SHIMOSUWA　KOYO　HIGHSCHOOL

　多くの高校でそうだと思いますが、本校でもこの時期に生徒自治会の代替わりが行われます。その第一が、新しい生徒自治会の核となる役員を選出するための役員選挙です。
　今回もほとんどの役員枠に複数名の立候補者がありましたので、LHRの時間を使い全校生徒が大体育館に入って、候補者の演説に耳を傾けました。
　これまでにも紹介してきましたように、本校の生徒自治会は、地域との連携の活動を大切な柱にしています。したがって、役員が校外に出て活動することも度々です。役員一人一人には、自分の考えをしっかり発信し、その言葉に責任を持って真摯に取り組む姿勢が求められていると思います。

　本校での芸術科の授業は、音楽、美術、書道、３教科からの選択です。したがって、クラスの皆が音楽の授業をとっている訳ではありません。合唱は、学級のまとまりを作っていく上でとてもいい内容だと思いますが、高校では、なかなかまとまった練習の時間をとれないのも事実です。
　そんな中で、ショートホームルームの短い時間を有効に使ったり、話し合って食事の後の時間に１回だけ練習したりして、当日を迎えました。
　ご家族の皆さんも大勢来て応援してくださり、練習してきたことを精一杯表現することができました。練習の過程では、どのクラスも何かしらの出来事はあっただろうと思いますが、皆が「クラスとしてのまとまり」を心地よく感じた、とても素敵な時間でした。

　この夏、各教室に設置された「電子黒板」でどのようなことができるのか、メーカーの方にお越しいただいて、先生方の「ICT研修会」を開きました。
　１時間ぐらいの研修だけで、急に電子黒板を使いこなすなんて訳にはいきませんが、せっかく設置された「電子黒板」ですので、少しずつでも授業の中で活用できるよう、先生方も頑張ります。先生方も勉強しています。

　先日の第40期生徒自治会役員選挙を経て本部役員が決まり、その後新生徒会長を中心に委員会等の役員が決まりました。引き継ぎの準備が整ったところで、第39期生徒会のまとめの総会が開催されました。
　第39期生徒会も中村会長を中心に、校内の諸問題に取り組み、また地域の方々との連携事業を企画運営したり協力したりして、とても活発に活動してくれました。何より、そこに関わった生徒自身の成長が嬉しいです。それは、その場の成果だけにとどまらず、将来に向けて必ず発揮される力だと思うからです。
　第39期の皆さん、お疲れ様でした。引き継いだ第40期の皆さん、更に充実した活動となるよう、頑張ってください。