ごあいさつ


諏訪実業高等学校定時制のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校定時制は、昭和23年4月に諏訪市立諏訪実業高等学校定時制として開校し、途中県立移管を経て、70年を超える歴史を重ねてまいりました。現在は、本県諏訪地区で唯一の夜間定時制課程普通科の高等学校となっています。
 本校定時制は校訓「誠実」「自発」のもと、働きながら学び、これまでに巣立った卒業生の皆さんは三千五百名を超え、社会のさまざまな分野で、県内はもちろん全国各地で活躍されています。
 本校定時制に入学する生徒の多くは、それぞれの事情を抱え、様々な想いを持って来ています。そのような生徒の皆さんだからこそ、一人ひとりが未来に向けての大きな可能性をもった存在であると私たち教職員は考えます。そうした生徒一人ひとりのニーズに応えるべく、教職員一同、一致団結して生徒一人ひとりの夢の実現に向けたきめ細やかな教育活動を展開することを目指しています。
 令和5年度は19名の1年生を迎え、各学年1クラス、全4クラス、計50名が在籍してスタートしました。生徒一人一人の個性や適性を見極め、就労支援を含むキャリア教育を実践しながら、生徒に寄り添った授業を展開してまいります。
この地に真摯に定時制での学びを求める若人ある限り、本校定時制の灯りが消えることはありません。本校定時制がそんな皆さんの希望の灯りとなり続けるよう、先輩諸氏が築かれた伝統をさらに充実させてまいります。
これからも皆様方の変わらぬ御支援・御協力をよろしくお願い申し上げます。


令和5年4月

長野県諏訪実業高等学校長 加藤 泰久