公開授業 短報 |
日 時 |
平成14年7月31日(水) 9:00〜12:00 |
場 所 |
長野県諏訪清陵高等学校 物理教室およびコモンスペース |
対 象 |
2年 物理選択希望者40名 |
講 師 |
元信州大学理学部物理学科教授 吉江 寛 先生 |
テーマ |
「夏休み実験室」 |
概 要 |
吉江寛先生はこの3月まで信州大学の教授で、文系・理系を問わず多くの信大生から受講希望が殺到したという「おもしろい物理」という人気講座を担当していました。大学の講義の際に使用したという手作りの教材を用いて様々な実験を行いました。身近な風船、懐中時計、一斗缶、色水を入れたペットボトル、手製ヨーヨー、アルミ管、ガラス管などをそのまま、あるいは加工制作したものを実験道具として使用し、物理の諸原理や法則が分かり易く説明されました。また、後半は生徒自身が簡単なモーターを制作し、フラミングの左手の法則を確認しました。内容的には物理を学習し始めて4ヶ月弱という生徒には若干むずかしいレベルの説明もありましたが、参加した生徒達はそれぞれ楽しく実験に取り組みました。
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公開授業 スナップ |
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大気圧の実験 |
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大気圧の実験「一斗缶の中の空気をポンプで抜いて
大気圧で缶がつぶれる様子を観察」 |
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エネルギー保存則の実験 「手製の紙ヨーヨーで力学的エネルギーの保存を確認」 |
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揚力の実験「翼の形をした紙に扇風機を当て、揚力の発生を確認」 |
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電磁誘導の実験 「アルミニウム管中で磁石を落下させ、レンツの法則を確認」 |
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電磁誘導の実験「エナメル線、黒板用磁石、 乾電池を用いて簡単なモーターを制作」 |
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電磁誘導の実験 |
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