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農業科TOPICS

研究フィールドは無限!農業科は今

2016.4.27
「ゆめかおり・ゆめきらり」はじめました (2C作物・3G 経営情報クラブ)

本校で栽培された小麦「ゆめかおり・ゆめきらり」からできた小麦粉の出荷がはじまりました。「ゆめかおり・ゆめきらり」両品種ともに長野県農業試験場で誕生したパン用、麺用の小麦です。パンや麺以外にもお菓子などでも問題なく使える優れた品種です。昨年作物クラブが企画したどら焼きにも使われています。二人が持っている商品は5月2日の園芸フェアでも販売予定です。地粉はなかなか手に入らないものですので是非お買い求めください。小麦は地域でも問題になっている耕作放棄地を減らすための作目として栽培をはじめたものです。いくら作っても行き先がなければ問題は解決しません。小麦粉やパンなどの商品はいわば出口にもあたるものです。私たちは生産から販売までを見据えた取り組みをしています。

2016.4.27
はじめて情報処理室へ 農業科1年

農業科新入生にとって入学後はじめての情報処理室での授業。足を踏み入れた新入生は興味津々でちょっとした歓声があがりました。これまで農業情報処理の授業は、情報関係のモラルをテーマとしホームルーム教室で展開されていましたからこの状況も不思議ではありません。
レポート作成や資格を取得して進路に生かすなどこれからの学校生活に欠かせない情報関係のスキルをこの場所で身につけていきます。電子黒板をはじめ整った学習環境のなかで、新入生のみなさん学習に励みましょう!

2016.4.25
実習だけじゃないんだね 作物(C)コース

農業科では、2年次からコース授業があります。7つ用意されたコースから自分にあったコースを選び学習をしていきます。外からのイメージとしては、専門高校の授業イコール実習ではないかとおもいますし、事実学習の中心であることに間違いはありません。 けれど実験実習は綿密に練られた計画や体系的な知識の上に成立するものなのです。座って講義をうけたり、室内でディスカッションしたりする時間もあるんですね。写真は作物コース2年生が経営の基礎を学んでいる様子です。

2016.4.25
北信濃コットンプロジェクト(2C作物・3G 経営情報クラブ)

雲行きが怪しい4月25日午前中、須園キャンパス校内にある圃場では綿花栽培の準備が進められました。
北信濃コットンプロジェクトは産・学・官の連携のもと、高山村や須坂市に綿花栽培を根付かせ地域の発展につなげる取り組みです。須坂園芸高校経営情報クラブ(3Gコース)、須坂創成高校農業科作物クラブ(Cコース)は、栽培研究と製品企画を担当しています。 今日は、栽培試験圃場の準備をしました。計画にそって畝(うね)たて・マルチングを実施し、コットンが生活する舞台が整いました。コットンの苗は、ポットで育てられある程度大きくなってから今日の場所に植付けられます(定植)。
北信濃にはどんな品種や栽培法が適するのか?など、ほとんどが謎のベールにつつまれているのでこれからが楽しみです。

2016.4.21
段取り八分といいますが 野菜・花卉クラブ・造園技術クラブ

連休中イベントが目白押しです。「園芸フェア」「善光寺花回廊」に向けて、野菜・花卉クラブは準備を進めています。イベントの成功には他クラブや他校生とのコミュニケーションが不可欠です。でもそれは、各自与えられた役割を果たした上での話です。お客様に満足してもらえる苗を育てる、人に感動を与えるタペストリーガーデンを企画するなど、私たちは準備を進めています。
少し先になりますが6月には環境造園科の生徒が受ける「造園技能検定」があります。練習に励み合格を目指します。
段取り八分、備えあれば憂い無し、いましていること、そのすべては成功への架け橋です。

2016.4.16
信州すざか農業小学校 入校式&ジャガイモ植付

今年で12年目になる「信州すざか農業小学校」の入校式です。入学生は21名です。昨年も少なかったのですが、さらに人数が少なくなりました。ちょっとさみしい気もしますが、 その分、仲が深まれば良いなと思います。農業小学校の小林校長先生から「ノートも教科書もない授業。手と足を使う授業を楽しんでほしい」という挨拶がありました。 三木須坂市長からは、 「楽しく、ためになる授業を楽しんでほしい」という言葉を頂きました。 児童代表の挨拶の中では、「昔からの文化を学びながら、友達と一緒に美味しい野菜を作りたい」と言っていました。 私たち野菜クラブも、とにかく楽しんでほしいと思っています。一緒にがんばりましょう。
ということで、今年の最初の授業もジャガイモの植え付けでした。恒例のクイズを交えて作業説明をおこないました。ナスやトマトがジャガイモの仲間(同じナス科)と聞いて驚いていました。作業が始まると、小学生は慣れない鍬を使って溝を掘り、競うように種イモを植え、肥料を与えていました。収穫するときには30倍になっているはずです。7月下旬の収穫が楽しみです。なお、園芸高校の生徒がパネルを使って説明している場面や小学生がジャガイモを植え付ける場面を、SBCテレビ局が取材を行いました。

2016.4.10
田中本家博物館の「開館記念 お客様感謝デー」にて販売実習 加工クラブ・草花クラブ

4/10(日)に須坂市の田中本家博物館で例年行われている「開館記念 お客様感謝デー」にて、加工クラブと草花クラブが販売実習を行いました。 須坂地区は天気に恵まれ、多くの観光客が来館される中、10時からの販売は好調に始まりました。草花クラブではパンジー・ビオラのポット苗を、加工クラブではリンゴジュース・みそ・イチゴジャムを販売しました。両クラブの生徒の「お花いかがですか―」、 「加工品いかがですかー」という声が元気よく響き、賑わった販売実習となりました。また、軒を並べた隣のブースでは、統合校の須坂商業高校が自校ブランド『くまずぎ』のオリジナル開発商品の販売実習を行いました。これまで伝統的に、 須坂園芸高校と須坂商業高校がそれぞれ田中本家博物館からお誘いして頂いて来ましたが、2高校としての参加はこの3年生で最後となります。来年度からは、須坂創成高校として一つの暖簾(のれん)の下、販売実習をさせて頂くことになります。

2016.4.1
緑化推進特別強調月間初日キャンペーンに参加

本校の農業クラブ員が、長野県緑の基金の国土緑化運動の普及・啓発を目的とした「緑化推進特別強調月間」の初日キャンペーンへの協力をしてきました。 内容は、長野県庁へ行き、知事と副知事に募金の協力の呼びかけをお願いするために訪問しました。また県庁内で募金活動を行ってきました。 本校の他にも、長野西高校、更級農業高校、屋代南高校の高校生が参加していました。

本校の生徒が代表して、阿部知事、太田副知事、中島副知事に募金の趣旨説明を行い、募金の呼びかけをお願いしました。 知事から協力していただける旨の言葉を頂きました。

その後、高校ごとに募金活動を行いました。本校の生徒は、県庁内の林務部、環境部、教育委員会事務局で募金活動を行いました。 みなさん快く募金に協力していただきました。ありがとうございました。