農業クラブ活動
2010年度の農業クラブ活動ホームページ掲載分を新しい記事順にまとめてあります。なお、画像等については削除してありますのでご了承ください。
トマトの定植 野菜科学コース | 2011年 3月23日
外はまだ寒いけど、ハウスの中は温かい。晴れていると暑い。暖房を入れてなくてもぽかぽかです。
今日は新2年生がトマトの定植をしました。例年より2~3週間遅れています。ハウスの中は暖かいといってもトマトにはまだまだ低いのです。 気温がなかなか上がらないからしかたないですね。約380本の苗を3時間かけて定植しました。第1花房が同じ方向に向けて定植しないといけないので生徒たちは慎重に花房の向きを確認しながら植えていました。植え付け後は誘引ひもをくくりつけます。モヤイ結びでトマトの茎につけるのですが、そのモヤイ結びがなかなかできない。「なかなかできなくてもモヤモヤするからモヤイ結びだ」なんて冗談を言いながら、かつ真剣に実習に取り組んでいました。収穫が楽しみです。
収穫したものは一般の方にも販売します。その時はまたホームページでご案内しますのでお見逃しなく。
「臥竜公園緑化プラン工事」受賞プレート除幕式・感謝状贈呈式 造園クラブ | 2011年 3月18日
臥竜公園緑化プラン工事」受賞プレート除幕式・感謝状贈呈式(主催:須坂市)に、造園科生徒合計37名(3年生5名、2年生28名、1年生4名)が参加しました(11:30~13:00)。 須坂市公園管理事務所長が進行を行い、須坂市長、須坂市教育長、須坂市まちづくり推進部部長、まちづくり課課長等が出席し、受賞プレート除幕式・感謝状贈呈式が行われました。学校側から、西澤校長、造園科職員5名が出席しました。
除幕式では、学校側から学校長と造園クラブ生徒を代表して6名が除幕を行いました。 感謝状贈呈式では、須坂園芸高校造園クラブ、並びにソノサトキザクラ・ソノサトリョクリュウ・ガリュウザクラを寄贈した羽生田郁雄氏(桜守の会、会長)に対して感謝状の贈呈が三木須坂市長からありました。
須坂市長の御礼の言葉の後、本校からは西澤校長、鈴木造園クラブ部長より謝辞を述べました。 鈴木部長の謝辞の一部を掲載します。「この緑化プランが実現できて、須坂市をはじめとする関係各位に深く感謝致します。卒業しても、臥竜公園が地域に親しまれる公園となるよう見守っていきたいと思います。」 その後、参加者全員昼食をいただきながら懇談し、終了致しました。
次に、緑化プラン工事の経過を下記に報告致します。
本年度本校造園クラブは、財団法人都市緑化基金と第一生命保険株式会社主催の第21回「緑の環境デザイン賞」に応募し、「緑化大賞」に決定しました。 この入賞作品は、造園クラブで8年前から行ってきた地域の里山で、都市公園である臥竜公園での学習活動から学んできた成果を「緑化プラン」としてまとめています。 入賞作品は、緑化工事費用を副賞としていただく事が出来ます。緑化助成工事内示金額は約634万円です。 この内示額に基づいて、10月から須坂市と協議し、須坂市桜樹勢回復検討会での報告(生徒発表)、現地検討会を経て、実施設計書を整えてきました。 実施設計書に基づいて須坂市で入札を行い、工事業者が決定し、現在3月末完成に向けて緑化工事が進められています。 シダレザクラが今後成長し、水生植物やヤマツツジの咲く園路、モミジ谷の紅葉など、今後の成長が楽しみです。
キュウリの接ぎ木のその後(其の2)とその他の野菜 野菜科学コース | 2011年 3月18日
キュウリの接ぎ木から3週間。活着状況がわかりました。先週キュウリの自根(=自分の根)を切り、カボチャの根に切り替えました。そして、結果は活着率25%。これは悪過ぎます。25%の成功では必要数の4倍の種子を準備しなければなりません。初めての接ぎ木とはいえこれでは困ります(本当に困っています)。写真の苗が成功したものです。失敗したのが25%ならば良いのですが・・・。これから新たに準備して再度接ぎ木です。
さて、その他の野菜苗に目を向けると、トマトがだいぶ大きくなりあました。来週くらいには第1花(果)房が出ることでしょう。そうしたら定植です。来週は定植の実習になりそうです。ちなみにトマトは同じ方向に花(果)房をつける習性があるので、花(果)房を同じ方向に向けて定植すると収穫が楽なんです。写真は潅水の様子です。水を与えたときに茎や葉が動くとトマトの独特のにおいがします。小さくても「トマトだぞ」って主張してるみたいです。
それから、キャベツです。これは良くない苗です。写真の上は、定植しても良い大きさになっていますが、下はまだまだ小さいです。このように大きさが揃わないと作業が一斉にできません。大きさに差が出るのは、覆土の量、潅水のむら、温度のむらなどいろいろ考えられます。「苗半作」といわれるくらい良い苗を作るのはなかなか難しいです。
最近失敗談が多いですが、失敗の方が面白いと思って記事にしてるだけですよ。失敗は一部です。苦しい訳のようですが・・・。
冬を越した露地野菜。そして、カボチャの根毛。 野菜科学コース | 2011年 3月14日
ニンニクは、11月5日に園芸塾の塾生が定植したものです。タマネギは11月10日に森上小学校の児童と定植したものです。そうです。露地で越冬した野菜たちです。タマネギは、霜柱に押し上げられて外に出てしまいました。でもね。タマネギは、根が土壌に入っていれば生きられるのです。意外に強いタマネギです。ニンニクはマルチを掛けてあるので大丈夫ですけどね。寒さと雪に耐えておいしい野菜になるのです。 それから、白い根がピンボケになっているような写真は、カボチャの根です。ピンボケに見えるのは、根毛です。非常に細かい毛のような根がたくさんカビのように(?)生えています。根は土に中にあるからなかなか見ることはできませんが、土の中ではこうやって根が生えて養水分を吸収しているのです。
レタスの芽生え 野菜科学コース | 2011年 3月10日
播種は2月中旬にしておきました。そのレタスがここまで大きくなりました(スケールがないからわかりにくいですね)。 レタスって不思議なことに一ヶ所に1粒播いただけでは発芽しにくいんです。だから一ヶ所に2~4粒播いて競わせながら発芽させるのです。たくさん播いて間引きするのです。もったいないですね。 でも、一度根の出たレタスは強い。間引いた苗を発芽しなかったところに播いても活着します。だからもったいなくならないです(実際には捨ててるからもったいないのですが・・・)。 この苗は、2年生の教材です。大きく育ったら市内に振り売りしますのでお楽しみに!
そうそう、ちなみにダイコンもレタス同様競わせて発芽させます。だた、根菜類は移植を嫌うので植え替えてもうまく育ちませんのであしからず。
キュウリの接ぎ木のその後とその他の野菜の苗たち 野菜科学コース | 2011年 3月 9日
キュウリの接ぎ木から一週間。そろそろ第一段階をクリアしたか分かるころです。写真を見てもらえば分かるように、活着していない苗は萎びてしまいました。とりあえず生きているのは元気です。 「とりあえず」なんです。まだ、キュウリも自分の根(=自根)で生きていけます。もう一週間ぐらいしたらキュウリの自根を切り、カボチャの根でキュウリが生きているか確認します。これで、本当に接ぎ木が成功したかわかるのです。
では、失敗してしまったらどうするか?また接ぎ木します。キュウリがダメになることはありますが、カボチャがダメになることはまずありません(だからカボチャを台木にするんですけどね)。また、キュウリを接ぎます。 でも、大きさが揃わないので難しいです。というわけで、カボチャも予備で播いておきました。さてさて、ちゃんと育ったかな?って確認したらモヤシのようなカボチャの苗が出現!!やっちゃったぁ~。 日中の温度が上がった中、保温のために掛けておいたシルバーシートによって遮光されモヤシのようになってしまいました。これでも使えないことないので使いますが、こんなミスもあるのです。
門出を飾る フラワーデザインコース2年 | 2011年 3月 8日
先日、メセナホールにて卒業式が行われ、148名が本校を巣立って行きました。
大きなホールは門出を祝うにふさわしく色とりどりの花で装飾されていましたが、その装飾はフラワーデザインコース2年生によって用意されたものです。卒業式前日から準備が始まり作業は21時にまで及んだそうです。
厳粛な式の中に温かみを添えてくれたコース生の皆さんありがとうございました。
キュウリとトマト植え付け準備 野菜科学コース | 2011年 3月 3日
2年生がキュウリの接ぎ木の実習をし、1年生がキュウリとトマトの植え付け準備をしました。1年生はやはり鍬の使い方やマルチの張りがぎこちないような気がします。まだ、経験が少ないからしかたないですね。でも、一生懸命さはあります。今回が、コースに分かれての初めての実習ですからね。乾燥した土壌で畝立てをしたので土煙でハウス内がいっぱいになっていました。でも嫌がらずにしっかり実習していました。
生徒たちは、「私たちも食べられるの?」と収穫が気になるようでした。もちろん食べられます。自分たちで準備し、育てた、収穫したものを食べることも実習です。でも、まだ4か月先の話ですけどね。気の早い生徒たちの話でした。
キュウリの接ぎ木 野菜科学コース | 2011年 3月 3日
2年生が「キュウリの呼び接ぎ」という接ぎ木の実習をしました。キュウリをカボチャに接ぎました。接ぎ木の目的は、耐病性を上げることが一番の目的です。このキュウリは、3月下旬にハウス内に定植し、5月中下旬から取り始め、7月上旬まで収穫し販売します。露地もののキュウリが出るまでのキュウリです。
新品の剃刀を使い、手を切らないように集中しての実習です。刃物を使うことが少ない生徒たちが剃刀を使っているところを見ていると見ている方が怖い(鉛筆削ったことがないんだろうなぁ)。接ぎ木を失敗すると栽培管理の実習ができなくなってしまいます。もちろん収穫も販売もできなくなります。これが農家なら収入ゼロの状態です。なんて話をしながら実習しました。
みんなしっかりできましたが、活着しているかは後日明らかになります。やっぱり植物は正直です。
長野県学校農業クラブ結成60周年記念大会 | 2011年 2月24日
2月17日、須坂市文化会館(メセナホール)にて農業クラブ結成60周年記念大会が開催されました。県連事務局として本年度最後の大きな行事となりました。1~3年生の農業クラブ員を中心に合計50名の生徒が運営に関わり、会場準備や資料作成にあたりました。午前中に第2回の総会も予定されており、大変過密スケジュールの中準備が前日まで熱心に行われました。
当日は長野県教育委員会教育次長・荒深重徳様、須坂市長・三木正夫様をはじめ、多くの来賓の方々をお招きして記念式典が行われました。県内の農業高校12校の生徒・職員約400名の参加、功労者表彰では歴代の県連会長をはじめ5名の方がお越しくださいました。須坂園芸太鼓によるオープニングから、最後の閉会宣言まで大変充実した内容でした。更級農業高校吹奏楽部による演奏も大会を盛り上げました。
記念講演では独立行政法人農業環境技術研究所の藤井義晴氏が「生物多様性を利用した農業とアレロパシー」と題して貴重なお話をしてくださいました。植物の他感作用が幅広く人間生活に関わっていること、淘汰された作物の他感作用を利用した農業分野への応用が期待されることなど、この分野の研究のおもしろさに聴衆者は耳を傾けました。 また本年度の全国大会(北海道大会)に参加した南安曇農業高等学校のプロジェクト発表もありました。「守ろう安曇野の野生生物~バイテク技術を駆使してPartⅤ~」と題した発表では地元の野生植物の保存に長年貢献してきた継続研究の報告でした。
大会を無事に終えることができ、運営に携わった生徒には一つの行事を成功させた充実感が満ちていました。2年間の県連事務局お疲れさまでした。
キュウリの播種とトマトのポット上げ 野菜科学コース | 2011年 2月23日
2月上旬播いたナスとキュウリが芽を出しました。野菜の種子は正直です。きちんと播いてもらえばちゃんと芽を出します。いい加減に播かれるときちんと出ません。写真を見比べてください。一目瞭然です。土をかける量が多かったり少なかったりすることこうなります。均一にかけると揃って出ます。このキュウリたちは、3月上旬に接ぎ木されます。
そしてトマト。小さくても一人前にトマトの臭いがします。ナス科の植物なので、小さいうちには茎が紫色をしています。これをスケッチします。細かく見ないと気付かないことです。 今までのところでは根が張れないので大きなポットに移します(=ポット上げ)。これらは、3月下旬に定植されます。
信州すざか農業小学校豊丘校 野菜科学コース| 2011年 2月21日
もう卒業なの。さみしいネ!~ありがとうございました~
そのさとホール周辺はまだ雪が残っていました。思えば4月17日の入学式も季節外れの雪でした。今日は農業小学校の卒業式。小学生66名が卒業です。 アッという間の1年でした。今日は野菜クラブを引退した3年生のクラブ員も参加してくれました。 園芸生は準備から運営までのお手伝い。寒いけど小学生のために準備です。
卒業式では、小学生一人一人に卒業証書が手渡されていました。高校の卒業式ではなかなかない光景だなぁと思いました。そして何と、園芸生にも卒業証書をいただいてしまいました。ありがとうございます。 卒業式の中で5名の小学生が感想を発表してくれました。一番印象に残ったのは「田植え」と「五味池の遠足」と「餅つき」でした。 「自分で育てたものを自分で食べる」って農業の基本だと思います。この経験ができるのは農業小学校ならではじゃないかなぁって思います。 「小学生が携わったのは一部です。普段の管理は農家先生がしてくれていました。そのことを忘れないように」という内容を農業小学校の校長先生がお話しされていました。 その通りです。小学生に伝わったかなぁ。大変だったけど楽しかったという感想を小学生から聞くと、「本当の大変さはこんなもんじゃないゾ」っと思ってしまう筆者です。 でも、これがきっかけになって農業に興味をもってもらえれば思います。みんなが食べるためには、たくさん大変があるんだとわかってもらえれば食べ物を無駄にする人も減るとも思っています。
話が脱線してしまいました。今日は大勢で卒業式を迎えることができました。集合写真では顔がよくわからなくなってしまいました。兎に角、皆さんご卒業おめでとうございました。また来春に会えたらいいね。
春を待つ 情報会計コース| 2011年 2月16日
昨日の降雪と打って変わり今朝は青空が広がりました。 晴天時は放射冷却によって気温がかなり低くなりますが、今朝も冷え込みが厳しく、昨日溶けた雪で路面は一部凍結していました。
写真は小麦が作付された須坂市内の元耕作放棄地の様子です。先週は、小麦が雪の中からところどころ顔を出していましたが、今朝は全面が雪で覆われています。 手前は昨年の小麦栽培の課題であった水の浸入や排水性の改善のために、昨年コース生によって設けられた明渠(地上の排水路)です。
「作物にとって一番の肥やしは人の足音」という言葉を信じ、筆者はほぼ毎日足を運んでいます。圃場や作物の日々の変化はとても小さく、また数値として表す難しさがありますが、私が見た限り、コース生が施した処理は確実に実を結んでいます。
小麦は雪の中でじっと春を待っています。同じようにコース生たちも成果が訪れる春を待っています。
「農業と夢」農事組合法人組合長による講演 農業経済科 | 2011年 2月15日
去る14日、信濃町で農事組合法人を経営している落影生産組合の斉藤寛紀さんをお招きし、「農業と夢」についてご講演をいただきました。
進路決定を目前に控えた2年A・B・F・Gコース約50名が拝聴しました。斎藤さんは、農業の負のイメージばかりを考えてもしかたない、前向きにやる気を持って取り組むことで道は開けると熱く語られました。 そしてご自身の多様な経験の中から、農業に限らず色々な経験を積むこと、デジタルに頼らずアナログな時間を過ごすことの大切さをお話くださいました。生徒の心に響く講演会でした。
お忙しいなか講演をしていただいた講師の斎藤様に感謝いたします。ありがとうございました。
生徒の感想文(抜粋)
斉藤さんは失敗をすることが良いと言っていましたが、私はこの言葉がとても心に残りました。失敗を恐れずに将来に向かって走ってきたいと思いました。
農業はたとえ儲けがたくさんでなくても、お客様が「おいしい」という一言で、がんばろうとやる気がだせるんだなと思いました。農業だけでなく、他の仕事もそうだと思いました。
農業のようにうまくいかないことだらけかもしれないけれど、夢を追えることや農業高校で学べることを感謝して頑張りたいです。
農業は儲からないものだと思っていましたが、今日の話を聞いて、すべて自分の努力次第だということがわかりました。それと農業だけでなくあらゆる職種に対しても同じであることがわかりました。
トマトの播種 野菜科学コース | 2011年 2月14日
「もうトマトの播種?」と思われるかもしれませんが、始まっているのです。1月21日に播種したトマトは、温室中でちょっと遅れて成長しています。 2月に入りやっと本葉が出てきました。2年生が3年生になったとき授業でトマトについて学びます。そのトマトです。 今までの露地野菜で葉菜類や根菜類を栽培してきましたが、今度は温室を使った果菜類の栽培。 しかも、生育期間が長い。葉が出て、花が咲いて、実がなり、それを収穫する。今までは葉が出たところまで。 栽培環境も管理しなければならない。大変だけどそれだけやりがいのあるものです。(やりがいというより、生徒には学びがいですね)
外はまだ雪があって「冬」って感じですが、すでに「春」から「夏」にかけての準備が始まっている季節を先取りする野菜科学コースです。
課題研究発表会にむけて準備がすすむ | 2011年 2月 3日
2月8日にメセナホールで開催が予定されている課題研究発表会にむけて、各コースはプレゼンテーション作成の大詰めを迎えています。
生徒達は悩んでは作業を中断し、試行錯誤しながら放課後遅くまで学校に残りまとめを行っています。
1年以上にも及ぶ研究活動をたった10分間という限られた時間で説明しなければならないわけですから、プレゼンテーション作成は大変な労を要します。
このような学習を通して、生徒達は一回りもふたまわりも成長していきます。
課題研究発表会はどなたでもご覧になれます。園芸高校の生徒達の取り組みをぜひご覧ください。みなさまのご来場をお待ちしております。
期 日 平成23年 2月 8日(火) 受付 9:15~
会 場 須坂市文化会館メセナホール ※駐車場は準備してあります。お車でお越し下さい。
農業の魅力発見セミナー 野菜科学コース2年 | 2011年 1月28日
1月26日(水)コースの授業を活用し、トマトとキュウリを中心とした施設園芸を営んでいる小林広幸さん(小布施町)に農業の魅力についてお話をしていただきました。 現在に至るまで試行錯誤されてきたことや、その経験から今なおトライすることを忘れず経営されているということでした。 また、仲間がいるから今があり、勉強も大事だけど友達づくりも大事だともお話しされていました。
生徒の感想には、「自分には難しそうだけど、農業を辞めたいと思った話がなくてすごいと思った」 「小さい時から親の手伝いをして、すぐ近くに農業という仕事があっただんなぁと思った」 「家庭菜園が増えてきて経営が厳しくなることがわかった」 「農家の嫁が少なくて、私も農家に嫁に行くのは不安で嫌です。それでも行く女の人はカッコいい」 「『手』がカッコいい。パソコンを相手に仕事している人の傷一つない手に比べると、こぶしがとても大きくて様々な試練を乗り越えてきたようなカッコいい手でした」などがありました。
お忙しい中お話をいただいた小林様に感謝いたします。
6年連続 全国造園デザインコンクール文部科学大臣賞受賞おめでとう 緑地計画コース | 2011年 1月25日
第37回全国造園デザインコンクールにおいて須坂園芸高校が、6年連続文部科学大臣賞を受賞しました。おめでとうございます。以下、表彰者。
文部科学大臣賞 須坂園芸高等学校
国土交通大臣賞 野口 惠里
社団法人日本造園学会長賞 加藤 春実
社団法人日本造園建設業協会長賞 木藤 美知香
全国高等学校造園教育研究協議会長賞 落合 由美子
入選 樋口 翔子
入選 坂田 由里香
佳作 鈴木 幸
果樹科学コース3年生、剪定講習を受講しました 果樹科学コース | 2011年 1月20日
1月17(月)・18(火)日の二日間にわたり、長野県果樹試験場育種部 前島 勤先生より、りんごの剪定について講習して頂きました。前日の大雪のため会場の第2農場は白一色でした。
1日目は、剪定の基本を教わりました。わい性りんごの木を教材に細かな部分の説明も受けながら、剪定をしました。 授業で学習はしていますが実際に木を前にすると何から始めたらいいか戸惑っていましたが、前島先生に指導を頂きながら、剪定ハサミやノコギリを使い枝を落としていきました。
2日目は、りんごの普通樹を教材にして講習を行いました。前島先生から「樹齢による樹形」を中心に講習して頂き、6年目、9年目、15年目の木をそれぞれ剪定しました。 前島先生から、品種によっても方法が違うことや樹の骨格となる主枝、亜主枝の作り方、果実を付ける側枝や、樹・主枝・亜主枝をブロックとして考え剪定する事などを教えて頂きました。
この2日間で生徒一人一人が剪定について理解を深めることができ、有意義な講習となりました。お忙しい中ご指導いただいた講師の先生ありがとうございました。
第60回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会会場装飾 | 2011年 1月19日
前日からの降雪の影響も心配されましたが、1月17日に「第60回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会」の開会式が長野市民会館で行われました。
フラワーデザインコース2・3年生が、実習で育ててきたパンジーやシクラメン・葉ボタンをプランターに入れて、長野市民会館とМウエーブ会場の装飾を行いました。
コース内課題研究発表会 フラワーデザインコース | 2011年 1月19日
1月11日火曜日から、3年生の集大成ともいえる「課題研究」のコース内発表を行いました。 4月から各自で、研究テーマを決めて、計画を立て、調査を行ってきました。 皆、真剣に相手の発表を聞き、質疑応答にも熱が入っていました。 課題研究では、答える側の生徒の基礎知識が試される場でもあります。 今回の研究を通して、生徒が大きく成長できたのではないでしょうか。
各自の研究テーマは以下の通りです
・サギソウの観察と栽培調査 ・アサガオの肥料別比較調査
・鉢の違いがクフェアに及ぼす影響 ・ベゴニアの土による生育の違い
・アサガオの鉢の違いによるつるの生育比較調査 ・ベゴニアの環境要因による生育の違い
・バーべナの鉢の違いによる草丈の変化 ・PHの違いによるアサガオの成長の仕方
・肥料の違いによるバーべナの生育調査 ・インパチェンスの環境状況の違いによる生育の違い
・ヒポシルサの日光の量による生育の違い ・アジサイの開花調整
・アサガオの生長抑制剤による濃度の違いについて ・バラ科の植物を台木にしたバラの芽接ぎ栽培
・本校で栽培している花の図鑑を作ろう
花芽が着いたサイネリア | 2011年 1月12日
昨年12月半ばに鉢上げが終わったサイネリアですが、極早生種では、なんと年明けに花芽が着き、中には開花した株もありました。 通常、極早生種と言えどもこのように早く花芽が上がることは、ありません。 これは、日中の気温が例年に比べて高く「暖冬」の影響を受けたのではと思われます。
早くも1月の販売実習の中で販売することができそうです。
農業共済新聞に掲載されました 流通経済コース | 2011年 1月 7日
農業共済新聞(1月1日)のNOSAIながの欄に流通経済コースの取り組みが掲載されました。
須坂市の須坂園芸高校(西澤和平校長)の農業経済科、流通経済コースの3年生は、うるち米「キヌヒカリ」の栽培実習で、ケイ酸を基肥として施肥することで、2009年には10アール当たり1145.9キロの玄米を収穫した(記事より抜粋)。
「ねっこ」に掲載されました 造園クラブ | 2011年 1月 7日
昨年(社)長野県造園建設協会広報誌に、特集 座談「高校生徒語る未来の造園業」と題して本校造園クラブの活動が掲載されました。
須坂園芸高等学校は、長野県下で唯一、造園科がある高校です。広い学校敷地内には様々な庭園や緑地が設けられており、恵まれた環境の中で生徒達はのびのびと高校生活を送っています。・・略・・そんな須坂園芸高校をお訪ねして、造園科に学ぶ生徒と、造園の魅力や未来について語り合いました。
今年度の味噌・福神漬が完成 食品製造コース | 2010年12月24日
味噌を仕込んだのは今年の4~5月、半年以上熟成させています。収穫祝の豚汁にも使用しました。福神漬は8月からナスやキュウリの下漬を行い、ダイコン・レンコン・ショウガとともに調味液に漬けたものです。
袋またはビン詰・ラベル貼りを経て、ようやく完成しました
(-_-;)
窒素はどのくらい含まれるの? 農業経済科 | 2010年12月24日
稲、小麦などの食用作物の必須要素のうち生育・収量に最も影響を及ぼすのが窒素といわれています。
三者面談期間中の放課後を利用して、農業試験場において農業経済科2・3年生はそれぞれ対象とする植物や土壌の窒素含量を定量しました。危険を伴う実験であるため農業試験場の上原、土屋両先生にご指導をいただきながら行いました。
窒素は水蒸気蒸留法で、最終的には滴定により定量しますが、初めての操作に戸惑い、そして失敗を繰り返しながらの実験実習になりました。
筆者は学生時代、年間何千という分析点数をこなしましたが、はじめはやはり時間ばかりが過ぎていくだけで能率が上がりませんでした。習うより慣れろという言葉がありますが数をこなすことも必要なのかもしれませんね。
年末のお忙しい中ご指導いただいた農業試験場の両先生に感謝いたします。
耕作放棄地再生プロジェクト 年内最終サンプリング 情報会計コース | 2010年12月22日
12月20日、肥料の効果と耕作放棄地再生の試験区を兼ねている本校第二農場において、コース2年生が年内最終となる小麦のサンプリングを実施しました。
この圃場は、全試験区のなかで最も播種が遅かったところです。やはり、他の圃場に比べ生育量が小さいことがわかりました。
圃場では、試験区設定の意図や、播種様式について再確認をしました。また、サンプリング時に各自が判断し準備しておかなければならないことを同時に確認しました。
信州すざか農業小学校豊丘校 「ペッタン ペッタン」もちをつこう!~収穫したお米でもちつきだ~ 野菜クラブ | 2010年12月21日
12月18日(土)小雪が舞う中の餅つきでした。蒸篭で蒸したもち米を臼と杵で餅をつきます。低学年の小さい子は、杵が重くて思うようにつけません。高学年の小学生は、ペッタン、ペッタンいい音をさせていました。 須坂市の三木市長も今回の餅つきに参加していました。ついたお餅は丸めてアンコときな粉、ゴマをつけてタッパーに入れて出来上がり。
餅つきの順番を待つ間、野菜クラブ員は小学生と遊ぶ。これも農業小学校の活動の一環なのです。とても寒いのですが、小学生はみんな元気です。寒い中みんな走り回っていました。寒いから走り回らずにはいられないのかもしれませんが・・・。
最後に豚汁とお餅で会食です。寒いこともあってか豚汁をおかわりする子が沢山いました。たくさん走ってお腹が空いたのかもしれません。 もちろん豚汁の具も農業小学校で作ったハクサイやジャガイモ、みそを使っています。とても美味しかったです。
水稲多収プロジェクト講演会 in小諸市 流通経済コース | 2010年12月21日
12月17日(金)東信地区の稲作農家や農業関係企業の皆様を対象に、小諸市において本校の流通経済コースが講演会を開きました。
約100名の参加者を前に、生徒は緊張感をもちながら自らの研究成果について自信をもって発表しました。指導教諭等の補足も交えて60分の講演でした。
講演後の質疑応答では、稲作の専門家の方々の鋭い指摘や素朴な疑問等をいただき、水稲多収穫栽培への関心の深さを改めて感じることができました。
専門家の前で発表をし、また様々な指導をいただく貴重な場となりました。これからもこのような機会に積極的に参加させていただき、地域にむけてわたし達の活動や研究成果を発信していきます。
本日はありがとうございました。
クリスマスレクチャーin須坂 会場装飾 フラワーデザインコース | 2010年12月17日
12月13日に、2年生が「リース」と「ホリゾンタル」スタイルで作成した作品を、須坂市(主催)で行われる「クリスマスレクチャーin須坂」の会場に搬入しました。
生徒の作品いずれもが会場を引き立てる役目をはたしてくれるでしょう。
稲作の基礎を学ぶ 流通経済コース | 2010年12月16日
本コースは、3年次より水稲栽培を対象にして課題研究を行っています。本田での学習がない今の時期、2年コース生は来年度に向けて稲作の基礎を学んでいます。
「畦」とはなにか、水を張る意味はどこにあるのか、また、稲作の管理作業はどうなっているのか等、基本的な事項についてひとつひとつ確認しながら学習しています。
机上で学んだことが実際現場で現象としてそのまま認められるのは難しいことではありますが、研究では基礎・基本をベースに応用していく作業が必要になります。
いま学んでいることを大切に、来年度に向けて学習が続きます。
「リース」&「ホリゾンタル」スタイル フラワーデザインコース | 2010年12月15日
2年生の実習でアレンジメント制作を行いました。2年生にとっては、初めてのアレンジメント作成でした。
初めにアレンジメントの基本である生花の「水上げ」という下処理方法から学びました。この「水上げ」方法にはいくつかパターンがありますが、一般的な「湯上げ」を行いました。 「湯上げ」とは、熱いお湯に茎を浸すと導管の中の空気が膨張して押し出されます。そして、直ちに茎を水に浸してあげることで、真空状態にある導管内に一気に水が吸い上げられる現象を利用する方法です。
このように花材の下処理を済ませ「リース」と「ホリゾンタル」スタイルに分かれてそれぞれ製作しました。出来上がった作品は特別講座の経験がよく生かされていて、どれも個性が出ているものとなりました。
なお、これらの作品は須坂市で行われる「クリスマスレクチャーin須坂」の会場装飾として飾られます。ぜひご覧ください。
冬の寄せ植え講座 フラワーデザインコース | 2010年12月14日
12月10日(金)に須坂市女性未来館(主催)冬の寄せ植え講座が、本校で行われました。 この講座は、例年、春と冬に行われ、今回の参加者は一般の方20名が受講されました。
フラワーデザインコース3年生16名が講師として指導をし、皆さん、それぞれ思い思いに寄せ植えを作って頂きました。
今回は今までに使ったことのない「エコ鉢」という再生紙から出来た鉢を使って寄せ植えを行いました。この鉢は「使い終わったら、燃えるゴミとして出せる」というのが特徴です。
使用する花は季節柄、ビオラや葉ボタンと決まってきてしまいますが、それ以外にも、「エリカ」「ヒイラギ」「ミニシクラメン」を使いました。
ご参加いただいた皆様にはご満足いただけたでしょうか。このような機会は、これから社会へ出ていく生徒にとってとても貴重な体験になります。ありがとうございました。
LA春山見学(水耕栽培) 野菜コース | 2010年12月10日
久しぶりの見学です。今回は、「LA春山」という葉菜類を水耕栽培している農業法人へ見学に行きました。ここでは、サラダ菜、ミツバ、クレソン、ミズナを栽培していました。 5月に見学に行ったトマト農家とは違い、土壌の代わりに培地を用いて液体肥料(液肥)で栽培するのと違い、完全に液肥を混ぜた水のみで栽培しているところです。野菜が浮輪をつけてプールに浮いている状態で育っているのです。 いわゆる植物工場です。「土はなくとも野菜は育つ」なのです。播種と収穫が同じ日に行わるため、いろいろな生育ステージの野菜がありました。 「こうして野菜は大きくなっていく」というのが一目でわかるので面白かったです。生徒には「先生が一番楽しそう」って言われちゃいました。(本当に楽しいですよ。自分が見たいから生徒も一緒に、ってありますから…。)
みんな熱心にメモを取りながら、「年間何回栽培しているのですか?」「液肥の成分を教えて下さい。」など質問していました。 また、「年収はいくらですか?」「いくらで販売しているのですか?」「このハウスを建てるのにいくらかかるのですか?」など、我々にはちょっと聞けない「そんなことまで聞いちゃうのか」と思われることまで質問していました。 それにもちゃんと答えてくれました。LA春山さん、本当にありがとうございました。
サイネリアの鉢上げ フラワーデザインコース | 2010年12月10日
フラワーデザインコースでは、以前、種まきをした「サイネリア」の鉢上げを行っています。
今の時期としては珍しく、日中の気温が高い為か、ポット苗のまま花芽の着いてしまった株がみられました。
「サイネリア」が綺麗に咲き誇り、卒業式に彩りを加えることを願って、2年生が心をこめて育てています。
水稲の収量調査 その⑤ 流通経済コース | 2010年12月 9日
水稲多収栽培研究の収量構成要素調査が最終段階に入りました。
私たちの推論の根拠となる重要な要素が登熟歩合です。これは塩水選をおこない全部の籾数と浮いた籾数から求められます。
授業では、まず比重とはどういうことかから学習し、実習に移りました。比重の学習が活きて順調に実習が進みました。大量の籾数を一言もしゃべらずに集中して調べました。
計算の結果、登熟歩合は驚く値になりました。課題研究の集大成でもある2月に行われる発表会にむけて、まとめがこれから続いていきます。
上級農業クラブ検定 | 2010年12月 6日
12月4日(土)に長野県下高井農林高等学校において、長野県学校農業クラブ連盟第一地区上級農業クラブ検定が実施されました。
本校2年生97名が、農業クラブ上級検定を受検しました。この検定は、農業高校において専門的な知識や技術の到達度を測る尺度となるものです。 これを受検するには、初級・中級検定に合格している必要があります。検定内容は、2種類のレポート(意見文・研究論文)を提出し、それについての書類審査と面接があります。 その他に2種目の技術検定も受けます。審査員は農業高校の先生方です。
今日は全員が面接試験を受けました。受検生は緊張しながら面接室に入り、出てきた時にはホッとした表情に変わりました。 合否判定の結果発表は1月下旬です。受検生はお楽しみに。
土づくり 農業科学基礎 | 2010年12月 3日
農業科学基礎では、来年に向けての土づくりとして、稲わらを細かく切り圃場に敷き詰めました。稲わらは、土壌中で分解され、土壌の理化学性や物理性を改善することに寄与します。 白菜の収穫がほぼ終わり、お世話になった圃場に感謝の気持ちを込めながらの実習でした。
耕作放棄地再生プロジェクト 寒さに負けず小麦は生長しています 情報会計コース | 2010年11月30日
そろそろ平地にも雪が舞い降りそうな時期、本コース2年生が耕作放棄地に作付した小麦のサンプリングを実施しました。
1株4本程度だった小麦の茎は、25本程度まで増加しました。気温の低下していくなかで、小麦が生長していることを今日のサンプリングで生徒達は確認しました。
これからも小麦は寒さの下で少しずつ生長し暖かい春を待ちます。生徒達も歩みは小さいかもしれませんが共に成長していきます。
長野県農業大学校果樹実科生といっしょにジャム作り 加工クラブ | 2010年11月25日
平成22年11月24日(水)に須坂園芸高等学校加工室にて、長野県農業大学校果樹実科の生徒がりんごジャムの製造実習を行いました。
本校の加工クラブの生徒も一緒にジャムを作りました。大学校にて研究されている林檎を用いてジャムを作りましたが、今までに作ったことのない品種でジャムを作り、生徒も驚いていました。
おいしい焼きいもと「ひんのべ」で収穫祭だ! 野菜クラブ | 2010年11月21日
11月20日(土)に農業小学校が行われました。秋晴れとは今日みたいな日を言うのでしょう。とても穏やかな天気の中、実施されました。 前回、11月6日の農業小学校は、本校が公開授業だったため参加できなかったので、久しぶりの農業小学校でした。
まずは焼きいも準備をしました。新聞紙でサツマイモを包み、水で濡らします。さらにアルミホイルで包んで火の中へ。 焼けるのを待つ間は、ダイコン、ハクサイ、野沢菜の収穫です。立派に育ったダイコンを抜くには力が必要。小学生はかなり手こずっていました。でも、とっても楽しい収穫でした。時間がないので、ハクサイと野沢菜は農家先生たちが収穫してくれました。こちらも立派に育ちました。特にハクサイは、とても大きくて小学生には運ぶのにも一苦労。途中で休みながら畑から上がってきました。 そんな大変な思いをしたからでしょうか、ひんのべ(すいとん)や先ほど焼いておいた焼いもを頬張る子どもたちを見て食欲の秋だなぁ~。
今回で畑仕事はすべておしまい。次回からはそばを打ったり、お餅をついたりです。収穫の秋、食欲の秋と秋を満喫できた農業小学校でした。
「緑の環境デザイン賞」で緑化大賞を受賞しました! 造園クラブ | 2010年11月18日
造園クラブは現在クラブ員24名で活動しています(3年生7名、2年生13名、1年生4名)。 8月に「第21回緑の環境デザイン賞」(財団法人 都市緑化基金、第一生命保険主催)へ応募した「須坂市臥竜公園緑化プラン」が、「緑化大賞」を受賞しました。 今回は、全国の自治体、大学、市民団体などから24件の応募があり、国土交通大臣賞2件と本校造園クラブが受賞した緑化大賞3件が選ばれました(全国の高校生応募では初受賞となります)。 副賞として500万円を超える工事費があり、全て須坂市に寄付をします。クラブ員の夏休み中の調査・設計の苦労が実りました。
須坂市臥竜公園緑化プランは、須坂市との連携で臥竜公園の桜樹勢回復作業に取り組んで3年目を迎えます。 本年度、コスカシバ発生と材質腐朽菌による胴枯れ病衰弱木には相関関係があることを発見しました。8月に集中的にサクラの単木調査を行い、研究成果を台帳にまとめてきました。 加えて、造園クラブ発足8年目となり、これまで取り組んできた樹木調査結果、マツ枯れ調査結果をまとめて6項目にわたる緑化プランを提案しました。 その際、参考としたのは、臥竜公園を設計した本多静六博士の図面です。近代ランドスケープの父と言われている本多博士は、東京の日比谷公園の設計をしたことでも有名です。 今回の「緑化プラン計画図」は、シダレザクラ、モミジ、ヤマツツジ、水生植物などの景観作りを提案しています。
「緑の環境デザイン賞」は、緑豊かな都市環境の形成に貢献する緑化プランを表彰するもので、今回の応募は、地元須坂市の臥竜公園の魅力向上を目指したプランが高く評価された結果です。 現在、クラブ員が主体的に関わり、須坂市へ実施設計の提案作業を行っています。来年3月の工事完成に向けて、都市公園の計画から施工までの流れを学ぶよい機会となりました。
準備が進む 収穫祝にむけて 情報会計コース他 | 2010年11月16日
来る11月19日(金)に予定されている収穫祝に向けて、各コースでは準備が進められています。
地元JAと協賛して販売を行うリンゴの袋詰や、豚汁の材料加工など、各コースの生徒達は担当する部門の準備を行いました。
今年度の収穫祝は地域に開き、地域の皆様とともに、生徒達の学習の成果でもある収穫を祝います。準備万端で皆様をお待ちしております。
冬の足音を聞きながら ハクサイの収穫 農業科学基礎 | 2010年11月12日
遠くの山が白くなった秋空の下、一年生が定期的に行ってきた生育調査を終えた白菜の収穫を行いました。 収量調査の為、株の重量をはかったところ、一番大きい株で約6キロ、小さい株で約2キロとなりました。 ハクサイの収穫は、ここ須坂も白く染まる日が近いことを予感させます。
須坂発地域づくりリレー講演会 ―高校生は今― 野菜クラブ | 2010年11月11日
11月7日(日)に須坂市中央公民館で行われた「第4回須坂発地域づくりリレー講演会 ―高校生は今―」に講師として野菜クラブの7名が参加してきました。この講演会は、須坂市内の高校生が校外活動を通して地域住民に訴えたいことを発表する場でした。
参加したのは須坂高等学校と須坂商業高等学校と本校です。野菜クラブは、「信州すざか農業小学校での私たちの取り組み」と題して発表してきました。好評であったように感じます。
他校は、地域のお祭りで発表したダンスや楽器の演奏、学校オリジナルのパンやラスクの商品開発や販売の実績を発表していました。
基礎・基本を大切に 情報会計コース | 2010年11月11日
昨日午後本コース2年生が本校第二農場に作付された小麦のサンプリングを行いました。第二農場には課題研究のための試験区が設けてあります。 それぞれの試験区の生育調査を実施し、標本を採取したのち学校へ戻り、その後の処理や生育量の計算方法について学びました。計算といっても四則演算の範囲ですが、基本的な考え方は非常に奥が深いものがあります。何を求めるための情報なのか、それを理解していないと実習は単なる作業に終わります。取ってくる情報全てに意味があることを確認できたのではないでしょうか。
水稲の収量調査 その④ 流通経済コース | 2010年11月10日
水稲の収量構成要素を調査しています。
各処理区の穂の大きさを比較するため穂長を調査しました。処理区間で違いが出てきているようでしたので写真に収めておくことにしました。
次に、やはり穂の大きさを表す指標である一穂あたりの籾数の調査に入りました。高価な機械はありませんので、生徒達はこれから何千という単位の数を手で調査していきます。 効率は悪いかもしれませんが、このような作業をすることで、稲の穂がいくつの子実をもっているのか感覚をつかむことができるようになります。写真を多用したプレゼンが主流になっていますが、 それに比べると一見無機質な数値は、苦労してとったデータだけに生徒達には愛着があるものではないでしょうか。
橋口 学 先生によるフラワーアレンジメント講習 フラワーデザインコース | 2010年11月 9日
11月8日(月)に行われたコース実習において、外部講師としてFLORENS COLLEGEの先生である橋口学先生をお招きし、フラワーアレンジメントの講習会を行いました。
3年生はクリスマスシーズンにはまだ早いのですが「リース作り」を行いました。 リースといってもツルを使ったリースなどありますが、今回行ったものは、リース型の吸水スポンジ(オアシス)を使いました。 リース作りも個性豊かでどれ一つ同じという作品にはなりませんでした。 また、今回はリース作りの他3年生は「ブーケ作り」も行いました。 ブーケは花材を斜めに挿していく方法「スパイラル型」の基礎を学びました。
2年生は、来年度を意識したフラワーアレンジメントの「基礎」を学びました。
与えられたテーマに基づいて本格的に花を挿してアレンジを作るのは、今回が初めての経験となりました。 初めての作りとしては出来上がった作品は、まさに「十人十色」 誰一人として同じ作品はありませんでした。 どの作品も、生徒一人一人の個性豊かなものばかりでした。 完成した作品は、3年生同様、生徒一人一人の個性豊かな作品に仕上がり、最後に皆の前でプレゼンテーションを行いました。 アレンジメント技術を学ぶとても良い機会になりました。本日はありがとうございました。講師の先生に感謝いたします。
秋色に彩られたentrance フラワーデザインコース | 2010年11月 5日
秋を代表する花のひとつである「キク」。
今年は、例年に無い異常気象からか、昨年度に比べてキクの開花が約1か月も遅れました。
しかし今、本校の事務室脇と農場職員室脇には、赤と黄色の温かい色で玄関が賑わっています。
このキクはフラワーデザインコースの2年生が育てているキクです。
「福助仕立て」にしたキクに「輪台」と呼ばれる花弁を支える為の台を設置しました。
水稲の収量調査 その③ 流通経済コース | 2010年11月 5日
2・3年コース生は収量構成要素の調査に入りました。
水稲の穂長や退化頴果率を知るために、穂を一本一本注意深く観察しデータを取りました。
ある現象の原因を検討する際には、このように要素という小さな単位に分解して調査する必要があるのですね。
「白菜の最終生育調査」 農業科学基礎 | 2010年11月 5日
9月に定植した白菜が結球し、農業科学基礎で1年生が行ってきた生育調査もいよいよ大詰めを迎えました。
生徒達はそれぞれの調査株を抜きとり、葉の数や重さ、結球の様子などを観察・調査しました。
このように生徒達は実物を観察・調査することで作物の生育過程の理解を深めています。
水稲の収量調査 その② 流通経済コース | 2010年11月 1日
すでに前処理が終わった水稲サンプルを農業試験場作物部に持ち込み実収量の調査を実施しました。
本校にはない試験研究用の機材を使わせていただき、生徒達はミスの無いよう慎重に調査を行いました。まだ完全ではないものの、今日得られたデータは多収を予感させるものでした。
標本数が多いうえ、正確を期す必要があったため、午後からの調査の終わりは17:00頃になりました。 お忙しい中、本校生徒の試験研究のため機材や場所を提供していただいた農業試験場作物部の皆様に感謝いたします。
秋の終わりを感じながら フラワーデザインコース | 2010年11月 1日
ここ最近、一足早く寒い日が続き、植物も冬支度へ移りゆく中で、目を引く程、元気な姿を見せている「葉ボタン」
花の温室付近には今、葉ボタンの苗とパンジーの苗が犇めき合っています。
生徒達によって草花たちの冬支度が進められています。
園芸産りんご「紅玉」がデザートランドりんごの木でアップルパイに 果樹科学コース | 2010年10月29日
コース生が栽培してきたリンゴ”紅玉”が、デザートランド「りんごの木」のアップルパイになりました。このアップルパイは10月27日から店頭に並んでいます。
収穫時には「りんごの木」さんが来校し、生徒の実習の様子をみていただきました。 生徒達は「いちばん大変だったことは?また、嬉しく感じたときは?」の質問に対して「手塩に掛けた果実を収穫する時が最高です!」と答えていました。
なお、須坂園芸高校紅玉アップルパイは数量限定で販売するそうです。
初めてのサンプリング 耕作放棄地再生プロジェクト 情報会計コース | 2010年10月28日
遠くの山が白く染まった今日、本コース2年生が初めてのサンプリングを行いました。
生長の過程など実際に起きていることを数値にするためですが、生徒達は慎重に調査を進めていました。
去年作柄が悪かった圃場も今のところ生育は順調で、生徒達はちょっと安心しているようでした。
小麦の出芽 耕作放棄地再生プロジェクト 情報会計コース | 2010年10月26日
播種した小麦が出芽しました。寒気が上空に入り気温が低下しています。
秋まきされた小麦は植物体が小さいときに低温に遭遇することで耐寒性や耐凍性を獲得し越冬します。また、その花芽分化には一定の低温を必要とします。
どんどん寒くなるこれからプロジェクト学習で掲げた課題解決を目指し標本採取が行われる予定です。
農業の活性化につながるかは未知数ですが、地域の皆様の協力を得ながらプロジェクト学習を進めていきます。
信州すざか農業小学校豊丘校 収穫は楽しいな!これがそば打ちの粉になるんだネ? 野菜クラブ | 2010年10月25日
平成22年10月23日(土)に第12回農業小学校が開講されました。
前日のクラスマッチの疲れが残っていたのか、若干元気のない野菜クラブのメンバーでしたが、農業小学校のお手伝いをしてきました。
今回は、ダイズとソバの収穫、ミニ遠足でした。ダイズもソバも収穫適期よりも早いかったようです。しかし、この後の畑の準備の関係でしかたなく今日の収穫となりました。 ダイズの時はみんなアッという間に終わらせていましたが、ソバはなかなか終わりません。それもそのはず、ダイズはただ抜くだけ。ソバは稲刈りと同じ要領で行ったのですが、茎が柔らかく刈りにくいうえ倒れている。雑草も多い。それは大変でした。引率をしていた保護者にもお手伝いして頂いて終わらせることができました。
そのあとは離山(はなれやま)へのミニ遠足。遠足というより子供たちには登山のように感じたのでは…と思わせるような急な登りと下り。しかも足場が悪く幅も狭い。大人の私もちょっと怖いなぁと思うようなところでした。でも、地元の高校生は、小学校の時の遊び場所で毎日のように遊んでいたところだそうです(その生徒たちは確かに元気です)。 離山の頂上には離山不動尊があり、そこで信州大学の学生さんによる離山に纏わる民話の読み聞かせがありました。それによると、須坂市は夫婦竜の里で、離山は須坂市街の臥竜山の雌竜に対して、離山は雄竜にみたてられている山だそうです。確かに離山には大きな口をあけているように見える(?)岩があります。
いつもよりちょっと内容の多かった農業小学校でした。
2年目の取り組み 耕作放棄地再生プロジェクト 情報会計コース2年 | 2010年10月14日
借用している五閑圃場の播種を皮切りに耕作放棄地再生プロジェクト2年目の取り組みがスタートしました。
この圃場において課題であった排水面で工夫を施し播種にこぎつけることができました。コース生は初めて使う播種機を緊張感を保ちながらも、使いこなしていました。これからも圃場の様子を注意深く観察しながら工夫が活かされるか楽しみです。
今後、約20アールの圃場に播種する予定です。課題解決にむけて頑張ろう!
なお、播種機を貸していただいた農業試験場様ありがとうございました。
信州すざか農業小学校豊丘校 こんなにお米が取れたよ? 野菜クラブ | 2010年10月 8日
前回稲を刈り、はぜを掛けて今回は脱穀です。稲刈りからだいたい2週間すると乾燥完了です。雨が続いたりしたので心配していましたが、何とか脱穀できました。 今はほとんどがコンバインで収穫し、乾燥機で一晩乾燥させれば終りなので、お天気を気にする機会が減って楽なんですよねぇ。天日干しの方がお米はおいしい!って話もありますが、それほど変わらないような気がします。 それよりは炊飯器の性能の方が重要かも…。でも、これだけは言えます。自分で田植えして稲刈りしたお米は間違いなくうまいです。
さて前置きが長くなりました。今回の脱穀は千歯こきと足踏み式脱穀機を使って行いました。写真を参照してください。大変な作業なんですよ。だから、最終的には機械の力を借りるんですけどね。 道具の発展していく様子を身をもって学ぶことができたと思います。
それから、サツマイモの収穫。食べ応えのありそうなイモがたくさん収穫できました。
今回から主力は3年生から2年生に。説明等は2年生主体です。3年生はアドバイザーとして参加。やっぱり初めから3年生のようにはいきませんが、これから徐々に上手になってくれるでしょう。3年生ひとまずお疲れ様。2年生頑張れ!
収穫の秋。天高く馬肥ゆる秋。自然の中で秋を満喫できた一日でした。
水稲の収量調査 その① 流通経済コース | 2010年10月 7日
2週間乾燥させた坪刈サンプルについて収量調査が始まりました。
合計12の処理区からそれぞれ100株採取した標本の茎数を調査します。したがって、全部で1200株の茎数が調査対象になります。正確な収量を求めるためにはこのように多くのサンプルを必要とします。
報道関係の取材が入る中、コース生は手際よく調査を進めました。生徒自身が苦労してとったデータには重みがあるはずです。一つ一つ全てあまさず拾い上げるつもりで研究をまとめていってくれることを願います。
なにはともあれ先はまだ長い。ずくを出して頑張りましょう!
ユメアサヒを用いたパンの製品化に向けて 情報会計コース | 2010年10月 7日
本年度収穫した小麦「ユメアサヒ」を用いたパンの製品化に向けて、情報会計コースの代表生徒3名が信濃食産工業の社長様と打ち合わせを行いました。 昨年に引き続き、できあがったパンは園芸祭で販売する予定です。また私たちと同じように「安全・安心」「健康」を大切にされているキューサイ株式会社の小林様方から、栄養豊富な国産ケール100%の青汁についてご教授いただきました。
「ユメアサヒ」と「青汁」を用いた安全・安心・健康志向のパンを目標に今後も打合せをしながら製品化について考えていきます。
パンジー・ビオラポットあげ・・・フラワーデザインコース | 2010年10月 6日
秋、冬モノの花として知られているパンジー・ビオラのポット上げを行いました。 育苗箱からポリポットへの花苗を上げることを「ポット上げ」と言います。 種は9月の1日に播種をし、10月4日にポット上げですので約1か月間費やしています。 苗自体は少しゆっくりの生育ですが、これから冬に向けて奇麗な花を咲かせてくれることでしょう。
農業基礎実習風景 | 2010年10月 1日
9月に白菜を定植してから、生育調査を続けています。天気予報では本日(9月30日)は朝から雨の予報でしたが、薄日が出るなど天気も持ったおかげで無事に調査ができました。
秋晴れ!実習・・・フラワーデザインコース | 2010年 9月30日
フラワーデザインコースでは今、文化祭に向けたシクラメンの準備が始まっています。 写真はシクラメンの手入れを行っている所です。 今年は例年に無いほどの猛暑だった為か、9月に入っても生育が悪かったのですが、下旬からの涼しさで一気に回復したのか、株も成長してきました。 園芸祭の販売ではきっと主力の花になることでしょう。
フラワーデザインコースの2年生は、キクを使った「福助作り」に今挑戦しています。 その作業工程の一つ「支柱を立て」を行いました。鉢に支柱を挿し、脇芽をかき、主茎を誘引している所です。 本日は、久しぶりの清々しい秋晴れの中の実習となりました。
稲の穂はとっくに稔っていたけれど・・・流通経済コース | 2010年 9月29日
様々な要因によってできずにいた水稲の収穫がコース生11名により行われました。
適期を逃してしまったために、コンバインが入れない圃場があり、約10aは手で刈り取りました。 本年度の天候が大きな要因と考えられる倒伏箇所もあり、水分を含んだ重い稲を刈り取り、そして運搬し、地盤がゆるく足を取られながらの作業になりました。 刈り取られた稲は生徒らによって農業試験場より借用したコンバインまで運び脱穀しました。脱穀作業は日没しても続き、ようやく午後7時ころ学校に戻ってくることができました。
農業は気象条件によって左右され、少しの作業の遅れが大きく効率を下げることになります。したがって、いかに人為的な要素によるロスを小さくすることができるかがポイントになります。このようなことを身にしみて感じられた一日になりました。
収穫時期であるにも関わらず機械をお貸しくださった農業試験場様,本当にありがとうございました。
稲の穂が実ったかな? 野菜クラブ 信州すざか農業小学校(第10回) | 2010年 9月25日
暑くもなく、寒くもなく良いお天気に恵まれ絶好の稲刈り日和となりました。ただ農業小学校の子供たちと野菜クラブの生徒がいつもより少ないことが残念です。 農業小学校の子供たちはなぜ少ないのかわかりませんが、野菜クラブの生徒が少ないのは、昨日まで修学旅行に行っていた2年生がお休みのためです。
それでは本題です。今回は稲刈りです。田んぼは、よく乾いていて作業はしやすかったです。でも、子供たちは慣れない稲刈りは疲れたようです。中にはカエルを捕まえ始める子供たちもいました。 また、刈った稲を束ねてワラで縛ることも難しいようでうまく縛れません。はぜ掛けもはぜ棒が高すぎて小さい子供にはうまく掛けられません。それぞれが、できることを協力して稲刈りをしていました。
今日は、引率で来ていたお父さんお母さんも一緒に稲刈りをしていました。テレビの取材も来ていました。須坂市長さんも一緒に作業をしていました。人数は少なかったのですが、何となく賑やかな稲刈りでした。 途中の休憩では、すいとんがおやつに出ました。もちろん中の団子は、自分たちで脱穀した小麦を使っています。おかわり自由。みんなおかわりをしていました。作業の後の食事は本当においしかったです。
人数が少ないので時間内に終わるかなぁと、ちょっと心配になりましたが無事終了。作業が終わった時にとても心地よい風が吹き、秋だなぁとしみじみ感じた筆者でした。
フラワーデザインコース 特別講習会 | 2010年 9月22日
9月21日(火)、外部講師として藤井和子先生(FLORENS COLLEGEの校長)をお招きし、フラワーデザインコース3年16名を対象に特別講習会を行って頂きました。
園芸祭に向けた「巨大アレンジメント」制作の基礎的なテクニックから、ディスプレイ技法を教えて頂きました。園芸祭で展示を行う芝生の上にイメージを掴む為に、実際に花材や資材を置き、大きさを掴んでみました。 また、リボン・ラッピングの技法ではプラコップを使い、各自思い思いのとても素晴しい作品を作っていました。
生徒はきっと今回の講習会の経験を糧に、この成果を園芸祭で発揮できる、そんな講習会になったのではないでしょうか。
フラワーデザインコース 普段の実習の様子 | 2010年 9月21日
フラワーデザインコースでは今、文化祭に向けた葉ボタンの苗の準備が始まっています。左の写真は、葉ボタンに矮化剤を散布している所です。矮化剤を使えば簡単に形よく仕上げることができるため、市販品は矮化剤の処理がされているものが出回ります。
来年度の卒業式や入学式に向けた「サイネリア」の播種も行いました(右側写真)。 サイネリアは冬から春にとても美しい花を咲かせるので卒業式・入学式に使われる花でも有名です。
フラワーデザインコース 出展した朝顔の引き上げ作業 | 2010年 9月15日
8月より田中本家に展示を行っていたアサガオの行灯仕立てを引き上げ、本校の職員玄関前と農場職員室の玄関前に設置しました。
行灯仕立てとはまた別に本校には、宿根アサガオを使った「グリーンカーテン」が事務室脇と農場職員室脇と既にありますが、9月に入り涼しくなると花芽も付きはじめて奇麗に咲いています。
行灯仕立てとグリーンカーテンで今、本校はアサガオづくしです。
フラワーデザインコース 朝顔品評会への出展 | 2010年 9月13日
フラワーデザインコース(課題研究でアサガオを行っている班)の生徒と、草花クラブの生徒が育てたアサガオをプランターなどに植え行燈(あんどん)仕立てにした
作品を田中本家主催の朝顔品評会へ出展し、表庭に展示して頂きました。
例年にない暑さの所為か、ヘブンリーブルーは花芽がつくのが遅く8月下旬になりやっと開花するような状況でした。
信州すざか農業小学校豊丘校(9回目)こんなに小さい種なの? | 2010年 9月 4日
今日はダイコンの播種とハクサイの定植ということで秋野菜の準備です。説明をしていざ実習へ。小学生は鍬を使うことにも少し慣れてきたかな?まだまだかな?いろいろな子供がいます。クラブ員はそれをサポートしながら活動しています。
暑い中での作業です。人も野菜も大変です。休憩時間に水分補給。植物にも水分補給。大きくなるように願いを込めて潅水します。 3年生は進路が忙しくなってきたので2年生が頑張っています。
今回筆者は、別のクラブ引率のため様子を聞きながらの報告なので今回はこれくらいで。次回は稲刈りの報告です。
情報会計コース3年 小麦収量調査(その3) | 2010年 8月26日
小麦の収量構成要素を調査しました。平均茎数株についてとはいえ、穂長と穂についている頴果数を端から数えるとなるとやはりデータ数は膨らみます。地味な作業を繰り返すことで研究は成り立っています。 通常であれば小麦の粒がどのようについているのか、大半の人は関心もないので知るよしもありません。生徒達は今日、実際に見て触れてみてそれを確認できたのではないでしょうか。 また、脱穀や籾すりも全て機械でやってしまうので、今回のような少量を手動でやるにはどうしたらいいのか見当もつかなかったはずです。その方法も学ぶことができました。 やってみれば、そんなことかという話ですが、もし機械の原理に通ずるものだと理解してくれた生徒がいたら嬉しい限りです。
信州すざか農業小学校豊丘校(8回目) | 2010年 8月19日
おやき作り、御射山祭の伝統行事を学ぶ
暑さについて語ることが多い筆者からのすざか農業小学校の報告です。暑いとはいえ、日陰に入ると涼しく感じられるようになって、確実に秋が近くまできてるんだなぁと感じられる今日この頃です。
今日は郷土料理のおやき作り。中身は定番中の定番のナスと子供が大好きアズキのあんこです。小麦粉は、みんなで脱穀した小麦を使用しました。遊ばないようにと言ってもやはり子供です。作り終わると小麦粉で遊んでしまいます。 おやきが蒸しあがるまで「御射山祭(みさやまさい)」の準備です。このお祭りはもともと諏訪大社上社の狩猟神事です。 このお祭りは「原山祭」ともいわれ、「はらやまさい」が「はらやまない」となり「腹病まない」となり2歳の子供の健康祈願のお祭りでもあるそうです。また、農作物の豊穣祈願もあるどうです。で、どんなことをしたのか。 うるち米にアズキを入れて炊いたご飯を萱で作った箸で食べました。この箸でアズキのご飯を食べると御神徳があるそうです。アズキのご飯のほかに、先ほど作ったおやきと豚汁を食べました。とても美味しくておかわりする子が多かったです。 ということで、今日は農作業をお休みして伝統や文化について学んだ農業小学校でした。
情報会計コース3年 小麦収量調査(その2) | 2010年 8月19日
夏季休業も終盤を迎えた今日、小麦の収量調査用サンプルを農業試験場作物部に持ち込み収量調査を実施しました。脱穀後、子実収量や藁重を、そして段篩をかけた子実について千粒重を測定しました。生徒達は作業を分担し効率よく調査を行いました。
施設設備を貸してくださった農業試験場様ありがとうございました。
第9回フラワーコンテスト学生選手権大会 | 2010年 8月12日
8月10(火)に名古屋市国際会議場で行われた「第9回フラワーコンテスト学生選手権」へ本校のフラワーデザインコース3年生2名が参加しました。
入賞こそ逃しましたが、連日真剣に練習を積み重ねて来た成果が十分に発揮できたのではないでしょうか。
野菜クラブ 信州すざか農業小学校豊丘校(7回目) | 2010年 8月 7日
8月7日(土)9:00~12:00須坂市豊丘にてトウモロコシの収穫、ジャガイモの収穫、ソバの播種を行いました。
夏休み中でも農業小学校はあるんです。いや、夏休みだからこそ農業小学校なのです。信州すざか農業小学校豊丘校の第7回目「初めての収穫たのしみだね!~収穫した作物蒸かして食べてみよう~・そばの実ってこんな形をしていたの?」の授業が行われました。あれ?前回小麦の収穫をしたから初めての収穫じゃないのでは・・・ なんて思われる方もいるかもしれませんが、自分で播いた種のものを収穫するのが初めてではないかと解釈してください。
それにしても暑い!そう書かずにはいられないくらい暑い!でも、子供たちは元気です。トウモロコシを収穫し、すぐにジャガイモの収穫。トウモロコシはどれくらい収穫できたかわかりませんが、ジャガイモはナント750㎏も収穫できました。種イモは20㎏だったので何と約38倍になった。一般に種イモの30倍収穫できれば豊作だといわれています。それを大幅に上回る量を収穫できたので大豊作でした。 早速それを蒸かしていただきました。やっぱり旨い!自分たちで播いて収穫したものだからさらにおいしく感じたと思います。残りはお土産で各自が持って帰りました。
トウモロコシとジャガイモの収穫いた場所をすぐに耕してソバの播種。農家は大変だなぁということが、子供たちもわかってくれたかな?というわけで内容盛りだくさんの本日の農業小学校でした。
高校生の果樹試験場体験研修 ~県内農業高校生との研修と仲間づくり~ | 2010年 7月28日
7月26日~28日の3日間、長野県果樹試験場において県内農業高校生対象の研修がおこなわれました。
本校の参加者は26名と農業高校のなかで一番参加者が多く、果樹科学コースの生徒とくくり一年生も参加しました。
生徒たちはこの三日間で果樹栽培や育種等について学び、他校生徒と共に学び交流することができ実りある研修になりました。
情報会計コース 小麦収量調査(その1) | 2010年 7月23日
日陰にいないと、めまいがしそうな暑かった今日、先日坪刈してきた標本の収量調査の第一段階を実施しました。
正確な収量は多くの標本から得られますが、今日は約400株の小麦の茎数を数えました。暑さにも耐え皆が協力して無事調査を終えることができました。 とはいえ、これは第一段階に過ぎません。正確さとスピードが求められ神経をすり減らす作業が続きますがめげないで頑張りましょう!
農業経済科 水稲追肥 小麦藁あげ排水対策 | 2010年 7月21日
梅雨が明け真夏の太陽が容赦なく照りつけるなか、農業経済科2年生は実習を行いました。
流通経済コースは幼穂形成期追肥を行いました。暑さに加え、中干がかかった水田は思いのほかあるきにくく、生徒達の体力を奪っていきました。それでも、生徒達は機械を用いずに全体で約20aの水田に追肥をすることができました。
同時進行で情報会計コースは、元水田の圃場の藁上げ(といっても実は草あげなのだが・・・)を行いました。課題として挙がっている排水対策の準備も行いました。先日のゲリラ豪雨の水が圃場表層に滞留したままで、腐敗が進んでいるところもありました。 排水対策、これが今一番の課題です。どのようにこの難題を料理していくのか楽しみにまっていますよ。
農業経済科 日本作物学会北陸支部講演会 発表 | 2010年 7月20日
7月18日に信州大学農学部において日本作物学会北陸支部講演会が開催されました。本校農業経済科の2コースが3つの演題について発表を行いました。
専門家の前での発表ということで、生徒達はみな緊張した面持ちで会場入りしました。緊張から、前の日寝ることができなかった生徒もいました。
3つの発表ともに図表だけを用いて論理的な説明を堂々と行っていました。学会ですから当然質疑応答があります。専門家たちの質問にも、教員が補足することもありましたが、生徒達は適切にこたえることができました。 また、今後検討すべきことについてご指導もいただきました。
講演会終了後、大学の先生より「非常によい発表で学生の刺激にもなった。」とお言葉をいただきました。
胃に穴があきそうなくらい悩みプレゼンテーションを作成し、プレッシャーや極度の緊張を乗り越え発表できたことは、今後の人生に大いにプラスになるのではないでしょうか。 賞はありませんが、発表やそこに至るまでの過程は何物にも代えがたいものです。生徒の皆さんお疲れさまでした。
筆者は久しぶりに学術研究の発表に参加し、生徒達のフレッシュな発表を聴き、新鮮な気持ちとこれからもやるべきことがたくさんあるという感想を抱きました。
長野県学校農業クラブ連盟各種県大会 フラワーアレンジメント競技結果 | 2010年 7月20日
7月18日に北佐久農業高校において農業クラブ各種県大会フラワーアレンジメント競技が行われました。本校出場選手の入賞者は以下の通りです。
【優秀賞】3年 小林 将大 3年 中澤 勇貴
信州すざか農業小学校豊丘校(6回目) | 2010年 7月20日
平成22年7月17日(土)に信州すざか農業小学校豊丘校の第6回目「こんなにたくさん取れたよ。~小麦粉でおやきやひんのべに~」の授業が行われました。危険物取扱者試験と重なり、高校生の数がいつもより人数が少ないなかでの活動でした。
それにしても暑い!蒸し暑い!日差しの下にいるだけで気分が悪くなるんじゃないかという天気の良さ。梅雨は明けたらしいのです。ただ、先日までの雨で小麦に芽が出そうなので農家先生たちで収穫はしてもらってありました。農業はやはり天候に左右されますね。計画どおりいかないことが多いのです。
今回の麦の脱穀は、昔ながらの脱穀機。見たことない人が多いかなぁ。博物館で見たことある人の方が多いかも。でもね。最新型の脱穀機だって中身はこれなんだよ。これをコンピュータで制御するか、人間が制御するかの違いなんだよね。
ダイズ畑の除草。1か月前に播種したダイズがこんなに大きくなった。とういうことは、周りの草も大きくなるわけです。自然なんだからね。「さぁ、早くやって早く終わりにしよう」という掛け声で保護者も参加して短時間で終わらせることができました。炎天下の中、皆さんお疲れ様でした。
情報会計コース 小麦の収穫 坪刈 | 2010年 7月12日
小麦の収穫が始まっていますが、7月9日にはいよいよ耕作放棄地において坪刈が行われました。収量調査には、多くの標本を必要としますが、生徒達は分担して効率よく作業を進めていました。 果樹園跡地の耕作放棄地では、生育量が圃場内で揃ってはいますが、穂が小さく収穫量は少なく見積もられます。水田跡地の耕作放棄地では、湿地に生える雑草が伸び小麦の生育が制限されている箇所が多くありました。
収穫がプロジェクト学習や課題研究のひとつの集大成となりますが、同時に来年度への課題をみつける場にもなります。各種発表では良い部分だけがピックアップされるのが一般的ですが、むしろ問題点のほうが私たちに多くを教えてくれるのではないでしょうか。
流通経済コース 来年は私たちの番だ | 2010年 7月 8日
昨日、本コース2年生が実習田でサンプリングを行いました。
昨年度から継続して「水稲単収向上に関する研究」を行っていますが、そのためのサンプリングです。2年生は初めてということで要領がつかめず、ぬかるむ水田に足をとられ四苦八苦しながらの実習になりました。 「来年度は私たちが主役だ」という意識をもって実習に取り組む姿がみられました。
水稲の栽培に関する研究はやりつくされ、だれでも簡単に栽培できると思われがちですが、指導している私にとっては奥が深く、新しい発見に驚かされています。
食品製造コース | 2010年 7月 7日
あんずジャム製造
先週からあんずジャムの製造がはじまりました。あんずジャムの原材料は、あんずとはちみつ、砂糖です。糖度が50度ほどになったら、完成です。
製造実習中は、はちみつの甘い香りが加工室中に漂います。今年は少し柔らかいあんずジャムとなりましたが、うまく作ることが出来ました。
ワインブドウ状況
梅雨もまっただ中、ワインブドウが大きく成長しました。樹の成長が速いため、誘引作業が大忙しです。垣根仕立ての圃場も見栄えが良くなってきました。
そんな中、ブドウの実も、着実に大きくなってきました。3年目の実となる今年のブドウはどんな味なのか、楽しみです。
情報会計コース 小麦の収穫始まる | 2010年 7月 6日
雨こそ降らないけれど湿気と汗が肌にまとわりつく、そんな中小麦の収穫が始まりました。
4つの試験圃場の内、今日は校内圃場において収穫を行いました。ほとんど役に立たなかった防鳥ネットを外し、定期サンプリングをし、その後坪刈を行いました。 この圃場は周囲に立木や住宅があり、それらは鳥たちの止まり木の役割を果たしていたようです。その証拠に調査株の多くが鳥害にあっていました。仮説通りの結果が出ないのがプロジェクト学習や課題研究です。 来年への課題がまた一つできました。
コンバインで調査対象外の小麦を刈り取りました。収穫量が思いのほか少なく残念な限りです。他の圃場に期待しましょう!
平成22年度長野県学校農業クラブ連盟各種県大会 大会結果 | 2010年 7月 5日
7月3日(土)に下伊那農業高校及び上伊那農業高校で実施された農業クラブ各種県大会の本校出場選手の受賞者は以下の通りです。
クラブ活動発表会
【最優秀賞】伝えよう、農ク活動の魅力
農業経済科3年 池田真美 園芸科3年 中村亜利紗 農業経済科3年 山崎一真 園芸科2年 瀧澤圭祐 食品科学科2年 関谷龍一 農業経済科2年 町田暖菜
測量競技
【最優秀賞】造園科3年 青木元 造園科2年 成澤勇斗 造園科3年 手島直嗣 くくり1年 鈴木友隆
意見発表区分「食料・生産」
【優秀賞】父の想いと私の夢~美秋香に込めて~ 食品科学科2年 涌井美里
意見発表区分「環境」
【優秀賞】美しい桜の景観をつくりたい 造園科3年 落合由美子
意見発表区分「文化・生活」
【優秀賞】農業小学校を卒業し、再びあの場所へ くくり1年 白濱千尋
プロジェクト発表区分「食料・生産」
【優秀賞】目指せ!耕作放棄地の再生 ~地域に発信、小麦プロジェクト~ 農業経済科3年 羽片美樹 松崎澪 曽我香純 飯川弥生 山田愛里紗 若槻健汰
意見発表区分「文化・生活」
【優秀賞】信州すざか農業小学校での私たちの取り組み 園芸科3年 中島美里 富永莉緒 農業経済科3年 左澤郁香 園芸科3年佐藤ちひろ 園芸科2年 佐藤詠美 奥山加奈子 高橋葵 大島安理沙
農業情報処理競技
【優秀賞】農業経済科3年 前島紬美 上野恵里子
志を高く 上を目指して! | 2010年 6月23日
灰色の空は雨をもたらすことを予感させ、放課後になってやはりそれは降ってきた。こんな天気だから、早く帰宅してしまって静まり返っているはずの教室から、何かを説明しようとしている声や、キーボードを淡々と叩く音が聞こえてくる。 今週末に予定されている農業クラブ県大会に向けて準備をしているのだ。こんな日にと思うわけだが、それには理由がある。準備をしている彼らは校内大会を経て学校代表に選ばれているのだ。
志を共にし責任感やプレッシャーを抱えながら、より上を目指し努力を重ねている。苦しいけれどあきらめず、努力が実を結ぶことを祈る。
造園科 造園技能検定が本校で実施されました | 2010年 6月23日
6月18日(金)~20(日)にかけて、須坂園芸高校会場にて3級造園技能検定の実技試験を行いました。18日午後より20日午前まで作業試験を行い、20日午後要素試験が実施されました。
今回は、本校造園科の3年生29名、2年生2名が挑戦し、その他、臼田高校や丸子修学館高校、東御清翔高校の合計56名が挑戦しました。
作業試験は、指定された区画内に竹垣制作、縁石敷設及び敷石敷設並びに植栽を2時間で完成させ、要素試験では、10種類の樹木の枝を見て、樹木名を判定します。
緊張感の中、受験生は一生懸命、庭の制作を行っていました。これまでの練習の成果を発揮できた人もいれば、十分発揮できずに終わってしまった人もいたかもしれませんが、全員時間以内に完成し終了できました。 この後、学科試験が7月25日(日)に行われます。
流通経済コース 稲の好物は窒素?ケイ素?それとも・・・ | 2010年 6月22日
今日は本校実習田において移植後初めてのサンプリングを行いました。先月移植した稲は無事活着し分けつを始め体がどんどん大きくなっています。
昨年度より本コースは稲の単収向上にむけた研究を行っています。なにをいまさら・・といわれそうですが。
人は今満ち足りてあるものは未来永劫あり続けると思いがちです。もう記憶が薄れている人も多いかとおもいますが、数十年前にあった未曾有の冷害時にどんなことが起こったか。そんなことがこの先起こらないとは限りません。 環境の変化にも柔軟に対応できるそんな栽培技術を、特に主食については持っておくべきではないでしょうか。
研究がどのような結果になるのかわかりません。「結果よりそこに至るまでの過程を大事にしろ」という私の恩師の言葉を今日のサンプリングで思い出しました。
<情報会計コース 珍客万来 | 2010年 6月21日
須坂市内4か所に作付した小麦が黄金色に色づき収穫が近いことを知らせてくれています。梅雨の晴れ間で気温が上昇する中、コース生徒はこの時期の小麦の様子を観察するために圃場に出かけました。
ある生徒が観察しようと圃場に足を一歩踏み入れると、小麦畑の中から”バタバタバタ”と音がしました。怖いもの見たさからよく目をこらしてみると、そこにはハトがいて音の発生源を知ることになりました。 わずかなネットとネットの隙間から入り込んだようです。ハトの周りは離乳食を始めたばかりの赤ん坊が食事を済ませた後のような状態になっていました。
ハトにびっくりしながら次の圃場に移動すると、今度はネットに雀がひっかかっていました。観察そっちのけで生徒達はその雀をとりはずそうとやっきでした。
農業は自然環境を守る機能があるそうですが、このような一面をみると、まだまだ自然との闘いの中にあると思うのは私だけでしょうか。
それはそうと、畑に閉じ込められたハトに「こんなところにいたら死んじゃうから、外に出ようね」と話しかけ、また、ネットにかかった雀を埋葬してあげた生徒達の優しさに、”憎き鳥たちめ”という私の思いはしぼんだのでした。
目指せ全国!農業鑑定競技校内大会行われる | 2010年 6月17日
農業鑑定競技とは、授業で学ぶ園芸、造園、食品科学関する実物をみて、その品名やその専門的知識を問う実物鑑定競技です。
全校生徒が同じ問題に挑みます。40問が出題され、本校では1年生が20点以上で、2・3年生は25点以上で合格となります。また好成績者は、決選農業鑑定を経て農業クラブ全国大会(本年度は北海道開催)へ進みます。
全国大会を目指して、あるいは合格に向けて、多くの生徒が放課後や昼休みを利用して勉強してきました。結果が楽しみですね。
競技を運営した農業部の皆さん、ありがとうございました。
野菜科学コース 森上小学校との交流 タマネギ収穫! | 2010年 6月15日
森上小学校の6年生57名がタマネギの収穫にやってきたこの日は、梅雨に入ったばかりのとても蒸し暑い日でした。このタマネギの収穫は、今年で3回目になります。 このタマネギは昨年5年生だった6年生の児童が、11月4日に面積3aほどの圃場に約8000本のタマネギを植え付けました。そのタマネギの収穫です。
簡単に収穫の仕方を説明した後、収穫開始!わずか20分ほどで収穫完了!アッというまでした。 その後、調整・選果もお手伝い。いらない根と葉を切り、大きさ別に4段階に分けてコンテナに入れる。 暑くて日陰のないところでの実習だったので嫌になっちゃうかなぁなんて思っていましたが、そんなこと心配はいりませんでした。 楽しそうに実習をしていました。野菜コース3年の生徒18名も、それにあおられるように黙々と、かつ児童に教えながら実習をしていました。 予定していた1時間では終わらないと思った内容は時間内に終わりました。
このタマネギは、給食センターに運ばれ、須坂市内の小中学校の給食に出されます。 きっと、今日の小学生はタマネギが出る時、今日のことを思い出してくれて楽しい給食になることと思います。 (その児童たちの顔を思い浮かべながら、マスクの形に日焼けした顔で笑顔を浮かべている筆者なのでした。)
環境工学コース 絵手紙サミットを開催しました | 2010年 6月15日
造園科環境工学コースでは、7年前より「ネマガリダケ」の茎と皮を利用して竹紙を漉いています。県内外で、園芸高校の紙を絵手紙に利用して下さっている絵手紙愛好家32名をお招きして、6月12日(土)に「第2回絵手紙サミット」を開催しました。
3年生がネマガリダケの紙を開発した経緯や、レターセットや行灯として利用されている実用化の現状を報告しました。また、2年生はネマガリダケのタケノコ汁やタケノコご飯を作り交流を深めました。午前中は、長野市在住の富永房江さん(風子さん)による「絵手紙との出会い」と題して講演をしていただき、本校生徒が漉いた「ハチク」の紙に絵手紙を書いていただきました。参加者及び生徒は感動と勇気をいただいた貴重な経験でした。
午後は、本校生徒が竹紙のご指導をいただいている上田市在住の紙漉職人 小山久美子さんによる「竹筆製作」を行い、今後の竹の利用に関するヒントをいただくとともに、参加していただいた32名の方々に、世界で1本しかない手作りの筆を持ち帰っていただくことができました。
「来年も是非、参加したい」という多くのお言葉をいただき生徒も励みになるとともに、新しい出会いがまたひとつ生まれた1日でした。
食品科学科(ワインブドウ) | 2010年 6月14日
成長が盛んになってきたワインブドウの誘引作業を行いました。
梅雨入り目前、ブドウたちが病気にならないよう丁寧に作業を行いました。
本校圃場で栽培されているワイン用ブドウ(シャルドネ)に花が咲きました。
信州すざか農業小学校豊丘校(4回目) | 2010年 6月12日
期 日 平成22年6月12日(土) 9:00~12:00
場 所 須坂市豊丘 そのさとホール
内 容 サツマイモの定植、ダイズの播種
本校参加者 野菜クラブ7名
高校生は英語検定と重なり、小学生は授業参観と重なりいつもより人数が少ない信州すざか農業小学校豊丘校の第4回目「さつまいもは苗を植えて根が出るんだ!」の授業が行われました。
生徒は先日行われた校内発表会が終わってすぐの今回の農業小学校だったので準備は忙しかったようです。しかし、わかりやすく説明するためにパネルや模型を作って説明をしていました。 いつもより小学生も少ないのでいつものような賑やかさはないものの元気な小学生と農作業を通じて交流をしました。
鍬をつかって畝立てをしてサツマイモの苗を植える。小学生にはやっぱり鍬はちょっと重たいようです。また、今シーズンの最高気温を更新していると思われる暑さとで疲れてしまう子もいました。今回も野菜クラブの卒業生2名が参加してくれました。心強いです。 サツマイモの苗の定植が終わり、休憩後のダイズの播種。かなり疲れてしまった小学生たちもいたようで、そういう小学生のケアも野菜クラブの生徒がしていました。
どんどん作付が終わっていきます。行く度に収穫が楽しみになる農業小学校です。
果樹科学コース 本摘果研修(長野県果樹試験場) | 2010年 6月11日
3年果樹科学コース生は長野県果樹試験場において試験場育種部の前島先生の指導のもとリンゴの本摘果を学びました。
試験圃場面積約9ヘクタールのうちの一部をお借りして実習をおこないました。生徒全員が集中し実習に取り組む姿がみられました。
実習後には試験場の見学もさせていただきました。生徒達はシナノスイートやシナノピッコロの原木や新わい化栽培等について説明をうけて興味深く観察していました。
前島先生の熱心なご指導があり、これからのコース学習に活きる研修になりました。
お忙しい中ご指導いただいた前島先生ありがとうございました。
農業クラブ校内発表会 審査結果 | 2010年 6月10日
意見発表の部
最優秀賞
落合由美子(3-3)
「美しい桜の景観をつくりたい」
優秀賞
丸山志織(3-2)
「私が笑顔でいられる事」
野口惠理(3-4)
「デザインに込める想い」
涌井美里(2-1)
「父の想いと私の夢~美秋香に込めて~」
白濱千尋(1-2)
「地域での活動、そして将来の夢へ」
プロジェクト発表の部
最優秀賞
造園クラブ
「自然の生態系を生かした樹木保護活動から学ぶ園路デザインの研究」
優秀賞
野菜クラブ
「農業小学校の子供達との交流」
情報会計コース
「耕作放棄地再生プロジェクト」
環境クラブ
「私たちの取り組みが町を動かした
~ネマガリダケに命を吹き込む~」
森上小学校との交流 | 2010年 6月10日
隣接する森上小学校との交流を行いました。小学校の栽培委員会の児童18名と本校農業部の2・3年生19名が、「花フレンドパーク」と名付けられた小さな三角公園に花を定植しました。
両校の間にある小さな三角形の公園が、色とりどりの花で奇麗に飾られました。
平成22年度 農業クラブ校内発表会が行われました! | 2010年 6月 9日
本日農業クラブ校内発表会が行われました。午前は意見発表の部が午後はプロジェクト発表の部が行われ、代表者が発表を行いました。
どの発表も日頃の練習や学習の成果が表れた素晴らしいものでした。上につながる大会のため定められた基準によって審査が行われ順位がつきますが、全校生徒や来賓の皆様を前に堂々と発表した代表者全員が称賛に価します。
準備運営を行った農業部の皆さんありがとうございました。そして熱心に発表を聞いた生徒諸君、なにより代表者の皆さんお疲れさまでした。
農業クラブ校内発表・農業鑑定にむけて | 2010年 6月 3日
来る9日には校内意見発表・プロジェクト発表、17日には農業鑑定が予定されています。
生徒たちは、朝や昼休み、また放課後遅くまでそれぞれの練習・学習をしています。
結果を出すためには、このような日々の積み重ねが必要です。それぞれに目標を高く持ち最高の結果が残せるように頑張ってください。
信州すざか農業小学校豊丘校(3回目) | 2010年 5月25日
期 日 平成22年5月22日(土) 9:00~12:00
場 所 須坂市豊丘 そのさとホール
内 容 田植え
本校参加者 野菜クラブ15名
ちょっと肌寒い天気のもとで信州すざか農業小学校豊丘校の第3回目「泥んこになって田植えをしよう!」の授業が行われました。
生徒はふうつのお米(うるち米)とお餅用のお米(もち米)の違いを実物を用いて説明していましたが、小学生にはちょっと難しいようでした。 説明後は田んぼに入って田植え。みんな裸足になって「ワー!ワー!」、「キャー!キャー!」言いながら楽しく田植えをしていました。休み時間は豚汁をいただきました。 とても美味しかったです。うまく植えられたかは写真の通り。秋に収穫が楽しみです。
「第2回理事・参与会」が開催されました! | 2010年 5月24日
「第2回理事・参与会」に、長野県下の地区理事校生徒、本校運営生徒、職員合計32名が参加して行われました(5月20日 10:30~14:00)。
この理事・参与会は、先月行われた長野県学校農業クラブ連盟「第1回総会」で承認された長野県連盟諸行事を実施していくために、本年度の各種県大会の競技運営実施基準などを決めていく重要な会議です。
越 智博長野県連盟会長挨拶、西澤 和平長野県連盟代表挨拶の後、日本学校農業クラブ連盟文書の報告、第1回専門委員会報告、長野県上級農業クラブ検定基準、長野県各種県大会実施要項などについての協議が行われました。各地区理事校を代表して参加した下高井農林高校、臼田高校、富士見高校、木曽青峰高校の農業クラブ会長の皆さん、県下農業クラブ加盟高校12校の参与の先生方、慎重な審議をいただき、誠にありがとうございました。長野県学校農業クラブ連盟事務局では、各種行事の運営サポートに努めてまいります。これから、いよいよ各種県大会(県大会事務局:下伊那農業高校)、各校で行われる校内農業鑑定競技・校内意見発表会などの準備が本格化することと思います。各校クラブ員の皆さん、今年の全国大会は北海道です。大会出場を目指して頑張ってください。
造園クラブ 第12回国際バラとガーデニングショウ「ガーデンコンテスト」ご声援ありがとうございました。 | 2010年 5月24日
第12回国際バラとガーデニングショウ「ガーデンコンテスト・フロントガーデン部門」のガーデン撤去作業を先日行ってきました。 造園クラブで出品した「The Dream Garden」の作品の前に置かせていただいた作品紹介パンフレット500部は、見本も含めてすべて訪れたお客様にお持ち帰り頂きました。ありがとうございました。 また、ご覧頂いたご意見・ご感想について、自由にノートへ記帳していただきました。 なんと、述べ50件を超える励ましの言葉を頂きました。入場者の込み合う中で足を止め、ノートへ心のこもったお言葉をいただき、心より感謝しています。生徒たちもこの言葉が励みになり喜んでいます。 今後のクラブ活動・進路選択に向けて大きな自信を得ることができたと思います。
頂いたお言葉の中からいくつかご紹介いたします(氏名などは伏せてのご紹介とさせていただきます。掲載面の都合で一部の紹介のみで失礼いたします)。
☆いつもがんばってますね。和・洋にとらわれずに現代に合うフロントガーデンになっています。(東京都男性)
☆頑張っていますね。大町市から来ました。
☆鉢の使い方いいですね。また次が楽しみです。(栃木県女性)
☆今回の作品、デザインコンクールなどいつも素晴らしい作品を見せていただきありがとうございます。参考にさせていただき、私達も頑張りたいと思います。(群馬県高校名で)
☆須園卒業生です。一見すると洋風の様に見えて、実は、袖垣もとり入れているというデザインは、自分では、中々思いつきません。参考にさせていただきます。
皆さんは自分以上に可能性の塊なので、これからも自分を磨くことを忘れずに頑張って下さい。字が汚くてスイマセン・・ 造園クラブОB千葉大生
☆長野から来ました。園芸高校の皆様の制作に感動、又、感動。これからもがんばってください。(長野県女性)
☆60歳主婦。初めてこちらに来ました。とても素敵で感動しました。バラの花が大好きになりました。
☆茶色系のとても落ち着くすてきなガーデンだと思います。これからも素敵なお庭を見せてください。応援してます。
☆とてもまとまっていて素敵です。
☆今からこのような仕事が出来るなんてすごくうらやましいです!頑張ってね。将来が楽しみ!
☆おつかれさまでした!とてもきれいにまとまってますよ。(長野県女性)
☆坂城町からバス1台で来ました。女性達の作品の様できれいでした。(長野県女性)
☆南米のコロンビアから来ました。バラの盆栽にはおどろきました。(女性)
☆とてもスッキリといい出来、壁の色とレンガの色、呼応してよかったです。(本校社会人講師 東京都女性)
☆とてもこまかいところまで、ていねいに美しくつくられていてとても好感がもてすばらしいと思います。ありがとうございました。がんばってください。(ご家族)
☆「ただいま~♡」と元気に家に入る家族が見えました。幸せな気分になりました。黄色のバラがアクセントになりとてもカワイイです。
みなさまが家庭をもつ頃にはステキな大人になると思います。いわき福島からきて良かったです。‘ありがとう’これからも楽しく学生生活に花を!!
☆信毎を見て、今日この会場に来るのが1つの楽しみでした。またぜひコンテストに出典して下さい。‘ありがとう’(長野県女性)
☆高校生の考えた庭ということでじっくり見させてもらいました。ステキです。これからもがんばってね。特にここのところ
(注:図示いただきました。パーゴラの屋根部分のノミで溝を掘り接合したところです!)工夫していることがよくわかりました。
☆入賞おめでとうございます。竹垣が庭の雰囲気に合っていて良いデザインだと思いました。苔やナデシコなどちりばめられていて、自然な感じでなじんでいてとても良いですね。またこれからもがんばってください。・・ 造園クラブОB千葉大生
☆新潟県刈羽村から来ました!広さは我が家の庭ぐらいなのにふんいきは大ちがい!!スゴイですねぇ!!
☆長野市から来ましたョ!皆さん、ガンバッテ、ステキなお庭ができましたね♡これからも続けてください!
☆軽井沢から来ました。皆様が出展するとききましたので是非みたいと思ってました。すばらしい園芸の仕事ができてうらやましいです。きっと良い将来がまっていることでしょう。
☆素敵でした♡あたたかな庭で・・また頑張ってください。
☆とってきれいな庭ですね!!高校生なのにすごい!(大人に負けるな~)
☆私の家の近く(江ノ島)にありそうな庭でした。
☆中央の立ち木、花が咲く樹木でしょうか。花水木か何か咲いていたらもっと良かったと思います。レンガのステープの間のコケたち、小さなアジサイ・・
小さな空間によくこれだけ表現できたと感心します。入賞おめでとうございます。これからもこれを励みに頑張って下さい♡
☆色合いがとてもきれいです。素敵なお庭ですね。
☆とても自然で、素直な演出ですね。人目で気に入りました。がんばってくださいね。(埼玉県女性)
☆私も長野出身です。高校生なのに、素晴らしい作品ですね。絵の題材にさせていただきます。ありがとう。
☆須坂園芸出身です。今年は久しぶりに出展されたので見にきました。細かい部分まで凝っていてすごいと思います。これからも頑張ってください。・・造園クラブОB東京農大生
☆さいたま市で花店の仕事をしています。グリーンが多めで涼しげで癒されます。これからも頑張ってください!
☆埼玉からきました。8才の娘も大感激。!!素敵です!!頑張って下さいね!!
☆小諸市より来ました。テレビで出展を知り、楽しみにしてきました。すてきでしたよ!
☆落ち着いた感じでとても良かったです。私も玄関をこんなふうに飾りたいです。頑張って下さい。
☆大阪府立園芸高校のOBの者です。自分が高校生の頃にこんな素敵な庭は作れませんでした。これからもFFJをもりあげ、学業にはげんでください。
☆地元が長野で、まさかこんな所で須坂園芸高と出会えるとは思いませんでした。これからも素敵な作品をつくって、いろいろな人を楽しませてくださいね。
☆JAMAIKAから来ましたとてもきれいで、家の庭もやってほしいです!!
☆なかなかセンスが良くて素敵なお庭をみさせていただきました。今後どういう道へすすむかどうかわかりません。この感性をいつまでも大切に頑張って下さい。
☆高校生なのにやるネ!!私のお母さんが言っていました^^木をはちに入れて、根もとにこけを入れているのがすごくすてきだと思います!これからも頑張ってください^^おうえんします♪
☆とてもきれいですね。とてもかんどうしました。またどういうのがでてくるのかをたのしみにしてまってます。おうえんしてます「がんばれー!!」
☆造園クラブのみなさん、そして○○先生、おつかれ様です。OGでーす。現、東京農大造園科○年です。授業でこのガーデンショー紹介されたので来ました。
今、あちこちでやっているこういったショーによく行っています。造園をやるにあたって、いろんなモノ、作品にふれることによって、これから先、自分のアイデアとして、デザインとして表現できることを夢みています。
今、後輩たちがしていること、農業高校ががんばっていること、すごく誇らしく思います。これからも自分らしく、「楽しんで」造園やってください。
自分が楽しいと思っていることを、また誰かにつないでって下さい。とってもとってもキレイですてきな庭です。「夢の庭」これからも育てていって下さい。ありがとうございました。世田谷キャンパスより
☆入賞おめでとうございます 地元中野市から来ました。とても嬉しく思います。作品そのものが、ナチュラルで、かわいいです。みなさんの、手作りの良さとセンスあふれる庭に感動しました。今後の活躍に期待してします。
頑張って下さい。 (長野県女性)
☆おめでとうございます!!今回も見せていただき感激でした。竹を使ったアーチステキです。すみずみまで行き届いたやさしさとかわいらしさスバラシカッタです。 (長野県ご夫婦)
情報会計コース コース週間に向けて 分析試料調整・試薬作り | 2010年 5月20日
コース3年生が授業と放課後を利用して、長野県農業試験場で、来週のコース週間中に予定されている分析のための試料調整と試薬作りを行いました。
農業試験場の主任研究員上原先生の指導のもと、サンプリングした小麦試料を粉砕しました。同時に、数名が土壌分析用の試薬を作りました。
粉砕は機械を使ったため、生徒たちはけがをしないように慎重に作業を進めていました。試薬作りでは、化学の基礎的なことを指導していただいたり、直接分析と関係のない”水道水”の話も上原先生の体験を交えながら指導していただきました。
農業試験場の皆様ありがとうございました。来週は分析を予定しています。続けてご指導よろしくお願いします。
流通経済コース 水田の施肥・耕起・入水 | 2010年 5月17日
流通経済コースでは来週予定されている田植えの準備を進めています。
今日は、昨年度得られた課題研究の結果をもとに、再現性を検証するため試験区を設定しました。試験区にそれぞれ決められた肥料とその量を正確に施しました。施肥終了後耕起し入水しました。
いよいよ本田での試験研究が始まりました。
造園クラブ 臥竜公園樹勢回復事業への参加 | 2010年 5月14日
~環境に優しい性フェロモン剤(スカシバコン)を用いた桜の害虫防除の取り組み~
「臥竜公園樹勢回復事業」(主催:須坂市公園管理事務所)に、緑地計画コース合計19名(2年生12名、3年生7名)が参加しました(13:30~15:45)。
臥竜公園桜守りの会、須坂市職員の皆様と、臥竜公園竜ヶ池周辺の桜樹勢回復事業を造園科緑地計画コースの生徒が参加して、都市公園の植生調査学習の一環として実施しています。今年で3年目になります。 ソメイヨシノの様子を見ると、3年前約4割のサクラにコスカシバ被害があったのが、半数以上減少しています。昨年秋にコスカシバ成虫を調べたところ、個体数が少なく、明らかに継続して実施した効果が現れてきています。
本年度も、竜ケ池周辺のソメイヨシノ約250本のコスカシバ対策を実施しました。まず、開会式で駒津所長、桜守の会羽生田会長からご挨拶を頂き、「日本花の会」の西山氏から作業方法の説明がありました。
具体的な作業は、脚立を用いて、およそ2~3mの高さに、性フェロモン剤入りチューブを木の4方向へ6本ほどを巻きつけました。池側は足こぎボートを使い、取り付けました。同時に、前年度、前々年度のチューブの取り外し作業を行いました。前々年度はシュロ縄(染めシュロ)、前年度は麻ひもを一緒に付けていたので、目印になりました。 今年は麻ひもでチューブを取り付けました。
予定通りに作業が進み、予定の15:45に無事終了致しました。樹勢がさらに回復し、来年の満開の開花が今から楽しみです。
写真 所長からご挨拶をいただいているところ → スカシバコン設置作業中 → 脚立を用いてスカシバコン設置作業中 → 足こぎボートを使いスカシバコン設置作業中
食品科学科 味噌仕込実習 | 2010年 5月14日
食品科学科の2・3年生で味噌の仕込み実習を行いました。園芸高校では、味噌の製造は麹づくりから行います。約30℃の部屋の中での実習は大変ですが、うまく麹を作ることができました。 味噌玉づくりも予定通り終わり、無事仕込みを終わらせることができました。
秋の収穫祝いが楽しみです。
又、加工クラブではソルガムを用いた味噌仕込みも行いました。どんな味噌ができるのか楽しみです。
造園クラブ 第12回国際バラとガーデニングショウ ガーデンコンテストに出品しました! | 2010年 5月12日
本年度の国際バラショウ ガーデンコンテストフロントガーデン部門に造園クラブが出品しました(展示期間5月12日から5月17日)。 デザインは3年生部員6名で共同製作し、高さもスケールで正確にわかるようにアイソメ図で描いて仕上げることができました。 2月中旬に提出し、3月中旬に審査結果が出て一次予選を突破しました(約3倍の応募があったとコンテスト事務局にお聞きしました)。 4月より、作品の製作に取りかかり、デザイン図に描いたパーゴラ、アーチ、木製フェンス、萩穂と板塀のオリジナル袖垣などを全て手作りで製作してきました。 5月の連休中は毎日造園施工室に集まり、作品の組み立てと仕上げ作業を行い、コンテスト当日に間に合わせることができました。 作品タイトルは「THE DREAM GARDEN」です。製作した作品のパーゴラの屋根と玄関扉の上の庇は空に近い青色にし、天まで伸びる勢いが感じられるように、ツルバラ、ノウゼンカズラなどのツル性植物を配植しました。 結果は入賞(賞金3万円)でした。本番の作品製作では、生徒たちは、上記6名が代表して西武ドーム球場で2日かけて精一杯取り組めたと思います。 また、1年生部員を含む造園クラブ員(24名)、造園科生徒、フラワーデザインコース生徒の協力により、苦労はありましたが、造園技術の基本を学ぶことができ、 達成感と大きな自信を得ることができたと思います。
情報会計コース 耕作放棄地再生プロジェクト 小麦出穂 防鳥ネットはり | 2010年 5月11日
耕作放棄地を整備し播種した小麦が出穂しました。4月の天候不順により生育が遅れ昨年度に比べて体がまだ小さい段階での出穂となりました。
生徒達は飛び地の耕作放棄地合計約30aに防鳥ネットをはりました。耕作放棄地はどこも変形した土地で網をかけるのに時間を要しました。 引き続いて天候が安定しない中、暑さに耐え、また小雨の中作業を進めた時もありました。
収穫は6月下旬から7月上旬に予定しています。良いものを生産するためには大変な苦労がありますね。
加工クラブ 信州すざか農業小学校豊丘校(第2回)への参加 | 2010年 5月 8日
期 日 平成22年5月8日(土) 13:00~15:30
内 容 味噌仕込体験
参加者 加工クラブ11名
昨年、信州すざか農業小学校で栽培した大豆を原材料にし、「味噌の仕込み体験」の授業が行われました。
加工クラブの生徒達が、味噌の仕込み方法の説明を行いました。説明後児童たちは、味噌の仕込みを体験しました。加工クラブの生徒達は積極的に教えることができました。
力いっぱい味噌玉をこねる児童たち、一生懸命やっていました。
作業が終わり、桶の蓋を閉めると拍手がおこりました。「今年の11月の収穫祝いが楽しみ!」
野菜クラブ 信州すざか農業小学校豊丘校(第2回)への参加 | 2010年 5月 8日
期 日 平成22年5月8日(土) 9:00~12:00
場 所 須坂市豊丘 そのさとホール
内 容 小麦畑の除草 トウモロコシの播種 ネギの植え付け
本校参加者 野菜クラブ17名
前回の雪の天候とは正反対で、とてもよい天気の中で信州すざか農業小学校豊丘校の第2回目「野菜を植えて育てよう!」の授業が行われました。
生徒は準備してきたトウモロコシとネギの説明の練習を会場に着いてからも行っていました。本番の説明もうまくできており、児童の反応も良かったです。
説明後は小麦畑の除草やトウモロコシの播種準備と播種、そしてネギの植え付けを一緒になって手を取りながら教えていました。
児童たちはすっかり生徒に慣れ、また、生徒も児童に慣れ、休み時間や作業の待ち時間には、児童が飽きないように一緒に遊んでいました。作業も無事終わり、児童の元気の良さに生徒たちもお疲れのようでした。
草花クラブ フラワーデザインコース 農業部 善光寺花回廊への参加。 | 2010年 5月 4日
「善光寺花回廊ながの花フェスタ2010」が5月2日~4日の3日間に渡り開催されました。
フラワーデザインコースの生徒が主体となり、農業部や希望者・職員合わせて約60名が参加しました。
5/2は花壇を製作し、5/4の午後にはペチュニア花苗の販売を行いました。両日ともに天候にも恵まれ、花苗はほぼ完売しました。お買い求め頂ましてありがとうございました。
園芸フェアが開催されました。 | 2010年 4月30日
天候にも恵まれ園芸フェアが開催されました。
午前中早くから多くの来校者があり、野菜苗等の販売が行われました。普段の生徒の生産物をお買い求めいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
長野県学校農業クラブ連盟第1回総会が開催されました! | 2010年 4月22日
昨年に引き続き、本年度まで須坂園芸高等学校が長野県学校農業クラブ連盟事務局を担当します。標記総会に、長野県内農業関係高等学校12校の生徒・職員あわせて72名が参加しました(10:30から12:45)。 昼食後は、長野県連盟機関誌「こだま」の編集会議である第1回こだま編集委員会が行われました(13:10から13:40)。こだま編集委員以外の生徒には、短い時間でしたが、本校で紙漉体験をしていただきました。
本日の第1回県連総会では、昨年度茨城県で行われた全国大会、長野県連盟行事、今年度行われる長野県学校農業クラブ連盟各種県大会を始めとする様々な活動計画について話し合いが行われました。 2年後の平成24年度に全国大会が長野県で開催されるため、長野県連盟事務局としても各種競技の成果が上がるように取り組んでいきたいと考えています。 本日の総会は、今年度の農業クラブ活動を一層活発なものにするための重要な会になったと思います。
野菜クラブ 須坂農業小学校 | 2010年 4月19日
信州すざか農業小学校豊丘校(1回目)
期 日 平成22年4月17日(土) 9:00~12:00
場 所 須坂市豊丘 そのさとホール
内 容 入学式 畑の見学
本校参加者 野菜クラブ12名
今年で6年目を迎える信州すざか農業小学校豊丘校の第1回目は、大雪の中入学式が行われました。とても寒い日でしたが、参加した小学生66名はとても元気でした。
生徒は早く児童になれようと積極的に児童の中に入り、交流をしていました。この日の予定は入学式とジャガイモを植え付けでした。しかし、雪のためジャガイモの植え付けができず、今回は植え付け方だけ説明しました。その後、畑の見学をし、農家先生手作りのおやきを頂いてこの日は解散になりました。
農業部 玄照寺苗市へ参加 | 2010年 4月19日
農業部が玄照寺苗市に参加しました。
部員が育てた花や、製作物を販売しました。
楽しいゲームも用意され、子供たちも本校生徒と一緒に楽しむことができました。
農業クラブオリエンテーション | 2010年 4月16日
農業クラブオリエンテーションが行われ、新入生に対して説明が行われました。
農業高校生全員が農業クラブ員です。積極的に活動をしてください。