監督日誌(H29前期)

負けました、3年生申し訳ない(7・12)
 昨日初戦で長野工業に敗退しました。なかなか思うような野球ができませんでしたが、全員で我慢して、何とか勝負に持ち込みました。新チーム最初の大会以降のテーマを克服できず、献身的に頑張った3年生を勝たせられずに非常に悔しい気持ちです。
 また、大会当日は平日にも関わらず、多くの方々の応援をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。多くの応援をいただいたにも関わらず、結果を残せず申し訳ない気持ちでいっぱいですが、この悔しさを必ず晴らしたいと思います。


勝負の時が迫ってきました(7・8)
 本日開会式が行われ、夏の大会が始まりました。本校の初戦は、7月11日の長野工業戦です。好投手のいる相手ですので、どれだけ自分たちの力が通用するのか楽しみです。何とか打ち崩して道を開きたいと思います。


勝負の6月、まだまだ成長の余地あり(6・19)
 今年は例年になく空梅雨で、予定されている練習試合もここまでは無事消化されています。春の大会以降「ここの勝負強さ」をテーマに活動していますが、成長を感じる点、課題が明確になる点がたくさん出てきました。昨年の今頃は、夏の大会を戦うメンバーがある程度固定され、チームの成熟を目指していたと思います。しかし、今年はまだポジション争いが続いている状態です。ということは、チームとしてまだまだ成長する余地があるといえます。本来なら、この時期には夏の戦いがある程度固まっていたいものですが、今年はこのまま大会に突入し、大会の中でも更なる成長ができるような気がします。当然、大会までの残り期間の中で、しかるべき準備をしていく必要はあると思いますが、この状態のまま大会に突入して、その成長力を期待するのも、有りかもしれません。楽しみです。


本当の「幸福」は、大きな苦労の上にある、と信じます(6・5)
 夏の大会まで約1ヶ月になり、チーム全体が大会モードになりつつあります。とはいえ、まだまだ成長する余地があるので、しっかり練習して、もう一段階ステップアップできるように精進しようと思います。
 最近「幸福」ということについて、考える機会がありました。何事もうまくいき、全くストレスのない状態は、それが続くと満足感が無くなるそうです。それよりは、高みを目指して努力し、苦労・プレッシャー・ストレスを感じつつも、大きな目標に向けて努力している時の方がどれだけ「幸福」なことか。そこに更に結果がついてきたら、もっと「幸福」になるんだろうと期待して、夏への準備を進めようと思います。


見える課題は「個々の勝負強さ」です(5・29)
 先日の練習試合において、嬉しいことがありました。新チーム結成以来、チームとして特に力を入れて取り組んできた守備に関することを、相手高の先生からお褒めいただきました。あまり目立たないことですので、今まで誰にも言われた事がなかったので、「見ている人は見てるモンだ」と嬉しくなりました。企業秘密(別に悪いことをしているわけではないので、ばれても困りませんが・・)なので具体的には書きませんが。そのことも含めて、攻撃・守備における意識については、非常に手応えがあります。
 では、現在のチームにおける最大の課題は何か。それは、「個々の勝負強さ」です。相手の投手を打つ、相手の打者を抑える。野球はチームスポーツと同時に、随所に個々の勝負が散りばめられています。フリー打撃・ブルペン投球は、自分で納得すれば良いと思いますが、試合では自分が納得しても結果が出なければダメだと思います。今、チームに必要なのは、そんな個々の勝負に対する強さだと思います。幸い6月はたくさんの練習試合が予定されているので、多くの勝負が経験できると思います。チームとしての土台は崩さずに、「個々の勝負に強い」選手・チームを目指したいと思います。


今は大いに苦しみ、悩みましょう(5・17)
 夏の大会に向けたりスタートを切ったチームですが、なかなかうまく噛み合わない練習試合が多いです。当然多くの選手に出場機会を与えて、様々な「お試し」をしている状態ですので、仕方ない面はありますが・・。ただ、春の大会を受けて、このままではダメだという思いが、空回りやバランスの悪さに結びついていることは事実だと思います。しかし、この時期に苦しんでおかないと、夏の最後の大会での飛躍にはつながらないと思います。チームとしての力が充実するのは、2ヶ月先でよいと思います。今は、大いに苦しみ、その苦しみから逃げることなく、大いに悩めば良いと思います。夏の大会での大きな飛躍のために、今は思いっきり沈んでおこうと思います。


大会の反省とその後(5・8)
 春の大会では、東信地区代表決定戦において上田西高校に敗退し、3年連続での県大会進出を逃してしまいました。たくさんの応援をいただいたにも関わらず、結果が出なかったので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。試合は、相手チームとの力の違いを見せつけられ、夏の大会への大きな反省が残りました。エースが故障で登板できないなど、苦しいチーム状況の中でしたが、若い戦力が台頭してくるなど、希望も持てる内容だったので、夏の大会では万全の状態で臨めるように準備したいと思います。
 大会明けの練習試合では、大会の打撃不振を引きずっており、苦しい試合が多くなりました。しかし、この時期は大いに苦しみ、夏の大会までにもう一皮むけた状態で臨みたいと思います。今週末は6連戦が予定されているので、多くの選手にチャンスがあると思います。もう一度チーム内での競争を行いたいと思います。故障のエースも何とか登板できるくらいには回復しているので、飛躍のきっかけになる週末にしたいと思います。県大会で戦っているチームを傍目に観ながら(半分は夏にリベンジ、半分は羨望の眼差し・・)、地道に頑張ろうと思います。


皆さんの応援のおかげで何とか初戦突破です(5・1)
 先日の試合は、たくさんの熱い応援をいただきありがとうございました。お陰様で、何とか初戦を勝つことができました。昨年の秋は、初戦敗退だったので、このチームの公式戦初勝利です。相手の丸子修学館高校は、本校が昭和49年に甲子園に出場した際に、決勝戦を戦った相手です。選手以上に、私の方が相手を意識してしまいましたが、選手は普段通りの野球をしてくれました。ただ、試合内容には反省するところが多々あり、試合中も相手チームの選手のプレーを参考にしなくてはいけない場面もあり、まだまだチームとしての未熟さを痛感しています。
 さて、県大会を賭けた代表決定戦の相手は、昨年秋の県優勝の上田西高校です。準備期間は短いですが、最高の挑戦ができると思って、頑張ります。成長した本校の選手がどれだけできるか、素直に楽しみです。


春の大会は迫ってきました(4・20)
 先週末は、いろいろ(インフルエンザ・天候不良)あって練習試合が中止になってしまっていたので、久しぶりの対外試合でした。土曜は3年生が模試ということで、下級生のみでの練習試合でした。まだまだ全てにおいておぼつかない様子でしたが、今後の伸びシロは感じることができました。日曜日は、全体での試合でしたが、どうしても試合勘が鈍っていて、スロースタートになってしまったことが悔やまれます。2週間後の大会本番に向けて、もう一度初心に返って引き締めようと思います。
 さて、先日の抽選会で東信予選の組み合わせが決まりました。どの学校との対戦でも同じですが、対戦相手に決まった丸子修学館高校といえば、長野県の高校野球を長くリードしている学校です。我々もこの冬の成長には自信を持っているので、臆することはありませんが、この難関をぜひ突破したいと思います。初戦から待ったなし、いろいろ考えずに正面からぶつかっていこうと思います。


仕切り直しですが、天気には勝てません(4・10)
 インフルエンザでの小休止を挟んで、チームは春の大会に向けての追い込みに入ってきました。夏の大会での大目標達成のために、前哨戦である春にしっかりと結果を出したいと思います。秋の大会は痛恨の初戦敗退だったために、このチームでの公式戦初勝利と共に、3年連続での県大会をまずは目指したいと思います。
 春の大会まで、限られた対外試合で、チームの欠点を再確認したかったのですが、今週は残念ながら雨で流れてしまいました。日曜日は、雨天ながら本校のグラウンドは使用可能だったので、無理して紅白戦を行いました。悪条件の中での練習でしたが、たくさんの反省点が浮き彫りになり、大会に向けた良い予行演習になりました。大会まで残る対外試合も僅かになってきました。一つの試合、一つのプレーを大切にしながら、現状出せる最大の力が発揮できるように準備していこうと思います。また、今週からはだんだん新入生も参加することになるので、新しい力にも期待しつつ、春は新制野沢北が周囲を驚かす活躍をしたいと思います。


インフルエンザ蔓延につき活動自粛です・・(4・2)
 関西遠征から帰ってきて数日、体調不良者が続出し、インフルエンザと判明した選手・顧問が次々と出てしまいました。状況を鑑みて、いったん活動を自粛することにしました。練習試合を予定していた学校に対しては、直前での予定変更のため、多大な迷惑をかけてしまいました。申し訳ない気持ちでいっぱいです。体調管理と共に、チーム全体での健康管理の必要性を痛感しています。


関西遠征に行ってきました、見えた課題は「先制パンチ」です(3・27)
 先日まで3日間、関西方面に遠征してきました。初日は甲子園球場にて、選抜高校野球の視察(次は自分たちが出場するので、見学ではなく視察です)を行いました。ひょんな事から、「ドリームシート」という、バックネット裏から観戦する特別席を用意していただくことになり、早稲田実業の清宮選手など、超高校級の選手のプレーを間近で観ることができました。本校の選手も大いに刺激を受けたことと思います。
 その後2日は滋賀県に移動して練習試合を行いました。普段と違った環境で、様々な困難があったかと思いますが、3勝1敗という予想以上の結果でした。関西地区の学校とも互角に試合ができたことを自信にしつつ、まだまだ成長の余地が沢山ある(ということは課題山積)ことで、今後の練習にも一層力が入ると思います。チーム全体に、よく言えばのどかで、悪くいえば緩い雰囲気がどうしてもあるので、普段は仲良く楽しく、ユニフォームを着た瞬間に厳しい戦闘モードに入れるチームにしていこうと思います。


卒業生の今後の飛躍を期待します(3・21)
 昨日は卒業生を招いて、送別試合兼OB会入会式を行いました。OBの役員の方々にも多数出席していただき、新しいOB会員の入会を祝っていただきました。私も一OB会員として、新たな仲間が加わったことを、とても嬉しく感じました。卒業生に中には、希望の大学への進学が決定し、目標に向かう決意がみなぎる者、希望の進路実現を目指して再度受験に挑戦する者と様々ですが、最終的な成功を目指して頑張って欲しいものです。
 さて現役チームはその間にも数試合の練習試合を行いました。部分的には成長が感じられ、今後への手応えがある事は確かです。一方で、対戦した高校と比べ、明らかに意識が低い部分も露呈しており、私も含めた意識改革が必要かと思います。活動コンセプトの実現に向けて、根幹になる部分は変える必要はないかと思います。しかし、細かい部分の意識については、改善の余地多数なので、練習試合の課題と向き合いながら、地道に粘り強く活動していきたいと思います。こうした感覚が生まれるのも、練習試合あってのことなので、対戦いただいた各学校には感謝の気持ちと共に、次回対戦する機会には、我々の成長の度合いを測らせていただきたいと思います。


春の到来!!(3・13)
 ついに対外試合が解禁になり、本格的に野球シーズンが始まりました。長野県の東信地区はまだまだ寒いので、日曜日の練習試合初戦は、静岡県まで足を伸ばし、再来週には地区予選を控える学校に胸を借りてきました。まず締まったグラウンドでの練習ができていなかったこともあり、高いバウンドに対応できず、まだ十分に試合をできる状態ではないことが分かりました。しかし、冬のトレーニングで鍛えた成果(?)が各所に見られ、手応えも感じることができました。試合をしてみると、自分たちの甘いところが明確に分かり、今後の練習の大きな指標になりました。少人数ですが、各ポジションでの争いも激しい状態ですので、チーム内でよい競争をしながら、春の大会に向けた調整(というか、鍛錬!)をしていこうと思います。


課題が出るということは、成長の証!のはず(3・7)
 先日今シーズン初の紅白戦(といっても16人しかいないので、3チームの変則ですが)を行いました。昨年の秋からずっと課題にしてきた、守備のカバー・バックアップについては、トレーニングシーズンが明けてもきちんと意識ができていました。しかし、今度は走塁や連携の声がけなど、新たな課題が見つかりました。次々と課外が出てきますが、これはチームが成長しているということ。今までは見えなかったものが見えてきたということが、成長の証だと思います。こうやって、夏本番まで次々と出る課題克服に追われると思いますが、出てきた課題の数だけチームが成長していると信じて精進しようと思います。


本格的なシーズンイン!でもまだ寒いです・・(3・1)
 学年末考査も終了し、本格的な練習と野球シーズンに突入しました。トレーニング中心の練習から、技術練習に移行するこの時期は、とにかく故障のリスクが非常に高い時期です。せっかくトレーニングを頑張っても、故障してしまえば、元も子もありません。特にこの時期は身体のケアをするという意識を強く持ちたいと思います。体力を維持しつつ、技術力を伸ばしていこうという考え方ですので、その考え方が正しいということを結果を出して証明したいと思います。


考査前期間中につき活動を自粛しています(2・21)
 今週後半より学年末考査がありますので、現在野球部としての活動を自粛しています。まずは学年末考査に全力を注ぎつつ、考査明けからの本格的な野球シーズンに向けた準備を、部員各自で責任を持って行っています。こちらも、オフシーズンからの意識の変化をする準備に入っています。本当の勝負が始まる前の小休止(部員は、考査の準備でそれどころではないと思いますが・・)という感じです。冬のきつい練習が成果として現れるのか、楽しみと同時に不安もありますが、考査明けの活動が待ち遠しい今日この頃です。


この時期に気をつけたいこと(2・14)
 野球シーズンの到来が目前に迫ってきました。対外試合の解禁まで1ヶ月を切り、いよいよ勝負の時が始まろうとしています。本格的なトレーニング期間ももう僅かですが、学年末試験開けから本格的に野球の練習を再開するために、移行期間に入っています。冬の間鍛えた筋力を、野球に生かさなくては意味がないので、現在はその目的達成のための身体の使い方や、スピード強化のトレーニングを徐々に増やしています。いきなり野球をやって怪我をしないように準備しています。まずは焦らずに、怪我無く野球ができる準備をしていこうと思います。
 また、この時期はインフルエンザの流行が心配されます。感染してしまうと、数日は練習を行うことができなくなってしまうので、予防をすることで、感染を拡大させないようにしたいと思います。


冬のトレーニングももう一踏ん張り(2・7)
 来るシーズンに向けて、本校野球部の冬のトレーニング期もまとめの期間に入ってきました。グラウンドの雪も溶け、トレーニングと並行しながら、少しずつボールを使った練習にも取り組んでおります。もう一歩、体力の強化を行い、シーズン中にその筋力を保ちながら、野球に結びつけたいと思います。シーズンに入れば、日々の練習や練習試合の結果に追われることになると思います。この時期に、どれだけ自分の身体や、技術向上について真摯に向かうことができるか。あと少しですが、頑張ろうと思います。
 また、明日は前期選抜入試です。受験生の皆さんは、日々の努力が結果に結びつくように落ち着いて頑張って下さい!


春間近!!、と思いたい(2・1)
 ここ数日は、暖かい日もあり、だんだんと春の訪れを感じるようになってきました。まだまだ、冬のトレーニングは継続していきますが、少しづつ、来るシーズンに向けての準備も並行して行いたいと思います。
 冬の地道な練習は、我々スタッフも忍耐が必要です。そろそろ野球がしたいという欲求が出てきています。正直、選手の方がそういう意味では忍耐強いかも知れません。とにかく、間近に迫っている野球シーズンの到来が楽しみです。


やはり長野県の冬といえば雪です(1・24)
 ここ数日雪がまとまって降ったことで、グラウンドは完全に雪に覆われています。多分しばらくは十分に使用できなくなると思われるので、練習内容は大幅な制約を受けることになりそうです。しかし、そんな時こそチームの真価が問われると思います。素振りをすることくらいしかできなければ、その一振りにどれだけの意識を向けることができるのか、自問自答しながら取り組むしかありません。そのような中で、精神力が鍛えられると思います。我々は、これといったメンタルトレーニングは行っていませんが、そうした精神的な鍛錬は、身近にいくらでもあると思うからです。グラウンドの使用が可能になった時、そのありがたみを感じながら、懸命に取り組みたいものです。
 さて、雪の関係でグラウンドが使えないこの時期は、様々なことを勉強する時期でもあります。身体のケアや身体作りのための栄養学など、ここ数日はいろいろなことを学びました。チームとして何かをするというよりも、自分に合った生活習慣の確立のために、選手には様々な知識を提供しています。それを、自分で責任を持って自分なりのやり方を確立してほしいと思っています。我々のモットーは、自立した個々の集合体である「チーム」の形成ですので。


地道な練習継続中です(1・12)
 正月休みで一息ついた野球部ですが、地道な練習を続けています。幸いまだグラウンドを使用して練習できますので、体力トレーニングと共に、地道な技術練習を行っています。今年の冬のコンセプトは、地道なつまらない練習にどれだけ真摯に向き合うことができるか、ということです。今年の冬は、打撃練習を木製バットのスローボール打ちをひたすらに行っています。普段使っている金属バットは、少々打ち損じても、結果的に安打になったりすることで、本来の正確な打撃がどうしても疎かになりがちです。そこで、今年の冬は、フリー打撃での金属バットの使用を止めて、正確に強く打たなければ飛ばない木製バットを使っています。当然、高校より上のステージでも野球を継続していく者は、必然的に木製バットを使用することにもなりますし。昨年にない取り組みですので、どのような効果が出るかは春以降の楽しみですが、選手が本物の打撃力を身につけることができると信じ、ひたすらシーズンインまで継続しようと思います。


新年明けましておめでとうございます(1・6)
 平成29年になりました。野沢北高校野球部も、先日新年の活動をスタート致しました。秋季大会の初戦敗退から、来るシーズンへの巻き返しを図るべく、地道に土台の構築を行っているところです。今やっている基礎練習が、夏の本番までに生きてくることを信じて、地道に取り組もうと思います。
 新年恒例の選手たちの決意表明では、それぞれが色紙にしたためた思いを発表し、来るシーズンへの各自の思いを確認することができました。私自身は、後一歩の壁を破るための不断の努力をしていくことを、本年の目標に定めたいと思います。後一歩と言っても、大目標である「日輪天に」ではなく、そこに至るまでの土俵に立つためのものですので、まだまだ先は長いと感じていますが。ただ、そうした目標が明確になってきたということは、チームの成長を実感しているからでもあります。今年も楽しい一年になると思います。今後とも暖かいご支援をよろしくお願い致します。


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