同様に実施しました。
 当日は、放課後4時過ぎに専門業者が来校し、燻蒸施設を簡易的に組み立てました。組み立て後、1−MCPの燻蒸処理をするコンテナを中に運び入れました。特殊な1−MCP剤が発砲剤とともに水の中に投入され、すぐそばにある扇風機が可動し、完全密閉されました。
 この燻蒸処理は12時間の制限時間があります。翌日の10日(火)は、燻蒸処理終了に関しての説明を聞いた後に、コンテナを取り出しました。取り出したコンテナ内の果実は、順次MA包装を行い貯蔵試験を開始しました。
 
平成30年 10月15日(月)

 
晩生ナシ品種群の外観調査

 


 


 


 
 


 





 

平成30年 10月16日(火)
 

晩生ナシ各品種の収穫





晩生「南水」品種の収穫 大玉果実を調査研究用に選ぶ

関連のMA包装に向けての準備

破袋 ・ 選別 ・ 鮮度保持剤1−MCP処理に向けての準備

 
 


 






 


 



鮮度保持剤「1-MCP」処理試験準備 放課後の時間を利用

果樹班の研究活動で実施

放課後 燻蒸開始





 



 
 



平成30年 10月17日(水) 午前

 

鮮度保持剤「1-MCP」処理終了




 














 




取り出し後MA包装開始