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『創造工学科』TOPICS

 

2017.2.20
企業見学の発表会 地域連携推進委員会にて(創造工学科1年)

須坂創成高校の創設時より、創造工学科ではインターンシップ(職場体験)を重要視して、この地区の将来の人材の育成に重点を置くことを目的に据えています。 そのため、2年・3年時には出かける日数の長短はありますが、地域の工場へ出かけての職場体験・研修するデュアルシステムを導入しています。 この日は、来年度企業研修へ出かける同科1年生40人が、その準備として、受け入れ先の企業の方々をお招きして、過日伺った企業訪問(これについては後述します)の報告会を行いました。 須坂創成高校地域連携推進委員会のメンバーであるデュアルシステム受け入れ先の企業の皆さんの前でのプレゼンテーションとあって、相当に緊張した発表でした。 本校での、こうした経験の積み重ねや、2年・3年時の現場での体験や経験が、将来を担う人材を育成すると信じています。 最後に、デュアルシステムを8月に体験した2年生が、体験しての感想・反省点を後輩にむけて語りました。 いわゆる縦の連携も、、将来を担う人材を育成に役立つと考えています。 日常業務のお忙しい中、都合を付けてお越し頂いた企業の皆さんには、つたないプレゼンテーションに見えたことと思いますが、次年度には更に成長した生徒達が伺いますのでよろしくお願いします。

さて、工業科の生徒が伺った企業訪問は、11/14(月)産業基礎の2時間続きの授業の時に行われました。 須坂創成の須園キャンパスには、農業科3クラスと工業科1クラスがあり、 その4クラスが専門学科の枠ではなく、将来の職業や興味から8企業に分かれて、約20名のグループで視察に伺ったものです。 須坂地域に住んでいても、 高校1年生では企業名も知らない、ましてや、事業内容は全く知らないので、地元企業を知るうえでも将来の職業観の面でも、大変有意義な研修会でした。 この企業訪問の報告会を、工業科では2/16(木)に地域連携推進委員会に属する企業の方々をお招きして行いました。農業科では、本日2/20(月)の産業基礎の時間にそれぞれのクラス毎に訪問した企業について報告し合う予定です。

2016.9.6
溶接 創造工学科1年生

授業が始まると早速身支度を調える創造工学科の1年生達。9月とは思えない暑さの中、実習着の上にさらに前掛けをして、革製の手袋をはめ防塵メガネをかける。それが終わると教室にあるいくつかブースに一人ずつ入り、スイッチ類を操作していく。 目の部分だけ穴が開きサングラスが入ったフェイスマスクを片手で持ち、もう一方の手でピストル状の工具を持ち、工具の先端を金属に接触させると強烈な光がそこから発せられる。

生徒が取り組んでいるのはアーク溶接です。先生の指示無く、生徒達は実習に臨んでいました。モノ作りの基礎を机上だけではなく自らの体で学びます。

2016.5.31
板金・溶接実習 工業技術基礎 創造工学科1年生

切断音がすると生徒は機械からはき出された長方形の金属板を手に自分の机に向かいます。 図面と照らし合わせ寸法を確認した後、折り曲げ加工する部分にラインを入れる作業。 「しっかり固定して、切断面と水平にラインをいれるように。」先生の助言が教室に響きます。 図面のタイトルは[ちりとり]。今日は工程のはじめの部分を創造工学科1年生が学びました。

2016.5.10
CADを学ぶ 工業技術基礎 創造工学科1年生

今日は新築家屋のにおいがまだ残る創造工学科棟にお邪魔させてもらいました。創造工学科新入生が5つの教室で工業技術基礎の授業を受けていました。おなじ科目でも各教室ごとテーマは違います。 ローテーションをして生徒は全てのテーマを学びます。1クラスを5テーマに分けて授業が行われるので、8名程度の生徒に対し1人の教員がつくことになります。恵まれた学習環境ですね。
さて、写真はCAD学習の様子です。生徒達はCADソフトを使ってフレームやボルト・ナットなどの部品を画面上で組み立てていました。可動部分の寸法を入力し、部品同士がぴったりと合わせられるように、また部品にチタンやプラチナなどの素材感を持たせたりとか・・・。 入学して1ヶ月あまり。これはまだ基礎中の基礎だということです。本当に君たち1年生?素人筆者は目を疑った次第です。基礎の段階から正確にモノをつくることを身につけていく。モノ作り大国日本の理由を垣間見た、そんな取材でした。
最新の教材に囲まれて、わくわくしながら新しいモノを創る。こんな創造工学科で学んでみませんか?

2016.4.21
モノづくりの基礎を学ぶ 創造工学科2年生

創造工学科2年生はフライス盤の実習やシーケンサーのラダープログラムに取り組んでいます。フライス盤の実習ではVブロックを製作します。写真は横型フライス盤を使って基準になる面を加工している様子です。シーケンス制御の実習ではメカトロニクスコースの生徒が、工場において生産ラインを自動化するのに使われているシーケンサーの使い方を学習しています。

2015.5.26
実習機器の整備状況

平成27(2015)年3月中、完成した工業棟のピカピカな実習室に、たくさんの最新鋭の高価な工作機械の搬入が済んでいました。現在は、創造工学科の先生方が、各工作機械メーカーの専門家から操作の講習を受けている最中です。その後は、先生方の指導の下、創造工学科の生徒達がこれらの工作機械に向かいあうことになります。1/1000mmの精度を誇るこれらのNC工作機械を動かすためのNCプログラム言語に頭を悩ますことでしょう。

最新鋭の高価な工作機械が今は静かに稼働の時を待っています。創成高校の1期生たちよ、未来の「匠」に向かって、がんばれ。

2015.5.7
創造工学科説明会

「地域産業界の核となる人材育成」を目指した創造工学科の一期生が入学し、新たな歴史と伝統を築くための一歩を踏み出して早くも1か月が過ぎました。

5月の大型連休明けの5/7(木)、創造工学科の生徒達に、将来「ものづくり」の担い手として活躍するための夢と希望を与え、向学心の高揚を図るために、講演会を開催しました。講師には、「須坂創成高等学校創造工学科デュアルシステムによる生徒実習受入協力企業会」の会長であり、アスザック㈱・アスザックフーズ㈱ 代表取締役社長の久保正直様をお迎えして、ご講演をいただきました。「なぜ創造工学科ができたのか」、「日本のものづくりの技術力」、「地域企業の強みや魅力」などについてご講演をいただいた後、4人のグループで「講演を聴いて気になったこと、感じたこと」「創造工学科でどうなりたいか」を話し合いをして、その結果を生徒一人一人がクラスメートの前で発表しました。

最後に、久保社長様から「人にも企業にも社会に対する役割があること」「学び合うこと」「学ぶことと働くこと」についてお話しいただきました。生徒達は今日の講演会を通じて、将来自分はどうなりたいのか、そのために何をしなければならないのかを考えるよい機会になったと思います。今後、生徒一人一人が明確な目的意識を持って勉学に励み、ものづくりのエキスパートを目指してほしいと願っています。

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