「ハッチのたまご」誕生!

 2008年4月、くますぎクラブ部員が、自分たちのオリジナル商品が欲しい、そして地域を発信していくために地域にちなんだ商品を開発したい、という思いから、オリジナル商品の開発に着手した。

  何を作ろうか、どんなものが受け入れられるだろうか、多くの時間を費やして試行錯誤を繰り返した。地元住民へのアンケート調査や、自分たちで試作なども行いながら、「ハッチのたまご」というパンを製作することに決まった。

 自分たちでスケッチした絵を元に須坂市と、信濃食産工業株式会社の協力を得て、そして試作と試食を繰り返しながら、3つの味のパンが完成したのは開発着手から約1年後の3月であった。

 途中あきらめかけたこと、思い通りの味にならなくて悔しい思いをしたことなどさまざまな山を乗り越え完成品を手にしたとき、そこに生徒たちのすばらしい笑顔をみることができた。

 この汗と涙の結晶「ハッチのたまご」で、須坂市を元気にし、須坂市を全国に発信していきたい。