■ 数学公開授業「符号理論」 が行われました。詳細は以下のとおりです。
@イントロダクション 一冊の文庫本の裏に載っているISBN番号を、一箇所だけ飛ばして花木先生に伝えると・・・先生はコンピュータを操作してそこへ入る「正しい数字」を当ててしまった!ここからこの授業が始まった。
A符号理論とは たとえば宇宙船が太陽系の他の惑星に行って、その写真などを送ってくる。とても遠くから送信するため、地球でその情報を正確に受信することは困難である。そこで、誤りと分かるだけでなく、それを訂正する技術が必要となる。これを行うのが「符号理論」であり、実際に惑星探査船「ボイジャー」は「二元ゴーレイ符号」という符号を利用して木星などの写真を送ってきた。
Bベクトルと行列 ・「0と1しかない世界」での加法と乗法の確認 ・ベクトルについて(加法・内積) ・行列について(行列の積)
Cハミング符号 ・ハミング符号による誤り訂正(生徒達は実際に計算に取り組む) ・ハミング符号の仕組みについて
D二元ゴーレイ符号 ボイジャーで実際に使われた符号の説明
E良い符号って一体何? 良い符号とは、情報量の増加が小さく、誤り訂正能力が大きい符号のことである。
■ 花木章秀先生の講義風景
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