(1) 目 標
校訓・教育目標・学校運営の方針を基本とし、生徒の心身の健全な育成を図る。
(2) 生活指導方針
1. 生活指導の中心は各学年会を基本として学級担任に置き、関係各所と綿密な連携をとり
あって指導に当たる。
2. 生活指導係会は、指導に必要な情報・資料を提供し、指導に関する調整等を行い、
長期的展望をもとに慎重かつ十分な配慮で事に対処する。
3. 職員間の共通理解と意識統一をもとに、生徒の生活環境を整え、健全な育成を図る。
4.問題行動の指導については、学年会・生活指導係が連携をしながらこれに当たる。
(3) 生活指導の重点
1. 個々の生徒が持つ問題点・困難点・志向等の把握に努める
@ 生徒と職員との人間的な心のふれあいを深めて、学校生活への適応指導を行う。
A 学習意欲を喚起し、学校集団の一員である意識を持たせる。
B 責任ある言動と気品ある態度を養う。
C 冷静な判断力と不屈の精神を育てる。
2. 規範意識を高め、基本的生活習慣を確立させる
@ HR・クラブ活動を通して集団生活のルールや基本的なマナー・態度を習得させる。
その際、生徒一人一人に対する接触を深めて、相談しやすい雰囲気・体制をつくる。
A 遅刻・無断早退・無断欠席・中抜けを防止し、授業を大切にする習慣を身につけさ
せる。
B 生徒手帳の「生徒心得」「制服について」を尊重した端正な身だしなみを心がけるよう
にさせ、制服・頭髪に関する指導をする。
C バス・列車乗車時のマナーを身につけさせる。特に不正乗車がないように指導する。
D 帰宅時間が必要以上に遅くならないように、また深夜徘徊をしないように指導する。
E 「生活指導通信」を発行する。
3. 家庭・地域・関連機関との連携を深め、いじめや非行等の未然防止
@ 学校と家庭の合意による協力関係をもとに、規律・けじめ・リズムのある生活習慣を
確立させる。
A 規律違反や問題行動がある場合には速やかに保護者に連絡し、理解と協力を求める。
B PTA活動に積極的に参加し、生徒理解・保護者との交流を深める。
C 校内外の巡視指導を実施する。
D 「地域との懇談会」に協力する。
E 「保・小・中・高健全育成研究集会」に参加する。校内参加者を募集する。
F 5月に全校生徒対象の「生活指導講話」を実施する。