定 期 演 奏 会

インターロッキングにて練習

体育館にて練習

9月24日(日)、キッセイ文化ホールにて、第42回定期演奏会が開かれました。この日のために、長い時間をかけて練習を積んできました。ブラックライトステージのための屋外での練習、体育館での調整など入念な準備を続けてきました。3年生にとっては最期の演奏会。気合いが入ります。
…… そして、当日を迎えました。

本番を想定しての体育館での練習

そして、当日の朝

会場楽屋口にて、3年生と下級生が対面。遠くで見守るOB

1・2年生が3年生にメッセージを贈ります

3年生が下級生にメッセージを返します

朝、ホール楽屋口に集合。恒例となっている、3年生と下級生とのメッセージの交換が始まります。まず1・2年生が3年生にメッセージを贈ります。今までお世話になった感謝の気持ちを先輩に伝えます。そして、3先生が後輩に向けて、今後の活躍を託します。涙あり、笑いありのシーンが続きます。その姿を、応援に駆け付けてくれたOBが温かく見守ります。「さあ、今日一日頑張りましょう!」 全員で誓いを立て、ホールに入って行きました。

開演を待つ文化ホール

「定期演奏会」の看板が掲げられた入口

ロビーに掲げられた横幕。書道部が制作してくれました

吹奏楽部保護者会が制作してくれました

現役生(白)とOB(黒)が団結を強めます

演奏会成功を誓って!

発表前、全員で!

この日、天気は快晴。清々しい朝を迎えました。会場周辺はまだ物静かな雰囲気の中、会場内ロビーではお客さんを迎える準備が着々と進んでいます。書道部が作成してくれた 「心 -Challenge- いざ最高の舞台へ」、吹奏楽部保護者会が作成してくれた「響け♪ ミスズの心」の大きな横幕がひと際注目を集めます。部員、OBの全員がロビー(ホワイエ)に集まり、円陣を組んで、演奏会成功に向けて団結を強めます。
3年生にとって、最期の演奏となる今回の演奏会。喜びと緊張と、複雑な心境の中、記念撮影。そして、12時半、開場となってお客さんがホールに入ってきました。開場に先立ち、12:15にはお客さんが立ち並ぶコピーにおいて、木管3重奏によるコンサートが開かれました。演奏曲は「春よ来い」

3年生、最後の演奏が始まります

12時半、開場

ロビーで、コンサート

木管3重奏による「春よ来い」

12:42、ステージ花道においてウェルカム演奏が始まりまた。サックス4重奏により、曲は「ルパン3世」。ステージ奥のスクリーンでは、吹奏楽部の活動の様子を紹介するスライドショーが流れました。

ステージ花道にて、サックス4重奏によるウェルカム演奏

開演前に部活を紹介するスライドショー

13:00 定刻となり、いよいよ開演です。保坂学校長、中村同窓会長からご挨拶を頂き、場内の雰囲気も高まってきました。今回の第1部の司会はOBの熊藤勇樹さん。
演奏者がステージに入場し、指揮者を待ちます。そして、指揮者の下島先生(顧問)が登場し、校歌の演奏が始まります。続いて、アルフレット・リード作曲の神秘的かつ雄大な曲の「ラッシュモア」。

学校長挨拶

同窓会長挨拶

司会を務めるOBの熊藤勇樹さん

演奏者、スタンバイ

校歌演奏

顧問下島先生より挨拶があり、その中で今回の定期演奏会の実行委員長である岡部さんへのインタビューも行われました。引き続き、今年度全日本吹奏楽コンクール県大会で演奏した課題曲1番「スケルツァンド」、自由曲歌劇「トスカ」を演奏しました。そして、今年はゲストとしてトロンボーン奏者の藤原功次郎氏をお招きしました。
藤原功次郎氏は、兵庫県立西宮高校音楽科を卒業、東京藝術大学をアカンサス音楽賞を受賞して首席で卒業後、京都ノートルダム女学院常勤教員を経て、現在、日本フィルハーモニー交響楽団首席トロンボーン奏者をされています。お忙しい中、本日は私達の演奏会のためにお越し頂きました。本当にありがとうございました。

藤原氏と一緒に演奏した曲は
「カラーズ」 …… この曲は、明るく輝かしいイエロー、情熱的で緊張感のあるレッド、静かで幻想的なブルー、そして希望と期待に溢れるようなグリーンの4部構成となっています。
「ファニースライド」 …… この曲は、トロンボーン最大の特徴といえるスライドを活かした曲で、終始ハイテンポな曲構成となっています。本校のトロンボーン奏者と一緒に共演して頂きました。

顧問下島先生挨拶

岡部定演実行委員長

藤原氏をお迎えして

藤原氏へのインタビュー

藤原氏のソロ演奏

本校トロンボーン奏者と共演

第2部 魔法使いとクローゼット

音楽劇「MAGICAL CLOSET」

ブラックライト劇

第2部の司会を務める2人

休憩をはさんで第2部の始まりです。まずはブラックライト劇。「マジカルクローゼット」をテーマにしたストーリーを音楽劇に。魔法使いの師匠が使うMAGICAL CLOSET。ある日、師匠が散歩に出掛けて不在の時に、弟子がそのCLOSETに興味を抱いて使おうとするのですが……  まだまだ未熟な弟子の、奮闘の一場面を演出してみました。時には叱られ、時には褒められ、経験を積んで成長していくのです……
ブラックライト劇の後は、新たな2人の司会でポップスステージが進行していきます。 鍋やしゃもじなどのキッチン用品を使って、5人の主婦が演奏を始めました。「キッチンビート」と呼ばれるパフォーマンスを披露。
今年のポップスステージは「MISUZU シネマツアー」 トトロの抱える「行き先ボックス」からカードを引き、そこに書かれた世界を旅します。まずはジブリの世界へ。そしてハリウッドの世界へ。

息の合った演奏 キッチンビート

ショートコント (ポニョとトトロの腕相撲)

ツアーのナビゲーター

猫バスと行き先ボックスを持ったトトロ

旅の始まり~

演奏に花を添えるフラッグの舞い

演奏した曲は以下の通りです。
  ① 野球大会ファンファーレ
  ② 魔法にかけられて
  ③ ハリウッドマイルストーンズ
  ④ スタジオジブリ・アニメ・メドレー
  ⑤ モアナと伝説の海より セレクション
  ⑥ トライ・エヴリシング
  ⑦ ハリーポッター
  ⑧ メインストリートで

昨年好評であったプロジェクションマッピングを、今年も引き続き取り入れました。聴いて楽しみ、観て楽しむ、そんな構成を考えました。

全員で「夜明け」を合唱

ハリウッドに行ったり、時には空を飛び、時には宇宙を旅したスリル溢れるツアーも終わり、演奏会もいよいよ終盤にかかります。
リズム感に溢れたステージも静かなピアノ曲に変わり、全員がステージ前方に整列します。「夜明け」の合唱です。そして、3年生だけステージ前で列を整え直し、部長より一人一人がスライドと共に紹介されます。
そして、最後はやっぱり…… 「美須々と言えば!」「宝島!」 掛け声と共に最後の演奏曲「宝島」が始まりました。演奏が終了と同時に、ステージ 両端に設置されたキャノン砲からバリエーション豊かな色のテープや紙吹雪が打ち出され、演奏会の終了が告げられました。3年生は本日をもって引退です。長い間、お疲れ様でした。

本日をもって引退する3年生がステージに並ぶ

挨拶をする山岸部長

「美須々と言えば」 「宝島」

定番の「宝島」で締めくくり